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豊明卸問屋マガジン

【季節によって観葉植物が売れない!卸売市場で失敗しない年間仕入れ計画の立て方】

植物の仕入れ

【季節によって観葉植物が売れない!卸売市場で失敗しない年間仕入れ計画の立て方】

「春はよく売れたのに夏になると動きが鈍くなった」「冬に在庫が余って値下げが増えた」といった悩みは、観葉植物を扱う店舗で起こりやすい問題です。観葉植物は一年中販売できる商品ですが、季節によって需要の強さや売れやすいサイズ、人気の品種が変わります。そのため、毎月同じ感覚で仕入れていると過剰在庫や欠品につながる可能性があります。今回は、観葉植物卸売市場を活用しながら、季節変動に対応した年間仕入れ計画を作る方法を解説します。

繁忙期と閑散期に合わせた年間仕入れ計画

観葉植物の仕入れで安定した売上を作るためには、月ごとの需要を把握することが重要です。年間を通して同じ数量を仕入れるのではなく、繁忙期と閑散期で仕入れ量を調整する必要があります。

まず確認したいのが、過去12か月の販売実績です。例えば年間1,200鉢販売している店舗でも、毎月100鉢ずつ均等に売れているとは限りません。春の3〜5月に月150鉢、夏の7〜8月に月90鉢、冬の12〜2月に月60鉢といったように、季節ごとに差が出る場合があります。

この数字を把握せず、繁忙期と同じ数量を冬場にも仕入れてしまうと、在庫期間が長くなりやすくなります。例えば月60鉢しか売れない時期に100鉢仕入れれば、40鉢が翌月へ持ち越される計算です。これが2か月続けば、80鉢近い余剰在庫が発生する可能性があります。

年間仕入れ計画を立てる1つ目のポイントは、「月別販売数」を記録することです。最低でも直近12か月、可能であれば2〜3年分の実績を確認しましょう。前年同月と比較することで、単月の特殊要因に左右されにくくなります。

2つ目は「サイズ別の動き」を確認することです。春の新生活シーズンには4〜6号程度の室内用植物が動きやすく、オフィス移転や開店需要が増える時期には8〜10号程度の大型観葉植物の需要が高まることがあります。同じ観葉植物でも、季節によって売れるサイズは異なります。

3つ目は「イベント需要」です。3〜4月の新生活、5月の母の日、開店祝い、移転祝い、夏のインテリア需要など、用途別の販売機会があります。例えば母の日の3週間前からギフト向け商品を通常月より20〜30%増やすなど、事前に仕入れ量を調整すると機会損失を防ぎやすくなります。

4つ目は「市場の出荷量」を確認することです。需要だけでなく、植物の生産サイクルによって市場への出荷量も変化します。特定の品種は春から夏に多く出荷され、冬になると流通量が減少することがあります。売れてから探すのではなく、出荷量が多い時期に適量を確保することも必要です。

5つ目は「月ごとの仕入れ予算」を固定し過ぎないことです。例えば年間仕入れ予算が600万円だからといって、毎月50万円ずつ均等に配分する必要はありません。繁忙期を70万円、閑散期を30〜40万円にするなど、販売見込みに合わせて予算を変動させる方法があります。

また、季節による失敗を防ぐために、在庫を週1回程度確認する習慣も大切です。「現在何鉢あるか」だけではなく、「30日以上残っている商品は何鉢あるか」まで確認します。30日以上の在庫が全体の20%を超えるようであれば、次回の仕入れ量を10〜20%減らすなど早めに調整しましょう。

さらに、卸売市場とオンライン仕入れを併用することで、年間仕入れ計画を柔軟に運用できます。繁忙期前は市場で商品をしっかり確保し、通常期はオンラインで不足分だけ週1回補充するといった使い分けも有効です。

重要なのは、「年間計画を作ったら終わり」にしないことです。最低でも月1回は販売実績と在庫を確認し、翌月の仕入れ予定を見直しましょう。前年より売上が15%増えているなら仕入れ量も調整し、逆に販売が落ちている場合は早めに数量を抑えます。

観葉植物卸売市場を効率よく活用するためには、季節ごとの売れ方と市場の出荷傾向を両方把握することが大切です。年間の大きな計画と毎月の細かな修正を組み合わせることで、欠品と過剰在庫の両方を減らしやすくなります。

よくある質問

Q1. 観葉植物の年間仕入れ計画はいつ作るのがおすすめですか?

A. 年初や期首に大まかな計画を作り、その後は月1回程度見直す方法がおすすめです。

Q2. 過去何か月分の販売データを確認すればよいですか?

A. 最低でも12か月、可能であれば2〜3年分を確認すると季節変動を把握しやすくなります。

Q3. 閑散期は仕入れを減らしたほうがよいですか?

A. 販売実績と在庫を確認しながら10〜30%程度調整する方法があります。

Q4. 季節によって人気サイズは変わりますか?

A. 変わることがあります。新生活、ギフト、法人需要など用途に応じて売れやすいサイズが異なります。

Q5. 仕入れ計画はどのくらいの頻度で修正すべきですか?

A. 月1回程度の見直しに加え、在庫状況は週1回確認すると早めに対応できます。

まとめ

観葉植物卸売市場で安定した仕入れを行うには、年間を通して同じ数量を購入するのではなく、季節ごとの需要に合わせた調整が必要です。過去12か月以上の販売実績を確認し、月別、サイズ別、用途別に売れ方を把握しましょう。また、月1回の仕入れ計画見直しと週1回の在庫確認を続けることで、欠品と過剰在庫を防ぎやすくなります。市場の出荷状況も確認しながら、繁忙期と閑散期でメリハリのある仕入れを行いましょう。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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