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観葉植物店を開業したいけど閉店後の作業が終わらない!残業を減らす1日の業務スケジュール改善法
植物の仕入れ
観葉植物店を開業したいけど閉店後の作業が終わらない!残業を減らす1日の業務スケジュール改善法
観葉植物店を開業すると、「閉店してから水やりや掃除、売上確認を始めて毎日帰宅が遅くなる」「営業中は接客に追われ、事務作業がすべて閉店後に残る」と悩むことがあります。オーナーや少人数スタッフが長時間働き続ける店舗運営は、短期間なら対応できても長く続けるのは難しくなります。閉店後の作業を減らすには、業務を開店前・営業中・閉店前に分散し、毎日行う作業と週1回でよい作業を分けることが重要です。今回は、観葉植物店の1日の業務を見直し、閉店後の残業を減らす方法を具体的な時間配分とともに解説します。
残業を減らす1日の業務スケジュール改善法
観葉植物店を開業した直後は、「店が閉まってから仕事をすればいい」と考え、事務作業や植物管理を閉店後にまとめて行ってしまうことがあります。
例えば18時閉店なのに、
レジ締め30分
清掃30分
水やり60分
ネット注文確認30分
翌日の準備30分
で合計3時間。
帰宅できるのが21時になる状態です。
月25日営業なら閉店後だけで75時間です。
1日8時間営業とは別に月75時間働いていることになります。
この状態を改善するには、最初に閉店後作業を1週間記録しましょう。
例えば5日間で、
レジ締め150分
清掃180分
水やり300分
事務240分
翌日準備150分
合計1,020分、17時間だったとします。
最も時間がかかっているのは水やり300分、次が事務240分です。
まず上位2業務から改善すると効果が大きくなります。
「全部を少しずつ早くする」より、時間の大きい作業を優先しましょう。
水やりは閉店後にまとめない方法を考えます。
植物の水やりは状態を見て行う必要がありますが、作業する時間帯を分散できます。
例えば開店前9〜10時に重点区画を確認し、営業中の来店が少ない14〜15時に残りを対応します。
閉店後は「水漏れや要注意植物の確認」だけ5〜10分にします。
これまで閉店後60分だった作業を10分へ減らせれば1日50分削減です。
月25日なら1,250分、約20時間50分です。
ただし植物の種類や店舗環境に応じた適切な管理を優先する必要があります。
単に時間短縮だけを目的に水やりを省略することは避けましょう。
店舗を5区画程度に分ける方法もあります。
例えば、
A 小型
B 中型
C 大型
D 窓際
E バックヤード
です。
月曜日A、火曜日Bというように重点確認を分けます。
全店舗を毎日詳しく見るのではなく、毎日は10〜20分の簡易チェック、重点管理は曜日別30〜60分にします。
300鉢すべてを毎日確認して2時間使っていた場合でも、重点管理を分散すれば作業を平準化できます。
閉店後に大量の植物管理を残さないことが重要です。
清掃も営業終了後にすべて行う必要はありません。
例えば1日3回、
11時
15時
17時30分
に5〜10分ずつ簡易清掃します。
落ち葉、土、段ボールなどをその都度片付けます。
閉店時には床とレジ周辺だけ15分程度で完了できる状態にします。
閉店後30分掃除していたなら15分短縮です。
月25日で375分、6時間15分です。
小さな時間でも積み重なると大きくなります。
ゴミ捨てや段ボール整理も毎日閉店後に集中させず、入荷作業が終わった時点で処理します。
例えば火曜日に50鉢入荷し、空箱が20個出たなら、その日の16時までにまとめます。
閉店後まで段ボールを残さないルールを作ります。
レジ締めも時間計測してみましょう。
例えば毎日30分かかっている場合、
現金確認
キャッシュレス確認
売上入力
伝票整理
の4工程に分けます。
どこに時間がかかっているか確認します。
例えば伝票整理だけで15分なら、営業中に処理できる伝票をその都度整理します。
