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豊明卸問屋マガジン

店舗ごとにエアプランツ在庫が偏る!複数店舗の仕入れ過多と欠品を減らす管理方法

植物の仕入れ

店舗ごとにエアプランツ在庫が偏る!複数店舗の仕入れ過多と欠品を減らす管理方法

「A店ではエアプランツが余っているのに、B店では欠品している」「複数店舗で同じ数量を仕入れたら、店舗ごとに売れ方がまったく違った」と困っていませんか?エアプランツ仕入れを複数店舗で行う場合、全店に同じ商品を同じ数量ずつ配分するだけでは、在庫の偏りが起こりやすくなります。立地、客層、売場面積などによって売れ筋は変わるため、店舗別の販売データをもとに発注量を調整することが重要です。今回は、複数店舗を運営している事業者向けに、欠品と過剰在庫を減らすエアプランツの仕入れ・在庫配分方法を紹介します。

店舗別販売数と在庫移動で過多と欠品を減らす

【全店舗に同じ数を送らない】

例えば3店舗でエアプランツを販売している場合、90株を各店30株ずつ配分すると管理は簡単です。

しかしA店が月40株、B店が月20株、C店が月10株しか売れないなら、この配分ではA店が欠品し、C店に在庫が残る可能性があります。

まず店舗ごとの月間販売数を確認しましょう。

過去3か月の平均販売数を使うと、より安定した配分がしやすくなります。

【販売比率で配分する】

例えば3店舗の月間販売数がA店40株、B店20株、C店10株なら、合計70株です。

販売比率はおおよそA店57%、B店29%、C店14%となります。

次回70株を仕入れる場合、A店40株、B店20株、C店10株程度を基準に配分できます。

全店均等ではなく、実績に比例させることで在庫の偏りを減らしやすくなります。

【品種別でも店舗差を見る】

店舗によって売れる品種が違う場合もあります。

例えばA店では小型商品がよく売れ、B店では大型商品への需要が高いなどです。

全店共通で「小型60%・中型30%・大型10%」にするのではなく、店舗別の実績に合わせて変更しましょう。

例えばA店は小型70%、B店は中型40%など、店舗ごとの比率を作ります。

【週1回在庫を一覧で確認する】

複数店舗では、各店が個別に在庫を持っていると全体像が分かりにくくなります。

最低でも週1回、店舗別の在庫数を一覧にしましょう。

例えば毎週月曜日に「A店12株、B店3株、C店18株」などを確認します。

この場合、C店からB店へ5株移動すれば、新たな仕入れをせずに欠品を防げる可能性があります。

【店舗間移動を活用する】

売れ残っている店舗から、売れている店舗へ商品を移動する方法があります。

例えばC店で30日以上残っている商品が10株あり、A店では同品種が欠品しているなら、5株程度移動します。

新しく仕入れる前に店舗間で在庫調整することで、全社在庫を増やさず販売機会を確保できます。

ただし移動中の傷みを防ぐため、梱包や輸送方法にも注意しましょう。

【発注は全社在庫を見てから行う】

A店で在庫ゼロだからといって、すぐ仕入れ先へ発注するのではなく、他店在庫を確認します。

3店舗合計で20株残っているなら、まず店舗間移動を検討します。

それでも不足する場合に追加発注します。

「店舗在庫」ではなく「全社在庫」で判断するルールを作ることで、過剰仕入れを抑えやすくなります。

【各店舗に発注点を設定する】

店舗別に販売速度が異なるため、発注点も変えましょう。

例えばA店で週8株売れるなら在庫10株を発注点、C店で週2株なら在庫3株を発注点にするなどです。

全店舗一律「残り5株で発注」では、売れ方に合わない可能性があります。

販売速度と納期をもとに、店舗ごとの基準を作ることが大切です。

【月1回店舗別の販売率を比較する】

例えばA店が月30株仕入れて27株販売なら販売率90%、B店が30株中18株なら60%、C店が30株中9株なら30%です。

この結果なら、次月はA店を増やし、C店を減らす判断ができます。

店舗別に販売率を月1回確認し、3か月程度の傾向を見て配分比率を調整しましょう。

【仕入れ予算も店舗実績に合わせる】

各店舗へ同じ仕入れ予算を割り当てるのではなく、販売実績に応じて調整する方法があります。

例えば月間仕入れ予算100,000円を3店舗へ均等に約33,000円ずつ配るのではなく、販売比率が50%、30%、20%なら50,000円、30,000円、20,000円程度にします。

もちろん新店舗や強化店舗では戦略的に予算を増やす場合もありますが、基本は売れ方に合わせることで在庫効率を高めやすくなります。

【共通の在庫表を作る】

複数店舗で管理する場合は「店舗名」「品種」「在庫数」「先月販売数」「入荷日」「30日超在庫」の6項目程度を共通フォーマットにまとめると便利です。

店舗ごとに管理方法が違うと比較できません。

週1回在庫を更新し、月1回販売実績を集計すれば、どの店舗へ何株仕入れるべきか判断しやすくなります。

よくある質問

Q1. 複数店舗には同じ数量を仕入れるべきですか?

A. 店舗ごとの販売速度が異なるため、過去の販売数に応じて数量を変える方が在庫を効率化しやすくなります。

Q2. 在庫確認はどのくらいの頻度で行いますか?

A. 店舗別在庫を週1回程度一覧化し、月1回販売率を確認する方法がおすすめです。

Q3. 他店舗へ在庫を移動してもよいですか?

A. 店舗間移動が可能な運営なら有効です。新規仕入れ前に全社在庫を確認すると過剰在庫を防ぎやすくなります。

Q4. 発注点は全店舗同じでよいですか?

A. 販売速度が違うため、店舗ごとに設定する方が欠品と余剰在庫の両方を防ぎやすくなります。

Q5. 店舗別に何を記録すればよいですか?

A. 在庫数、販売数、入荷日、販売率、長期在庫などを共通フォーマットで管理すると比較しやすくなります。

まとめ

複数店舗でエアプランツを仕入れる場合は、全店舗へ同じ数量を配るのではなく、店舗別の販売実績から数量を決めることが重要です。A店40株、B店20株、C店10株売れるなら、その比率に近い数量を配分します。また、週1回全店舗の在庫を確認し、余っている店舗から欠品店舗へ移動できれば、新しく仕入れずに在庫を活用できます。月1回販売率を比較し、3か月程度の傾向から仕入れ予算や発注点も調整しましょう。「店舗単位」だけでなく「全社在庫」でエアプランツ仕入れを考えることが、複数店舗の在庫効率を高めるポイントです。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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