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【売れ筋観葉植物を多めに仕入れたら余ってしまう!卸売市場で数量を調整する方法】
植物の仕入れ
【売れ筋観葉植物を多めに仕入れたら余ってしまう!卸売市場で数量を調整する方法】
「先月よく売れたので仕入れ量を増やしたら、今月は余ってしまった」「売れ筋だから多めに買ったのに在庫が減らない」と困っていませんか。観葉植物の販売数は毎月一定ではなく、季節、天候、販促、法人案件などによって変動します。そのため、前月の販売数だけを見て大幅に仕入れ量を増やすと、過剰在庫になる場合があります。今回は、観葉植物卸売市場で売れ筋商品の数量をどの程度ずつ増減させればよいのか、具体的な計算方法を紹介します。
売れ筋の一時的な好調に頼らず追加数量を調整
観葉植物販売では、「売れた商品を増やす」ことは基本的な仕入れ戦略です。
しかし、売れた数量と同じ割合で仕入れ量を急増させると、次の月に在庫が余る可能性があります。
例えば通常月10鉢売れていたモンステラが、ある月だけ20鉢売れたとします。
販売数が2倍になったからと翌月20〜25鉢仕入れても、その月の販売数が通常の10鉢へ戻れば10鉢以上余る可能性があります。
そのため売れ筋商品の仕入れ量は、一気に増やすのではなく段階的に変更することが重要です。
1つ目は「直近4週間の平均販売数」を確認することです。
例えば過去4週間の販売数が4鉢、5鉢、6鉢、5鉢なら週平均5鉢です。
週1回仕入れるなら、5鉢+安全在庫2鉢で7鉢程度を一つの目安にできます。
前月の合計だけではなく、週ごとの動きを見ることで急な変化を把握しやすくなります。
2つ目は「増量幅を10〜20%程度にすること」です。
通常10鉢仕入れている商品が早く売れた場合、次回12鉢程度にします。
いきなり20鉢へ倍増させず、12鉢→14鉢→16鉢というように段階的に増やします。
例えば10鉢が7日で完売し、次回12鉢も10日以内に完売したなら、14〜15鉢へ増やす判断ができます。
3つ目は「14日以内販売率」を見ることです。
仕入れた10鉢のうち14日以内に8鉢売れたなら販売率80%です。
80%以上が2〜3回続く商品は増量候補です。
一方、14日以内販売率が50%以下なら、数量を増やさず現状維持または削減を検討します。
4つ目は「現在庫を必ず差し引くこと」です。
前回12鉢仕入れ、10鉢売れていると「よく売れた」と感じますが、仕入れ前から在庫が5鉢あった場合は状況が違います。
現在庫を含めた総在庫数から次回必要数を計算しましょう。
例えば適正在庫12鉢、現在庫4鉢なら追加8鉢です。
市場で12鉢単位の商品があっても、必要以上に買わないことが重要です。
5つ目は「売れた理由を確認すること」です。
販売増加が通常需要なのか、一時的なイベントによるものなのかを分けます。
例えば法人案件で10鉢まとめて売れた場合、翌月も同じ需要が続くとは限りません。
通常販売10鉢+法人案件10鉢=20鉢だった場合、次回仕入れは通常販売の10鉢を基準にします。
6つ目は「問い合わせ件数」を追加で見ることです。
在庫がなくなった後も問い合わせが続いていれば、実際の需要は販売数より多かった可能性があります。
例えば10鉢完売後に5件問い合わせがあったなら、潜在需要は15鉢近くあった可能性があります。
この場合は次回数量を10鉢から12〜14鉢程度へ増やす判断ができます。
7つ目は「季節変動」を確認することです。
春に販売が増えた商品が夏・冬も同じように売れるとは限りません。
最低でも前年同月を確認します。
例えば前年5月20鉢、前年6月12鉢なら、5月の販売好調をそのまま6月の仕入れへ反映するのは危険です。
8つ目は「売れ筋商品でも上限在庫を決めること」です。
