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【市場に行くと予定外の観葉植物を買い過ぎる!衝動仕入れを防ぐ具体的なルール】
植物の仕入れ
【市場に行くと予定外の観葉植物を買い過ぎる!衝動仕入れを防ぐ具体的なルール】
「買う予定がなかった観葉植物まで仕入れてしまう」「市場では魅力的に見えたのに、店に戻ると売り方に困る」と悩んでいませんか。観葉植物卸売市場には、定番商品から珍しい植物まで多くの商品が並ぶため、予定外の仕入れが増えやすい環境です。予定外の商品がすべて悪いわけではありませんが、積み重なると予算超過や長期在庫の原因になります。今回は、市場ならではの発見を活かしながら、衝動仕入れを減らすための具体的なルールを解説します。
自由仕入れ枠と上限数量で予定外の衝動仕入れを防止
観葉植物卸売市場へ行くと、事前の仕入れリストにはなかった商品に出会うことがあります。「樹形が良い」「珍しい」「いつもより安い」と感じると、予定外でも仕入れたくなるものです。
このような仕入れがすべて悪いわけではありません。むしろ、新しい売れ筋商品を発見するきっかけになることもあります。
問題は、予定外商品が毎回増え過ぎることです。
例えば1回の仕入れ予算20万円に対して、予定外商品を毎回3万円買っているとします。月4回市場へ行けば12万円、年間では144万円です。
この予定外仕入れが高い確率で売れていれば問題ありません。しかし30日以上残る商品が多ければ、資金と売場スペースを圧迫します。
1つ目の対策は「自由枠を決めること」です。
例えば1回20万円の仕入れなら、予定仕入れ18万円、自由枠2万円というように分けます。
自由枠は全体の5〜10%程度から始めると管理しやすいでしょう。
市場でどれだけ魅力的な商品を見つけても、自由枠を使い切ったら追加しないというルールにします。
2つ目は「予定外商品は最大3品種まで」と決めることです。
自由枠2万円だからと、10品種を少量ずつ仕入れるとSKUが増え過ぎます。
例えば予定外品種は1回3種類まで、1品種3鉢までとします。
市場へ月4回行くなら最大12品種です。それでも年間では144品種の新商品を試せます。
3つ目は「購入前に売場を想像すること」です。
予定外商品を見つけたら、「店のどこに置くか」を考えます。
入口、新着コーナー、ギフトコーナー、大型植物ゾーンなど具体的な場所が思い浮かばない場合は、見送る判断も必要です。
売場に置く場所がない商品は、仕入れ後にバックヤードへ回りやすくなります。
4つ目は「販売価格をその場で計算すること」です。
例えば市場価格2,800円の商品を見つけたとします。
送料や管理費を500円と考えると実質原価3,300円です。販売価格5,980円で売れる商品なのか、3,980円しか難しい商品なのかで判断は大きく変わります。
「安い」ではなく「利益を確保できる価格で売れるか」を確認しましょう。
5つ目は「過去に似た商品が売れたか」を確認することです。
珍しいフィカスを見つけた場合、過去に似た価格帯・サイズのフィカスが何日で売れたか確認します。
過去3商品がすべて60日以上残っているなら、今回も慎重に判断すべきです。
逆に14日以内に毎回売れているカテゴリーなら、新商品テストの価値があります。
6つ目は「買う理由を一言で記録すること」です。
「希少」「価格良好」「SNS向け」「法人向け」「売れ筋代替」など、仕入れ理由を記録します。
帰社後30日経って売れなかったとき、なぜ仕入れたのかを振り返れます。
理由が「なんとなく良かった」ばかりなら、衝動仕入れが多いサインです。
7つ目は「10分ルール」を作ることです。
高額な予定外商品は、その場ですぐ買わず、写真と価格を記録して10分程度市場を回ってから再確認します。
例えば1万円以上の商品は即決しない、5,000円以上なら一度保留するなど金額基準を作ります。
