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豊明卸問屋マガジン

ビカクシダを仕入れたのに売れない!在庫が増える店舗が見直したい5つのポイント

植物の仕入れ

ビカクシダを仕入れたのに売れない!在庫が増える店舗が見直したい5つのポイント

「人気があると聞いてビカクシダを仕入れたのに、なかなか売れない」「珍しい品種を揃えたのに在庫が減らない」と悩んでいませんか?ビカクシダはインテリアグリーンとして注目されている一方、品種やサイズ、価格帯、仕立て方によって購入する顧客層が変わります。そのため、人気だけを理由に仕入れると売れ残ることがあります。今回は、ビカクシダ仕入れ後の在庫を減らし、回転率を高めるために確認したいポイントを具体的な数字とともに紹介します。

品種・サイズ・価格・在庫期間を記録して売れ残りを減らす

ビカクシダを仕入れる際、「人気植物だから置いておけば売れる」と考えるのは注意が必要です。確かにビカクシダは特徴的な葉姿を持ち、壁掛けなどでも楽しめる魅力的な植物ですが、一般的な観葉植物とは購入目的が異なる場合があります。

まず確認したいのが「誰に販売するのか」です。

初心者のお客様とビカクシダを何種類も育てている愛好家では、求める商品が大きく異なります。初心者であれば管理しやすく購入しやすい商品、愛好家であれば特徴的な葉姿や希少性のある品種などが選択肢になります。

仕入れでは、この顧客層を考えて価格帯を3段階程度に分ける方法があります。

たとえば、購入しやすい価格帯の商品を売場全体の50%、中価格帯を30%、希少性や仕立てに特徴のある商品を20%程度にします。高価格帯だけに偏らないことで、初めてビカクシダを購入する人にも提案しやすくなります。

次に重要なのがサイズです。

大型のビカクシダは存在感がありますが、店舗では展示スペースを多く必要とします。また、購入する側も設置場所を確保する必要があります。そのため、最初の仕入れでは小型から中型を中心にし、大型株は全体の10〜20%程度に抑えるなど、売場面積に合わせて調整するとよいでしょう。

3つ目は「仕立て方」です。

ビカクシダはポット苗だけでなく、板付けや吊り下げなどの販売方法があります。同じ植物でも板付けにすると壁面へ展示できるため、購入後のイメージを伝えやすくなります。

たとえば10株を仕入れた場合、6株をポット苗、3株を板付け、1株を大型のディスプレイ商品として展開するなど、見せ方に変化をつける方法があります。

4つ目は販売期間の管理です。

仕入れ日を記録していない店舗では、「この商品が何日売れていないのか」が分からなくなります。そこで、商品ごとに入荷日を記録し、7日、30日、60日というタイミングで販売状況を確認します。

30日以内に売れた商品は次回も同程度の数量を仕入れる、60日以上残った商品は仕入れ数量を半分にするなど、具体的なルールを設定すると感覚に頼った発注を減らせます。

5つ目は売場の見せ方です。

ビカクシダは棚へ並べるだけでは、特徴的な魅力が十分伝わらないことがあります。特に板付け商品なら、実際に壁へ3〜5株程度展示することでインテリアとしての使用イメージが伝わります。

さらに「壁に飾れる観葉植物」「初めてのビカクシダにおすすめ」など、短いPOPを付ける方法もあります。

オンライン販売の場合も同様です。正面写真だけでなく、横から見た写真、株元、葉の状態、壁に飾ったイメージなど、最低でも3〜5枚程度の画像を掲載すると商品の特徴を伝えやすくなります。

また、仕入れ数量そのものを定期的に見直すことも重要です。

たとえば毎月20株を仕入れているのに、月間販売数が10株なら、単純計算では毎月10株ずつ在庫が増えていきます。3か月続けば30株の余剰在庫になる可能性があります。

この場合、次回仕入れを10〜12株程度まで減らし、在庫が適正量に戻ってから再調整するという考え方ができます。

ビカクシダの仕入れでは「売れる商品を探す」だけでなく、「売れた数量を把握して次回仕入れに反映する」ことが大切です。週1回在庫数を確認し、月1回仕入れ数量を見直すだけでも、余分な在庫を把握しやすくなります。

人気や感覚だけに頼らず、品種、サイズ、価格、販売期間、販売数量という5つの数字を記録することで、自店に適したビカクシダ仕入れの基準を作っていきましょう。

よくある質問

Q1. ビカクシダが売れない場合、最初に何を確認すればよいですか?

A. まず入荷日と販売数を確認しましょう。30日、60日など期間を決め、長期間動いていない商品を把握することが重要です。

Q2. ビカクシダは何種類くらい仕入れるとよいですか?

A. 初めての場合は3〜5品種程度から始め、品種ごとの販売状況を確認する方法があります。一度に多品種を大量仕入れするより管理しやすくなります。

Q3. 大型株は多く仕入れたほうがよいですか?

A. 大型株は売場で目立ちますが、展示場所を必要とします。最初は仕入れ全体の10〜20%程度にするなど、売場面積に合わせて調整しましょう。

Q4. 在庫はどのくらいの頻度で確認すればよいですか?

A. 週1回程度の在庫確認と、月1回程度の仕入れ数量の見直しを行うと販売状況を把握しやすくなります。

Q5. ネット販売ではどんな写真が必要ですか?

A. 正面だけでなく、横、株元、葉の状態、使用イメージなど3〜5枚程度掲載すると、商品の特徴を伝えやすくなります。

まとめ

ビカクシダを仕入れたのに売れない場合は、品種だけでなく価格帯、サイズ、仕立て方、販売期間、展示方法を確認しましょう。特に30日・60日という基準で在庫を確認し、売れ行きに応じて次回の仕入れ数量を調整することが重要です。週1回の在庫確認と月1回の発注見直しを習慣化し、売れる商品へ仕入れを集中させることで、余剰在庫を抑えた売場づくりにつながります。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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