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豊明卸問屋マガジン

観葉植物市場で仕入れた商品が欠品続き!売れ筋を切らさない在庫補充のタイミング

植物の仕入れ

観葉植物市場で仕入れた商品が欠品続き!売れ筋を切らさない在庫補充のタイミング

観葉植物市場で売れ筋の商品を仕入れているのに、「気づいたら在庫がゼロになっていた」「お客様から欲しいと言われたときに商品がない」と困ることがあります。欠品は在庫ロスがないという点では良く見えますが、販売機会を失い、他店へお客様が流れる原因になる可能性もあります。特に毎週安定して売れる定番商品は、在庫がゼロになってから仕入れるのでは遅い場合があります。今回は、観葉植物市場で売れ筋を切らさないために、週間販売数、安全在庫、発注点を使って補充タイミングを決める方法を解説します。

週間販売数と安全在庫から発注点を決める

観葉植物市場での欠品を減らすためには、「在庫がなくなったら買う」という仕入れ方法から、「なくなる前に補充する」方法へ変える必要があります。

まず確認したいのが、商品ごとの週間販売数です。

たとえばある定番植物が直近4週間で「6鉢、5鉢、7鉢、6鉢」売れている場合、週平均は6鉢です。

市場へ週1回仕入れに行くのであれば、少なくとも次の7日間で6鉢程度必要になると考えられます。

しかし、毎週必ず6鉢とは限りません。そこで安全在庫を設定します。

たとえば安全在庫を3鉢とした場合、最低でも9鉢程度を確保できるようにします。現在庫が4鉢なら、次回仕入れでは5鉢以上補充する必要があります。

さらに有効なのが「発注点」を決めることです。

週平均6鉢売れる商品で、安全在庫3鉢なら、在庫が9鉢程度になった時点で次回仕入れ候補に入れるなどのルールを作ります。

仕入れ頻度・欠品回数・問い合わせから補充量を直す

月2回しか仕入れできない店舗なら考え方は変わります。14日間で約12鉢売れるため、安全在庫3鉢を加えて15鉢程度が必要になります。

このように、同じ商品でも仕入れ頻度によって持つべき在庫は異なります。

次に欠品回数を記録します。月4回の仕入れで、ある商品が3回欠品していた場合、欠品率は非常に高い状態です。

3か月間で12回確認し、そのうち4回在庫ゼロだったなら、約33%のタイミングで欠品していたことになります。

この商品については、仕入れ数量を10〜20%増やす、安全在庫を2鉢から4鉢へ増やす、仕入れ時期を早めるなどの対策を検討します。

また、欠品による機会損失も把握しましょう。

在庫切れ中に「この植物はありませんか」と1週間で5件聞かれ、そのうち通常販売価格が3,000円の商品だった場合、単純に最大1万5,000円分の販売機会があった可能性があります。

もちろん問い合わせ全員が購入するとは限りませんが、問い合わせ件数を記録することで欠品の影響を判断できます。

売れ筋をA・B・C分類して確認頻度を変える

そこで、売れ筋上位10〜20品種について「週間販売数」「現在庫」「欠品回数」「問い合わせ件数」を週1回確認します。

すべての植物を細かく管理する必要はありません。まず売上の大きい商品から始めます。

さらに、売れ筋商品の中でもA・B・Cに分類すると管理しやすくなります。

A商品は絶対に欠品させたくない定番商品、B商品は多少欠品しても代替可能な商品、C商品は一点物や新商品です。

たとえば主要20品種のうちAを5品種、Bを10品種、Cを5品種と分類します。A商品は週2回在庫確認、B商品は週1回、C商品は通常管理というように確認頻度を変えます。

週2回確認する場合、月曜日と木曜日など曜日を固定すると習慣化しやすくなります。

また、欠品を恐れて仕入れすぎないことも重要です。週6鉢売れる商品を安全だからと30鉢仕入れれば約5週間分です。

観葉植物は管理が必要なため、過剰在庫になると別の問題が発生します。目標は「欠品ゼロ」ではなく、「過剰在庫を増やさず欠品を減らす」ことです。

欠品率と在庫日数から季節ごとの発注点を更新する

おすすめは、欠品率と在庫日数を同時に見ることです。

欠品率が高く在庫日数が短い商品は仕入れ増量候補、欠品率が低く在庫日数が長い商品は仕入れ減量候補になります。

たとえば商品Aは平均在庫10日、欠品率30%なら少し増やす。商品Bは平均在庫50日、欠品率0%なら減らすという判断ができます。

季節によっても発注点は変える必要があります。春に週10鉢、冬に週3鉢しか売れない商品なら、年間同じ安全在庫にする必要はありません。

主要商品については3か月ごとに週間販売数を再計算し、発注点を更新するとよいでしょう。

観葉植物市場で売れ筋を切らさないためには、在庫ゼロを確認してから動くのではなく、週販売数と安全在庫から「何鉢になったら仕入れるか」を事前に決めることが重要です。

売れ筋上位10〜20品種だけでも週1回数字を確認することで、販売機会を守りながら過剰在庫も抑えやすくなります。

よくある質問

Q1. 売れ筋商品の補充タイミングはどう決めればよいですか?

A. 週間販売数、次回仕入れまでの日数、安全在庫を使って発注点を設定すると判断しやすくなります。

Q2. 安全在庫は何鉢くらい必要ですか?

A. 商品や仕入れ頻度によりますが、週間販売数の20〜50%程度を追加する方法があります。

Q3. 売れ筋商品は毎日確認すべきですか?

A. すべて毎日見る必要はありません。特に重要な5品種程度は週2回、その他の売れ筋は週1回など優先順位をつけると効率的です。

Q4. 欠品回数は記録した方がよいですか?

A. はい。3か月で何回欠品したかを確認すると、仕入れ量や安全在庫が適切か判断しやすくなります。

Q5. 欠品を防ぐため大量に仕入れてもよいですか?

A. 過剰在庫につながるため注意が必要です。欠品率と平均在庫日数の両方を見ながら数量を調整しましょう。

まとめ

観葉植物市場で売れ筋商品の欠品を減らすには、在庫がなくなってから仕入れるのではなく、発注点を事前に決めることが重要です。週平均6鉢売れる商品なら、次回仕入れまでの日数と安全在庫を考慮して必要数量を計算しましょう。売れ筋上位10〜20品種について週1回、特に重要な5品種程度は週2回確認すると欠品を早めに防ぎやすくなります。また、3か月ごとに欠品回数と平均在庫日数を見直し、数量を10〜20%ずつ調整することも有効です。観葉植物市場で「売れる商品を切らさない仕組み」を作ることで、過剰在庫を増やさず販売機会を確保しやすくなります。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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