14時と17時に5分ずつ整理すれば、閉店後は5分程度で済む可能性があります。
レジ締め全体を30分から15分へ短縮できれば月6時間15分削減です。
ネットショップも閉店後だけに確認しないようにします。
例えば受注確認を、
11時
15時
17時
の3回にします。
17時までに翌日発送分を整理し、閉店後は緊急確認だけにします。
1回15分×3回なら45分ですが、問い合わせや受注をまとめて処理できます。
通知が来るたびに対応するより効率的です。
発送準備も14〜16時など固定時間にします。
1日10件、1件平均10分なら100分です。
これを「閉店後にまとめて100分」ではなく、営業中の来店が少ない時間へ配置します。
ただし店頭接客とのバランスを見て人員を調整しましょう。
事務作業も「毎日やること」と「週1回でよいこと」に分けます。
例えば、
毎日:売上確認、受注確認
週1回:仕入れ集計、SNS予約投稿、問い合わせ分析
月1回:棚卸し、売上分析、経費確認
というようにします。
毎日売上分析を30分しているなら、営業日は数字記録だけ5分、詳しい分析は月曜日に60分まとめて行う方が効率的です。
毎日25分削減できれば月625分、約10時間25分です。
閉店後に「今日の売上を細かく振り返る」習慣がある場合は、分析頻度を見直しましょう。
SNSも営業終了後に毎日作成する必要はありません。
例えば木曜日に翌週4投稿分をまとめて作ります。
1投稿15分×4本で60分です。
毎日15〜20分ずつ作るより、写真選びや文章作成をまとめた方が効率化できます。
週1回60分なら月約4時間です。
毎日20分×25日なら約8時間20分です。
約4時間以上の差が生まれます。
投稿素材も週1回まとめて撮影します。
1回60分で10商品撮影するなど、撮影と投稿作成をルーティン化しましょう。
翌日の準備も閉店後ではなく、閉店30〜60分前から少しずつ始めます。
例えば17時閉店なら16時30分から、
翌日入荷確認
レジ備品
袋
ラッピング用品
などを確認します。
もちろんお客様対応を優先し、営業中に閉店作業をしすぎないことが前提です。
店内を片付け始めて「もう閉店です」という雰囲気を出さないよう注意します。
バックヤードの準備や事務処理など、お客様から見えない作業を先に行います。
閉店後作業の目標時間を決めることも有効です。
例えば現在60分なら、まず45分。
3か月後30分を目標にします。
いきなり「閉店と同時に帰る」を目指す必要はありません。
例えば閉店後作業時間が、
1月平均75分
2月60分
3月45分
4月35分
と減っていれば改善しています。
毎月平均時間を記録しましょう。
スタッフ3人がそれぞれ30分残業する場合、合計1.5人時です。
月25日なら37.5時間です。
残業時間は「1人何分」だけでなく総時間で見ることが重要です。
閉店後の作業担当も分けます。
例えばスタッフ3人なら、
A レジ締め
B 店内確認・清掃
C ネット注文・翌日準備
と同時進行します。
3業務を1人が順番に行うと60分でも、3人が各20分で並行すれば20〜30分で終わる可能性があります。
ただし担当業務が終わった人だけ先に帰るなど、勤務管理は適切に行います。
シフト終了時刻と実際の業務量が合っているかも確認しましょう。
スタッフが1人しかいない場合は、営業中へさらに業務を分散する必要があります。
業務の標準時間を作る方法もあります。
例えば、
レジ締め15分
閉店清掃15分
植物確認10分
翌日準備10分
合計50分。
これを目安にします。
実際にレジ締めが毎回30分かかるなら、その工程だけ改善します。
標準時間がなければ「今日は何となく遅かった」で終わります。
週1回程度、時間超過した作業を確認しましょう。
例えば閉店作業50分予定に対し80分だったなら、30分の原因を記録します。
「大型商品の配送準備」「レジトラブル」など例外なら問題ありません。
毎日同じ理由なら仕組みを変えます。
チェックリストを使うと閉店作業の抜けとやり直しを減らせます。
例えば、
レジ
水回り
