豊明卸問屋マガジン
人気の記事
エアプランツをネット販売したいけど仕入れが難しい!EC向けの商品選びと在庫管理
植物の仕入れ
エアプランツをネット販売したいけど仕入れが難しい!EC向けの商品選びと在庫管理
「エアプランツをネットショップで販売したいけれど、どの商品を仕入れればよいか分からない」「実店舗と同じ仕入れ方でよいのか不安」と感じていませんか?ECでエアプランツを販売する場合、店頭販売とは違った視点で商品を選ぶ必要があります。お客様は実物を手に取れないため、サイズ、株姿、商品説明、写真などの情報が購入判断に大きく影響します。また、注文後に商品がないという事態を避けるため、在庫管理も重要です。今回は、オンラインショップでエアプランツを販売する事業者向けに、仕入れ品種の選び方、在庫数、商品ページ作成までを見据えた仕入れ方法を解説します。
サイズの安定性と在庫連動を重視してEC向け商品を選ぶ
【ECではサイズが安定した商品を選ぶ】
ネット販売では、お客様が実物を確認できません。
そのため、同じ商品名でもサイズ差が大きすぎる商品は、販売後のトラブルにつながる可能性があります。
例えば「約10〜15cm」の範囲に収まる商品と、「5〜20cm」と個体差が大きい商品では、前者の方が商品ページを作りやすくなります。
エアプランツ仕入れの際は、価格だけでなくサイズのばらつきも確認しましょう。
初回20〜30株程度を仕入れ、実際のサイズを測ってみる方法も有効です。
【最初は5〜8品種程度に絞る】
ECサイトでは商品数を増やしたくなりますが、最初から30種類、50種類を掲載すると在庫管理が複雑になります。
初めてなら5〜8品種程度からスタートする方法があります。
例えば6品種を各5株ずつ仕入れれば合計30株です。
これなら商品ページも6ページ程度から作成でき、品種ごとの売れ行きも比較しやすくなります。
販売データが蓄積したら毎月1〜2品種ずつ追加していく方法もあります。
【商品写真を撮影しやすい株を選ぶ】
ネット販売では写真が重要です。
葉が極端に絡み合っていたり、個体差が大きすぎたりすると、商品写真と実物との差が生じやすくなります。
仕入れ先の商品画像をそのまま使用するのではなく、可能であれば実際に届いた商品を自社で撮影しましょう。
正面、斜め、上から、サイズ比較の4枚程度を用意すると、商品の特徴を伝えやすくなります。
仕入れ時から「写真で魅力が伝わる商品か」という視点を持つことが重要です。
【在庫数をリアルタイムに近づける】
ECでは注文後の欠品を避けるため、実在庫とサイト上の在庫数をできるだけ一致させる必要があります。
例えば10株仕入れた商品を、店頭とECの両方で販売する場合は注意が必要です。
店頭で2株売れたのにEC在庫が10株のままだと、注文数によっては欠品します。
最低でも1日1回、可能であれば販売ごとに在庫数を更新できる仕組みを作りましょう。
【売れ筋は5〜10株程度の在庫を持つ】
ECでは広告やSNS投稿によって、短期間に注文が集中することがあります。
そのため、定番の売れ筋については一定の在庫を確保する方法があります。
例えば週3株程度売れる商品なら、5〜10株程度を目安に在庫を持ち、残り3株になったら追加発注するなどルールを作ります。
一方、月1株しか売れない商品を10株持つ必要はありません。
販売速度に応じて在庫数を変えることが重要です。
【送料を考えて商品サイズを選ぶ】
EC販売では、仕入れ後にお客様へ発送する送料も考慮する必要があります。
大型エアプランツは魅力がありますが、梱包箱が大きくなれば配送コストが上がる場合があります。
小型、中型、大型それぞれを梱包した場合の箱サイズと送料を確認し、販売価格に反映させましょう。
例えば小型株は60サイズ、中型は80サイズなど、自社内で発送基準を作っておくと利益計算がしやすくなります。
【梱包テストを行う】
新しい品種を仕入れたら、販売前に一度梱包テストをする方法があります。
実際に箱へ入れ、葉が折れやすくないか、商品が箱の中で動かないか確認します。
例えば高さ20cmの商品なら、箱内に3〜5cm程度余裕を持たせるなど、品種ごとの梱包方法を決めておきます。
仕入れ価格が安くても、梱包が難しく破損率が高い商品はEC販売には向かない場合があります。
【返品や問い合わせの原因を記録する】
ネット販売では、お客様からの問い合わせ内容も次回仕入れの重要なデータになります。
例えば1か月で「思ったより小さい」という問い合わせが5件あれば、サイズ表記や仕入れ商品の見直しが必要です。
「写真と形が違う」という声が多ければ、個体差が大きい商品の販売方法を変更する必要があります。
月1回程度、問い合わせ内容を集計し、仕入れと商品ページの両方を改善しましょう。
よくある質問
Q1. EC販売用のエアプランツは何種類くらいから始めればよいですか?
A. 初めてなら5〜8品種程度から始めると、商品ページ作成と在庫管理の負担を抑えやすくなります。
Q2. 1品種何株くらい仕入れればよいですか?
A. 初回は3〜5株程度から試し、売れ筋については5〜10株程度へ増やす方法があります。
Q3. 商品写真は何枚くらい必要ですか?
A. 正面、斜め、上から、サイズ比較など3〜5枚程度あると商品の特徴を伝えやすくなります。
Q4. 店舗とECで在庫を共有できますか?
A. 可能ですが、在庫数の更新が遅れると欠品するため、最低でも1日1回程度は確認する必要があります。
Q5. 大型エアプランツもEC販売できますか?
A. 可能ですが、梱包サイズや送料、破損リスクを事前に確認し、利益が残るか計算することが重要です。
まとめ
EC向けのエアプランツ仕入れでは、見た目の良さだけでなく、サイズの安定性、撮影のしやすさ、梱包性、在庫管理まで考えることが重要です。最初は5〜8品種、合計20〜30株程度からスタートし、商品ごとの販売速度を確認しましょう。売れ筋は5〜10株程度の在庫を持ち、在庫が一定数まで減ったら追加発注するルールを作ります。また、商品写真は3〜5枚程度用意し、サイズを具体的な数値で掲載することで、お客様との認識差を減らしやすくなります。仕入れ、商品ページ、在庫、発送までを一つの流れとして設計することが、ECで安定してエアプランツを販売するポイントです。
植物の仕入れに関する情報を確認できます。