例えば週5鉢売れる商品でも、最大在庫を15鉢までと決めます。
3週間分以上を持たないなど、自店の基準を作ります。
市場で30鉢安く仕入れられても、上限を超えるなら購入を控えます。
9つ目は「売れ行きが落ちたら早く戻すこと」です。
12鉢→15鉢へ増やした後、30日で8鉢しか売れない場合は、次回すぐ10〜12鉢へ戻します。
一度増やした数量を維持し続ける必要はありません。
仕入れ数量は毎月、毎週変えてよいものです。
10個目は「増量商品を5品種程度に絞ること」です。
売れ筋が多いからと10品種、20品種すべて増量すると、全体在庫が急増します。
毎月「今月増やす商品5つ」「減らす商品5つ」を決める方法があります。
仕入れ全体のバランスを保ちやすくなります。
11個目は「値下げ率も確認すること」です。
20鉢売れた商品でも、そのうち8鉢が値下げなら、本当の意味で売れ筋とは言いにくい場合があります。
定価販売率80%以上の商品を増量候補にするなど、販売数量と利益を一緒に確認します。
12個目は「30日後の在庫数を記録すること」です。
増量した商品について、30日後にどのくらい残ったかを確認します。
例えば15鉢仕入れて14鉢売れれば成功です。
15鉢仕入れて7鉢残れば在庫率約47%です。次回増量は見送ったほうがよいでしょう。
13個目は「増量結果を3回確認すること」です。
1回売れただけで定番数量を増やすのではなく、2〜3回同じように販売できるか確認します。
例えば12鉢、14鉢、16鉢と3回連続で30日以内に80%以上販売できれば、通常仕入れ量そのものを引き上げる根拠になります。
14個目は「売れ筋を増やすために死に筋を減らすこと」です。
仕入れ予算が一定なら、売れ筋商品の数量を増やすためには、動きの遅い商品を減らす必要があります。
例えば月予算50万円で売れ筋へ5万円追加するなら、60日以上在庫の商品仕入れを5万円分削減します。
増やす商品と減らす商品をセットで考えることで、総在庫を増やさず売上を伸ばしやすくなります。
観葉植物卸売市場で売れ筋商品を確保することは重要ですが、「売れたから大量に買う」という単純な判断は危険です。10〜20%ずつ数量を変更し、14日・30日の販売結果を見ながら調整することが、欠品と過剰在庫の両方を防ぐポイントです。
よくある質問
Q1. 売れ筋商品は次回どのくらい増やせばよいですか?
A. まず10〜20%程度増やし、14日・30日の販売状況を確認してからさらに調整する方法がおすすめです。
Q2. 1回完売したら仕入れ量を倍にしてもよいですか?
A. 一時的な需要の可能性があるため、いきなり倍増させず段階的に増やすほうが安全です。
Q3. 売れ筋判断には何日間の販売数を使いますか?
A. 直近4週間程度に加え、前年同月や問い合わせ件数も確認すると精度が上がります。
Q4. 法人の大量注文も通常販売数に含めますか?
A. 一時的な法人案件は通常販売と分けて記録し、通常仕入れ数量へそのまま反映しないほうが安全です。
Q5. 増量後はいつ結果を確認しますか?
A. 14日後と30日後に販売率と残在庫を確認し、2〜3回継続して好結果なら通常数量を引き上げます。
まとめ
観葉植物卸売市場で売れ筋商品の仕入れ量を増やす場合は、一気に倍増させず10〜20%程度ずつ調整することが重要です。直近4週間の販売数、14日以内販売率、現在庫、問い合わせ数を確認し、一時的な法人案件やイベント需要は分けて考えましょう。増量した商品は14日・30日後に結果を確認し、2〜3回連続で高い販売率を維持できれば通常仕入れ量を引き上げます。増やす商品と減らす商品をセットで管理することで、総在庫を抑えながら売れ筋を強化できます。
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