空調
照明
ネット受注
翌日予定
の6項目です。
A4一枚または簡単なチェック表にします。
1項目ずつ「やったかな」と確認する時間を減らせます。
新人でも同じ順番で作業できます。
月1回、不要な項目を削除します。
チェック項目が20〜30個に増えると、確認自体が負担になるため必要最小限にします。
閉店後の電話やDM対応も原則として勤務時間内に終わる仕組みを作ります。
例えばDMは17時までに届いたものを営業時間内に確認し、それ以降は翌営業日対応と案内します。
「夜22時でも返信する店」になると、お客様側も夜間返信を期待する可能性があります。
緊急性の低い問い合わせは営業時間内に対応する方針を明確にします。
スタッフの私物スマートフォンへ業務通知が届き続けるような運用も見直しましょう。
営業時間と問い合わせ対応時間を分けることで、仕事と休息の区切りを作りやすくなります。
残業削減では、オーナー自身の仕事も記録することが重要です。
スタッフは18時に帰っているのに、オーナーだけ毎晩21時まで残っている場合があります。
例えば1週間、30分単位で何をしているか記録します。
結果が、
ブログ作成5時間
仕入れ検討4時間
経理3時間
SNS3時間
だったとします。
ブログ作成を週1回まとめる、仕入れ日は週2回に固定するなど、オーナー業務もルーティン化します。
「経営者だから長時間働くのは当然」という状態を前提にしないことが長期経営には重要です。
閉店後作業の一部は外部サービスやシステムで効率化できる場合もあります。
例えば会計入力、予約投稿、在庫連携などです。
ただし導入費用が月10,000円かかる場合、何時間削減できるか計算します。
時給換算1,500円の作業が月10時間減るなら15,000円相当です。
費用1万円なら検討余地があります。
逆に月1時間しか減らないなら費用対効果は小さいかもしれません。
「便利そうだから導入」ではなく削減時間を計測しましょう。
閉店後作業を減らすと、スタッフの疲労軽減だけでなく翌日の営業品質にも影響します。
毎日2時間残業しているスタッフと、30分以内で終われるスタッフでは長期的な負担が違います。
特に水やりや接客など判断が必要な仕事では、疲労によるミスを減らす意味でも業務時間の整理は重要です。
観葉植物店は植物があるから閉店後に長時間作業しなければならない、とは限りません。
日中へ作業を分散し、毎日必要な作業だけ残せば、閉店後30〜45分程度を目標にすることもできます。
よくある質問
Q1. 閉店後作業を減らすには何から始めればよいですか?
A. まず1週間、閉店後に何を何分行っているか記録し、時間が長い上位2業務から改善しましょう。
Q2. 水やりは閉店後にまとめた方がよいですか?
A. 店舗や植物の管理条件に合わせ、開店前や営業中の空き時間へ分散できる作業は分散する方法があります。
Q3. SNSは毎日営業後に作る必要がありますか?
A. 週1回60分程度で翌週分をまとめて作成するなど、バッチ処理すると時間を削減しやすくなります。
Q4. 閉店作業は何分くらいを目標にすればよいですか?
A. 現在の時間から段階的に短縮し、例えば75分→60分→45分→30分など現実的な目標を設定しましょう。
Q5. 残業削減はスタッフだけを対象にすればよいですか?
A. オーナー自身の閉店後業務も1週間程度記録し、経理や仕入れ、ブログなどをまとめられないか確認しましょう。
まとめ
観葉植物店で閉店後の作業が終わらない場合は、作業そのものを急ぐのではなく、営業中へ分散できる業務を見つけることが重要です。
1週間、レジ締め、清掃、水やり、事務作業などの時間を記録し、最も長い2業務から改善しましょう。例えば閉店後の水やり60分を営業中へ分散して10分にできれば、月25日で約20時間50分削減できます。SNSや売上分析は毎日ではなく週1回・月1回へまとめ、閉店後作業を75分から45分、30分へ段階的に短縮することが、長く続けられる店舗運営につながります。
植物の仕入れに関する情報を確認できます。
