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【観葉植物の仕入れ先がマンネリ化!卸売市場で新しい生産者を見つける方法】
植物の仕入れ
【観葉植物の仕入れ先がマンネリ化!卸売市場で新しい生産者を見つける方法】
「いつも同じ商品ばかり仕入れて売場に変化がない」「新しい生産者の商品を試したいけれど、どこを見ればよいのか分からない」と悩む園芸店や植物販売店は少なくありません。観葉植物卸売市場には多くの生産者の商品が集まるため、新しい仕入れ先を見つける絶好の場所です。しかし、価格だけで判断すると品質が合わなかったり、安定供給できなかったりする可能性もあります。今回は、観葉植物卸売市場で新しい生産者を効率よく見つけ、失敗を抑えながら取扱商品を広げる方法を解説します。
品質の安定と売場の変化を両立する新しい生産者の探し方
観葉植物の売場を長期間運営していると、どうしても仕入れる商品が固定化しやすくなります。いつも同じ生産者、同じ品種、同じサイズの商品を仕入れることは品質を安定させるメリットがありますが、売場が変化しにくくなるという課題もあります。
そこで活用したいのが観葉植物卸売市場です。市場には複数の産地や生産者の商品が集まるため、新しい仕入れ先候補を比較しながら探すことができます。
新しい生産者を探す際に最初に行いたいのが、「現在の仕入れ先を整理すること」です。例えば過去3か月の仕入れデータを確認し、生産者別に仕入れ金額を集計します。
仮に月間仕入れ額50万円のうち、A生産者が25万円、B生産者が15万円、その他が10万円であれば、上位2社だけで全体の80%を占めています。この状態では、どちらかの出荷が止まった際に品揃えへ大きな影響が出る可能性があります。
新しい生産者を探す目的は、単に珍しい商品を増やすことだけではありません。仕入れ先を分散し、供給リスクを抑えるという意味もあります。
2つ目のポイントは「得意商品を見ること」です。市場で新しい生産者の商品を見つけたら、1鉢だけを見るのではなく、同じ生産者が出荷している商品全体を確認します。
例えばフィカス類を複数サイズで安定して出荷している、ポトスや吊り鉢のボリュームが良い、大型観葉植物の曲がり仕立てに特徴があるなど、生産者ごとの得意分野を把握します。
3つ目は「最初から大量に仕入れないこと」です。新規生産者の商品は、実際に店舗で管理してみなければ分からない部分があります。市場で状態が良くても、店舗環境に入ってから葉落ちしやすい、乾きやすいなど特徴がある場合があります。
初回は1品種3〜6鉢程度、または2〜3品種を合計10鉢以内など小さくテストする方法がおすすめです。
例えば5号植物を6鉢仕入れ、14日以内に5鉢販売でき、品質トラブルがゼロなら次回12鉢へ増やすといった段階的な仕入れができます。
4つ目は「評価項目を決めること」です。感覚だけで「良かった」「悪かった」と判断するのではなく、品質、価格、樹形、売れ行き、安定供給の5項目を5段階で評価すると比較しやすくなります。
例えば新規生産者Aを品質5、価格4、樹形5、売れ行き4、安定供給3と評価すれば、合計21点です。このような記録を3か月程度続けると、自店と相性の良い生産者が見えてきます。
5つ目は「市場で定期的に確認すること」です。1回見ただけで商品がなかったからといって、その生産者を候補から外す必要はありません。季節によって出荷品種が変わることもあります。
月4回市場を利用しているなら、毎回10〜15分程度を新規生産者探しの時間として確保します。3か月続ければ約12回確認できるため、出荷の安定性や商品の変化を把握できます。
6つ目は「同じ商品を既存仕入れ先と比較すること」です。例えばいつも仕入れているパキラ6号と、新規生産者のパキラ6号をそれぞれ3鉢ずつ並べて販売します。
仕入れ価格、販売価格、販売日数、値下げの有無を比較すると、どちらが自店に適しているか判断できます。
A生産者の商品が1鉢1,500円で平均10日で売れ、B生産者の商品が1,300円でも平均30日かかる場合、単純に安いBのほうが優れているとは言えません。販売速度まで含めて比較することが重要です。
また、新規仕入れ先を増やし過ぎることにも注意が必要です。毎月10社、20社と増やすと管理が複雑になります。まずは半年で2〜3社程度、新しい有力生産者を見つけることを目標にすると現実的です。
観葉植物卸売市場の魅力は、さまざまな生産者の商品を一度に比較できることです。既存の仕入れ先を大切にしながら、新しい生産者を少量ずつ試すことで、品揃えの変化と仕入れリスクの分散を両立しやすくなります。
よくある質問
Q1. 新しい生産者の商品は何鉢から試せばよいですか?
A. 初回は1品種3〜6鉢程度など、少量で販売テストする方法がおすすめです。
Q2. 生産者を比較する際に何を記録すればよいですか?
A. 品質、価格、樹形、販売日数、安定供給などを記録すると比較しやすくなります。
Q3. 新規生産者は何社くらい増やせばよいですか?
A. 一度に増やし過ぎず、まず半年で2〜3社程度を目標にすると管理しやすくなります。
Q4. 安い生産者を優先すべきですか?
A. 価格だけでなく、品質や販売速度、ロス率まで含めて判断することが重要です。
Q5. 新しい生産者はどのくらいの期間評価すればよいですか?
A. 最低でも3か月程度、複数回仕入れて比較すると特徴を把握しやすくなります。
まとめ
観葉植物卸売市場で新しい仕入れ先を開拓する際は、価格だけでなく品質、樹形、販売速度、安定供給まで確認することが重要です。初回は3〜6鉢程度からテストし、3か月程度データを蓄積しましょう。また、毎回10〜15分を新規生産者探しに充てることで、半年間でも複数の候補を見つけられます。既存仕入れ先と新規生産者をバランスよく組み合わせ、変化のある売場と安定した仕入れ体制を作りましょう。
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