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豊明卸問屋マガジン

観葉植物市場で売れ筋が急に変わる!月ごとの人気変化に対応する仕入れ方法

植物の仕入れ

観葉植物市場で売れ筋が急に変わる!月ごとの人気変化に対応する仕入れ方法

観葉植物市場で仕入れをしていると、「先月までよく売れていた商品が急に動かなくなった」「今まで売れなかった品種が突然人気になった」といった変化が起こります。観葉植物の売れ筋は季節、SNS、テレビ、店舗ディスプレイ、価格、入荷状況などさまざまな要因によって変動します。過去の売れ筋だけを基準に同じ商品を仕入れ続けると、変化に対応できず在庫が増える可能性があります。今回は、月ごとの人気変化を早く把握し、観葉植物市場で柔軟に仕入れ内容を調整する方法を具体的に解説します。

4週間と12週間のランキングで直近の伸びを捉える

観葉植物市場で売れ筋の変化に対応するには、「年間ランキング」だけを見るのではなく、直近の変化を確認することが重要です。

たとえば年間販売数ではA商品が1位でも、直近4週間では販売数が減っている可能性があります。反対に年間では20位の商品が、直近2週間で急に上位へ上がる場合もあります。

そこでおすすめなのが、「4週間ランキング」と「12週間ランキング」を同時に見る方法です。

たとえばA商品が12週間で60鉢、直近4週間で10鉢売れている場合、以前より販売速度が落ちている可能性があります。B商品が12週間で30鉢、直近4週間で18鉢なら、最近伸びている商品と判断できます。

この2つを比較することで、売れ筋の変化を早く見つけやすくなります。

前月比と販売理由から数量変更の候補を選ぶ

次に、前月比を計算します。ある商品が先月10鉢、今月15鉢売れた場合、販売数は50%増加しています。先月20鉢、今月10鉢なら50%減少です。

主要20品種程度について月1回前月比を確認し、「20%以上増加」「ほぼ横ばい」「20%以上減少」の3グループに分けます。

20%以上増加している商品は次回仕入れ数量を10〜20%程度増やす候補にします。一方、20%以上減少している商品は、現在庫を確認したうえで仕入れを抑えます。

ただし、1か月だけの変化で極端に判断するのは避けます。法人の大口注文があっただけで販売数が増えている場合もあるため、販売理由も記録します。

たとえば月20鉢のうち10鉢が1件の法人注文なら、一般客への人気が急上昇したわけではありません。

そこで「通常販売」「まとめ買い」「ギフト」「法人」のように販売理由を3〜4区分で記録すると、数字の背景が分かりやすくなります。

問い合わせと欠品を見て仕入れ量を段階調整する

また、問い合わせ件数も売れ筋変化の初期サインになります。実際の販売数がまだ増えていなくても、「この植物ありますか」という問い合わせが増えている場合があります。

例えば先月2件だった問い合わせが今月10件になれば5倍です。現在庫が少ないため販売につながっていない可能性もあります。

そのため、月1回「販売数」「問い合わせ数」「欠品回数」の3つを確認します。

売れ筋が変化したときは、仕入れ数量を一気に倍増させないことも重要です。たとえば通常10鉢仕入れていた商品が急に売れ始めても、次回20鉢ではなく12〜15鉢程度へ増やし、その後1〜2週間の販売状況を確認します。

一時的な流行だった場合でも、段階的な増量なら過剰在庫を抑えられます。

反対に売れ行きが落ちた商品も、即座に仕入れをゼロにする必要はありません。定番商品であれば、仕入れ数量を20〜30%減らして様子を見る方法があります。

月別上位品種から安定型とトレンド型を分ける

売れ筋商品の入れ替わりを把握するために、毎月上位10品種を記録しておくこともおすすめです。

たとえば1月から6月まで6か月分を並べると、毎月上位に入る定番商品と、特定の月だけ急上昇する商品が見えてきます。

毎月上位5位以内に入る商品は安定型、1〜2か月だけ上位に入る商品はトレンド型として扱うなど、仕入れ方法を変えられます。

観葉植物市場での仕入れでは、過去の成功パターンを大切にしながらも、「最近どう変わっているか」を確認することが重要です。

直近4週間、12週間、前月比、問い合わせ件数という4つの数字を月1回確認することで、人気の変化を早めに把握しやすくなります。売れ筋が動いたら10〜20%程度ずつ仕入れ数量を調整し、急激な変更を避けることが在庫リスクを抑えるポイントです。

よくある質問

Q1. 売れ筋商品の変化はどのくらいの頻度で確認すればよいですか?

A. 最低でも月1回、繁忙期や変化の大きい時期は週1回程度確認すると早く対応しやすくなります。

Q2. どの期間の販売データを見るとよいですか?

A. 直近4週間と12週間を比較すると、最近伸びている商品と長期的な定番商品を分けやすくなります。

Q3. 売上が20%増えたら仕入れも20%増やすべきですか?

A. 一度に増やしすぎず、まず10〜20%程度調整して1〜2週間の販売状況を見る方法がおすすめです。

Q4. 売れなくなった商品は仕入れをやめるべきですか?

A. 定番商品なら数量を20〜30%減らして様子を見るなど、段階的に調整するとよいでしょう。

Q5. 問い合わせ件数も重要ですか?

A. はい。販売数が増える前に問い合わせが増えることもあるため、人気変化の初期サインとして活用できます。

まとめ

観葉植物市場で売れ筋の変化に対応するためには、年間販売数だけではなく、直近4週間と12週間の販売数、前月比、問い合わせ件数を確認することが重要です。主要20品種程度について月1回チェックし、20%以上増えている商品、横ばい、20%以上減っている商品に分けると判断しやすくなります。仕入れ量は一度に倍増させず、10〜20%程度ずつ段階的に調整しましょう。毎月の上位10品種を記録することで、安定した定番と一時的なトレンドも見分けやすくなり、観葉植物市場で変化に強い仕入れができるようになります。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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