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【観葉植物卸売市場で買う順番が決められない!仕入れ優先順位をつけて欠品を防ぐ方法】
植物の仕入れ
【観葉植物卸売市場で買う順番が決められない!仕入れ優先順位をつけて欠品を防ぐ方法】
「市場へ行くと欲しい商品が多過ぎて、どれから見ればよいのか分からない」「珍しい商品を見ている間に定番品が売り切れてしまった」と悩んでいませんか。観葉植物卸売市場では、すべての商品を同じ優先度で見ていると仕入れ時間が長くなり、売れ筋商品の確保が遅れることがあります。そこで重要になるのが、仕入れ前に優先順位を決めておくことです。今回は、観葉植物卸売市場で何を先に確認すべきかを数字で整理し、欠品と仕入れ過ぎを防ぐ方法を解説します。
仕入れ優先順位を事前に決めて売れ筋の欠品を防ぐ
観葉植物卸売市場には、定番商品、大型商品、希少植物、新商品、季節商品など多くの植物が並びます。そのため、市場に到着してから「今日は何を買おうか」と考え始めると、仕入れ判断に時間がかかります。
特に注意したいのが、売れ筋商品の確認を後回しにしてしまうケースです。
例えばモンステラ6号が週5鉢売れる店舗で、現在庫が2鉢しかない場合、次回仕入れまで1週間あるなら不足する可能性があります。一方、珍しい品種は売場に1鉢残っていて、過去30日で1鉢しか売れていないとします。
この場合、先に確認すべきなのはモンステラです。
仕入れ優先順位を決める1つ目の方法は「A・B・Cの3段階に分類すること」です。
Aは絶対に確保したい商品、Bは条件が合えば仕入れる商品、Cは新商品やテスト商品です。
例えばAを5品種、Bを10品種、Cを5品種程度に分けます。市場へ到着したらAから確認し、その後B、最後にCを見る流れにします。
2つ目は「在庫日数」で優先度を決めることです。
売れ筋商品でも在庫が十分なら急ぐ必要はありません。
例えば1週間に4鉢売れる商品で在庫12鉢なら約3週間分あります。一方、週3鉢売れる商品で在庫2鉢しかなければ1週間以内に欠品する可能性があります。
在庫日数7日未満をA、8〜21日をB、22日以上をCなど、明確なルールを作ると判断しやすくなります。
3つ目は「利益額」です。
よく売れる商品だけではなく、利益への貢献度も確認します。
例えば商品Aは月30鉢売れて1鉢粗利益500円なら月15,000円です。商品Bは月10鉢でも1鉢粗利益2,500円なら月25,000円です。
販売数量だけで優先順位を決めると、利益の大きい商品を見落とす可能性があります。
4つ目は「欠品による機会損失」です。
お客様からの問い合わせが多い商品は優先度を上げます。
例えば過去1か月で欠品中に問い合わせが8件あった商品は、実際の販売数以上の需要がある可能性があります。
週1回、販売数と問い合わせ数を確認し、問い合わせ3件以上の商品は優先商品へ追加するなどルールを決めます。
5つ目は「市場での希少性」です。
定番商品でも毎週安定して入荷するものと、月1回程度しか見ないものがあります。
毎週入荷する商品なら後から追加できますが、流通量が少なく販売実績もある商品は見つけたタイミングで確保する判断が必要です。
例えば過去8回市場を確認し、2回しか入荷していない商品なら入荷率は25%です。この商品が14日以内に売れるなら優先順位を高くできます。
6つ目は「時間配分」です。
市場滞在時間を2時間と決める場合、最初の30分でA商品、次の60分でB商品、最後の30分でC商品や新商品を見る方法があります。
新商品を最初から見てしまうと、面白い商品が多く時間を使いやすいため、売れ筋確保後に回すことが重要です。
7つ目は「購入上限数量」です。
A商品だからといって大量に買ってよいわけではありません。
例えば週5鉢売れる商品なら、次回仕入れまで7日として5鉢+安全在庫2鉢=7鉢程度を基準にします。
市場に20鉢あっても、安いからと20鉢仕入れると約4週間分の在庫になります。
8つ目は「価格上限」です。
優先商品でも市場価格が急騰している場合は無理に仕入れない判断が必要です。
通常1,500円の商品が2,300円になっているなら、数量を半分にする、サイズ違いを探す、代替商品を仕入れるなど対応します。
優先順位が高いことと、どんな条件でも購入することは別です。
9つ目は「市場訪問前10分の確認」です。
市場へ行く前に、販売上位20商品について現在庫、直近7日販売数、問い合わせ件数を確認します。
1商品30秒程度なら20商品で約10分です。この10分で当日のA商品を決めておけば、現場判断を大きく減らせます。
10個目は「仕入れ後の振り返り」です。
A商品として優先したにもかかわらず30日以上売れ残った場合、その優先順位は適切だったか確認します。
逆にC商品として2鉢だけ試した商品が7日で完売したなら、次回からBやAへ引き上げることができます。
月1回程度、優先ランクを見直しましょう。
例えばA商品10品種のうち3品種が3か月連続で販売速度低下しているならBへ下げます。B商品で3か月連続14日以内販売率80%以上ならAへ上げるなど、固定しないことが重要です。
観葉植物卸売市場では「全部を見る」より、「先に見るべき商品を決める」ことが仕入れ効率を高めます。在庫、販売数、利益、欠品頻度を数字で確認し、A・B・Cの優先順位を付けることで、売れ筋の欠品を防ぎながら新商品も探しやすくなります。
よくある質問
Q1. 仕入れ優先順位は何段階くらいがよいですか?
A. A・B・Cの3段階程度にすると分かりやすく、現場でも判断しやすくなります。
Q2. A商品は何品種くらいにすればよいですか?
A. まず5〜10品種程度に絞り、現在庫や販売数によって毎回調整するとよいでしょう。
Q3. 在庫日数はどう計算すればよいですか?
A. 現在庫を1日あたりの平均販売数で割ると、おおよその在庫日数を把握できます。
Q4. 売れ筋なら価格が高くても仕入れるべきですか?
A. 必ずしもそうではありません。上限価格を超える場合は数量調整や代替商品も検討しましょう。
Q5. 優先順位はどのくらいの頻度で変更すべきですか?
A. 市場訪問前に簡単に確認し、月1回程度は商品ランク全体を見直す方法がおすすめです。
まとめ
観葉植物卸売市場で仕入れ効率を高めるには、商品をA・B・Cの3段階に分類し、A商品から確認することが重要です。在庫日数7日未満、問い合わせが多い、利益額が大きいなど具体的な条件を使えば、優先順位を感覚ではなく数字で決められます。市場へ行く前の10分で売れ筋20商品の在庫と販売数を確認し、月1回はランクを見直しましょう。売れ筋の欠品を防ぎながら、仕入れ時間の短縮にもつながります。
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