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観葉植物市場で仕入れた在庫が棚卸しで合わない!数量差を減らす管理ルール
植物の仕入れ
観葉植物市場で仕入れた在庫が棚卸しで合わない!数量差を減らす管理ルール
観葉植物市場から多くの商品を仕入れていると、「帳簿上は10鉢あるのに実際は8鉢しかない」「棚卸しのたびに在庫数が合わない」と困ることがあります。観葉植物は商品移動が多く、店頭、バックヤード、管理スペースなど複数の場所に分かれやすいため、在庫数のズレが発生しやすい商品です。在庫情報が正しくなければ、必要のない商品を追加仕入れしたり、欠品に気づかなかったりする原因になります。今回は、観葉植物市場での仕入れから販売までの数量差を減らすために、入荷・移動・販売・廃棄を数字で管理する方法を解説します。
帳簿と実在庫の差を在庫差率で毎月把握する
観葉植物市場で仕入れ管理を改善するうえで、在庫数が正確であることは非常に重要です。
たとえば管理表ではモンステラが10鉢あることになっているのに、実際には6鉢しかない場合、差は4鉢、40%です。
この状態で「10鉢あるから仕入れ不要」と判断すると、実際には在庫不足が発生する可能性があります。
逆に管理表3鉢、実在庫8鉢なら、不要な追加仕入れをして過剰在庫になる可能性があります。
そこで最初に、在庫差を数字で把握します。
月末在庫200鉢に対し、帳簿との差が10鉢あった場合、在庫差率は5%です。
翌月6鉢なら3%、その次2鉢なら1%です。
まず自店の現在の差率を知ることが第一歩です。
数量差の原因を分類し記録方法から改善する
次に、在庫がズレる原因を4〜6項目程度に分類します。
代表的なのは「入荷登録漏れ」「販売処理漏れ」「廃棄記録漏れ」「売場移動」「返品・交換」「数量数え間違い」などです。
たとえば1か月で10鉢の差があり、その原因が廃棄記録5鉢、移動ミス3鉢、入荷登録2鉢だった場合、半分は廃棄処理が原因です。
この場合、棚卸し回数を増やすだけでなく、廃棄時の記録方法を改善する必要があります。
到着当日に品種・数量・仕入日を登録する
まず入荷時は「市場で買った数量」と「店舗に到着した数量」を確認します。
50鉢仕入れた場合、店舗到着時に50鉢あるかを確認し、その日のうちに在庫へ登録します。
大量入荷の場合、50鉢、100鉢とまとめて記録すると品種ごとの入力漏れが起こる可能性があります。
そこで入荷リストを使い、「品種」「数量」「仕入日」の3項目だけでも確認します。
店頭・バックヤード・確認中で保管場所を分ける
次に、商品移動です。
売場Aから売場Bへ移しただけなら総在庫は変わりませんが、スタッフが在庫確認時に片方しか見ないと数量差のように見えることがあります。
そのため保管場所を「店頭」「バックヤード」「状態確認中」の3区分程度にします。
たとえば総在庫20鉢のうち店頭12鉢、バックヤード6鉢、状態確認中2鉢という形です。
どこに何鉢あるかを分けるだけでも探す時間を減らせます。
廃棄数量をその都度処理し帳簿残りを防ぐ
廃棄や値下げ処理も重要です。
状態が悪くなった植物を処分したものの、管理表から減らしていなければ帳簿在庫だけ残ります。
そこで廃棄する場合は、その日のうちに数量を記録するルールを作ります。
月10鉢廃棄する店舗で、毎回まとめて月末に入力しようとすると漏れが発生しやすくなります。
1回30秒程度でも、その都度処理する方が正確です。
売れ筋と高単価商品の確認頻度を上げる
棚卸し頻度については、すべての商品を毎日数える必要はありません。
売れ筋上位10〜20品種は週1回、その他の商品は月1回など重要度で分けます。
たとえば売れ筋20品種を毎週月曜日に確認し、月末に全商品を確認します。
売れ筋商品で在庫差が見つかれば、1か月待たずに修正できます。
さらに、高単価商品は鉢数が少なくても金額への影響が大きいため、別管理する方法があります。
仕入れ原価1万円の商品が1鉢合わない場合、原価500円の商品20鉢分に相当します。
そのため「1万円以上の商品は週1回」など、金額基準で確認頻度を上げることも有効です。
部分棚卸しと差異原価で改善目標を追う
棚卸し作業時間も記録しましょう。
全在庫500鉢を月末に一度だけ数え、3時間かかっている場合、週1回小分けで確認することで月末作業を2時間まで減らせる場合があります。
たとえば毎週15分の部分棚卸しを4回で1時間、月末2時間なら合計3時間なので時間は同じですが、在庫差を早く発見できるメリットがあります。
さらに作業が慣れれば週10分、月末1時間30分など短縮できる可能性もあります。
在庫差は「数量」だけでなく「金額」でも確認します。
差が5鉢でも、すべて500円の商品なら2,500円ですが、1万円の商品5鉢なら5万円です。
月1回、「差異鉢数」と「差異原価」の2つを見ることで、優先的に改善すべき商品が分かります。
目標値を設定する方法もあります。
現在の在庫差率が5%なら、3か月で3%、6か月で1%以下を目指すなど段階的に改善します。
在庫500鉢で5%なら25鉢の差ですが、1%なら5鉢です。20鉢分のズレを減らせることになります。
観葉植物市場での仕入れを正確に行うには、「買った数量」だけではなく、入荷、移動、販売、廃棄まで同じルールで記録することが重要です。在庫差を月1回数字で確認し、ズレの原因を一つずつ減らしていきましょう。
よくある質問
Q1. 在庫差率はどう計算すればよいですか?
A. 実在庫と帳簿在庫の差を在庫数で比較します。200鉢に対して10鉢差があれば5%が一つの目安です。
Q2. 在庫が合わない主な原因は何ですか?
A. 入荷登録漏れ、販売処理漏れ、廃棄記録漏れ、商品移動などが考えられます。
Q3. 棚卸しは毎日必要ですか?
A. すべて毎日行う必要はありません。売れ筋10〜20品種は週1回、全体は月1回などに分ける方法があります。
Q4. 高単価商品は別管理した方がよいですか?
A. はい。1鉢の在庫差でも金額が大きいため、週1回など確認頻度を高める方法があります。
Q5. 廃棄した商品はいつ在庫から減らすべきですか?
A. 可能な限りその日のうちに処理すると記録漏れを防ぎやすくなります。
まとめ
観葉植物市場から仕入れた商品の在庫が棚卸しで合わない場合は、入荷・販売・移動・廃棄の4工程を見直しましょう。月末200鉢中10鉢の差なら在庫差率5%です。この数字を3%、1%と減らすことを目標にします。売れ筋10〜20品種や高単価商品は週1回、それ以外は月1回確認する方法も有効です。また、在庫差は鉢数だけでなく原価金額でも確認しましょう。正確な在庫情報を維持することで、観葉植物市場での不要な追加仕入れや欠品を減らし、仕入れ判断の精度を高められます。
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