一度離れるだけでも冷静に判断しやすくなります。
8つ目は「予定外商品の30日販売率を見ること」です。
月に予定外商品を20鉢仕入れ、30日以内に15鉢売れれば販売率75%です。
一方、8鉢しか売れなければ40%です。
3か月連続で50%以下なら、自由枠を10%から5%へ減らすなど調整します。
9つ目は「値下げ率まで確認すること」です。
30日以内に売れても、値下げして販売しているなら成功とは限りません。
予定外商品20鉢のうち10鉢が定価、5鉢が20%値下げ、5鉢が在庫なら、次回は仕入れ基準を厳しくする必要があります。
10個目は「予定外商品の中から定番候補を見つけること」です。
衝動仕入れ対策は、予定外商品を完全に禁止することではありません。
例えば3鉢試し、7日で完売した商品を次回6鉢、さらに14日以内に完売したら12鉢へ増やします。
3回連続で30日以内に80%以上販売できれば、予定外品ではなく正式な定番候補として扱えます。
11個目は「売れなかった予定外商品を一覧化すること」です。
半年間で10品種が長期在庫になった場合、価格帯やサイズに共通点がないか確認します。
例えば「仕入れ5,000円以上の商品が残りやすい」「8号以上が残る」など傾向が分かれば、次回市場で判断しやすくなります。
12個目は「市場へ行く前に予算残高を確認すること」です。
月間予算50万円で既に45万円使用しているのに、予定外商品を5万円買うと予算を使い切ります。
市場へ行く前の5分で「今月残りいくら使えるか」を確認するだけでも、衝動仕入れを減らせます。
13個目は「スタッフ間で自由枠を共有すること」です。
複数の担当者が市場へ行く場合、それぞれが10%自由枠を使うと全体では予定以上になります。
月間自由枠5万円なら、A担当3万円、B担当2万円など共通予算として管理します。
14個目は「市場で見つけた商品を買わずに記録する習慣」を作ることです。
気になる商品は必ず仕入れる必要はありません。
写真、品種名、価格、生産者を記録し、次回まで販売スタッフや顧客反応を確認する方法もあります。
1回見送っても次週同じ商品があり、さらに店舗でも需要が確認できたなら仕入れ判断の精度は上がります。
観葉植物卸売市場では、予定外の商品との出会いが仕入れの面白さでもあります。しかし、自由枠・数量上限・販売価格・売場位置の4つを決めることで、発見の機会を残しながら買い過ぎを防ぐことができます。
よくある質問
Q1. 予定外商品は一切買わないほうがよいですか?
A. いいえ。新しい売れ筋を発見できるため、仕入れ予算の5〜10%程度を自由枠として設ける方法があります。
Q2. 予定外商品は何鉢までがよいですか?
A. 初回は1品種2〜3鉢程度に抑え、販売反応を確認すると安全です。
Q3. 高額な予定外商品はどう判断すればよいですか?
A. 即決せず、写真と価格を記録して一度離れ、販売価格や過去実績を確認してから判断しましょう。
Q4. 衝動仕入れが多いかどうかは何で分かりますか?
A. 予定外商品の30日販売率、値下げ率、長期在庫率を3か月程度記録すると把握できます。
Q5. 予定外商品がよく売れたらどうしますか?
A. 2〜3回継続して高い販売率を維持できるなら、正式な定番商品への昇格を検討しましょう。
まとめ
観葉植物卸売市場で予定外の商品を買い過ぎる場合は、仕入れ予算の5〜10%程度を自由枠として設定し、1回3品種・各2〜3鉢程度など上限を決めましょう。さらに仕入れる前に販売価格と売場位置を考え、30日以内販売率を記録することが重要です。予定外商品を完全に排除するのではなく、小さく試して結果を数字で確認することで、新商品開拓と在庫管理を両立できます。
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