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豊明卸問屋マガジン

観葉植物店を開業したいけど売上が安定しない!複数の収益源を作って経営を強くする方法

植物の仕入れ

観葉植物店を開業したいけど売上が安定しない!複数の収益源を作って経営を強くする方法

観葉植物店を開業すると、「店舗販売だけで毎月安定した売上を作れるのか」「雨の日や閑散期に売上が大きく下がるのが怖い」と不安になる方も多いでしょう。観葉植物店の売上を店頭販売だけに依存すると、天候、季節、来店数などの影響を受けやすくなります。そこで考えたいのが、ネット販売、法人販売、ギフト、植え替えサービスなど複数の収益源を持つことです。今回は、観葉植物店の開業後に売上を安定させるため、複数の販売経路をどのように組み合わせればよいか具体的な数字を使って解説します。

複数の収益源を作って経営を強くする方法

観葉植物店の経営を安定させるためには、「店舗に来てもらって植物を販売する」という一つの方法だけに依存しないことが重要です。

例えば月商100万円をすべて実店舗で作っている店舗では、雨や猛暑、地域イベント、季節変動などで来店客が20%減ると、売上も大きく下がる可能性があります。

月商100万円が80万円になれば20万円の差です。

家賃や人件費はほとんど変わらないため、利益が大きく減ることがあります。

そこで売上を複数の柱に分ける方法があります。

例えば月商150万円を目標にするなら、

実店舗 80万円

ネット販売 30万円

法人販売 25万円

ギフト・サービス 15万円

というように4つに分けます。

実店舗の売上が80万円から70万円へ下がっても、他の販売経路が安定していれば店舗全体への影響を小さくできます。

まず取り組みやすいのがネット販売です。

実店舗では商圏が限られますが、ネットショップなら配送可能な地域へ販売できます。

最初から300商品、500商品を登録する必要はありません。

まず30〜50商品程度から始めます。

例えばネットショップの月間アクセス数が3,000、購入率1%なら30件の購入です。

客単価7,000円なら月商21万円です。

アクセス数が5,000、購入率1%なら50件で月商35万円です。

ネット販売ではアクセス数、購入率、客単価の3つを毎月確認します。

ブログを月4〜8本、SNSを週3〜4回程度更新し、検索とSNSからネットショップへ集客します。

二つ目が法人販売です。

美容室、オフィス、飲食店、クリニックなどでは、複数の観葉植物をまとめて購入する場合があります。

例えば1件平均50,000円の法人注文を月5件獲得できれば月25万円です。

年間では300万円になります。

最初は店舗から半径5〜10km程度の法人を50〜100社リストアップし、週10〜20社程度へ案内する方法があります。

営業内容は植物単体だけでなく、

植物選定

鉢カバー

配送

設置

をセットにします。

「植物を買う」より「空間のグリーンをまとめて任せる」というサービスにすると差別化しやすくなります。

三つ目がギフト販売です。

開店祝い、新築祝い、誕生日、移転祝いなど、観葉植物にはさまざまなギフト需要があります。

例えばギフト平均単価15,000円で月10件なら15万円です。

価格帯を、

5,000円

10,000円

20,000円

30,000円

の4種類程度に分け、ラッピングや配送まで用意します。

法人ギフトでは請求書対応、立札、指定日配送などが求められることもあります。

一般のお客様と法人の両方へ対応できる体制を作ることで、ギフト売上を増やしやすくなります。

四つ目が関連商品の販売です。

植物だけでなく、鉢、鉢カバー、土、肥料、受け皿などを販売します。

例えば植物の月商70万円に対して、鉢・資材が30万円なら関連商品の売上比率は30%です。

客単価も高めやすくなります。

植物4,000円だけの購入を、鉢2,500円、肥料500円と合わせて7,000円にできれば1件あたり3,000円増えます。

月50件で同様のセット購入が発生すれば15万円の追加売上です。

五つ目が植え替えなどのサービスです。

例えば植え替えサービスを1件2,000円〜5,000円程度で設定し、月30件、平均3,000円なら月9万円になります。

年間108万円です。

ただし、作業時間や用土、資材、人件費を計算して料金設定する必要があります。

例えば1件30分かかるなら月30件で15時間です。

スタッフ人件費も含めて採算を確認します。

サービスは売上だけでなく、再来店の理由にもなります。

「植物を購入して半年後に植え替えで来店」という流れを作ることで、鉢や肥料の追加購入につながる可能性があります。

六つ目がイベント・講座です。

例えば初心者向け育て方講座を月1回開催し、参加費1,500円、定員8人なら1回12,000円です。

年間12回で144,000円です。

売上規模としては大きくなくても、参加者が植物や鉢を購入すれば追加売上につながります。

また店舗との関係が深まり、リピーター獲得にも役立ちます。

複数の収益源を作るときに注意したいのが、「全部を同時に始めないこと」です。

開業初日から実店舗、ネット、法人営業、植え替え、イベントをすべて始めると業務が複雑になります。

例えば最初の3か月は実店舗とSNSに集中。

4〜6か月目にネット販売。

7〜9か月目に法人営業。

10〜12か月目に植え替えや講座。

というように3か月単位で一つずつ増やす方法があります。

実店舗が安定していない状態で業務を増やしすぎると、植物管理や接客がおろそかになる可能性があります。

収益源ごとに売上と利益を分けて管理しましょう。

例えば月商150万円の内訳が、

店舗90万円

ネット30万円

法人20万円

サービス10万円

だったとします。

売上構成比は、

店舗60%

ネット20%

法人約13%

サービス約7%

です。

3か月後に店舗依存を60%から50%へ下げることを目標にし、ネットと法人を伸ばす方法があります。

ただし、単に売上比率だけを見るのではなく利益率も確認します。

例えばネット販売は売上30万円あっても送料・梱包・広告費が高い場合があります。

法人売上20万円でも配送や設置時間が大きい場合があります。

そこで各部門について、

売上

仕入れ

配送・資材

広告

作業時間

など5項目程度を月1回確認します。

例えばネット売上30万円で送料・梱包が8万円、広告3万円なら、店舗販売とは利益構造が違います。

数字を比較し、伸ばすべき販売経路を判断しましょう。

また、季節ごとに収益源の比率を変えることもできます。

例えば春は店舗販売とギフト。

夏はネット販売。

秋は法人販売。

冬はギフトや植え替え相談など、季節に合わせて重点を変えます。

年間12か月の計画を作り、各月で「何を伸ばすか」を決めると運営しやすくなります。

売上を複数化する最大のメリットは、どこか一つの売上が落ちても全体を支えやすくなることです。

例えば通常月が、

店舗80万円

ネット30万円

法人20万円

その他20万円

で合計150万円だったとします。

雨や閑散期で店舗が60万円へ落ちても、他が変わらなければ合計130万円です。

店舗だけで150万円を作っていた場合より、売上変動を抑えやすくなります。

一方で、収益源を増やしすぎると管理が複雑になります。

そのため最初は3つ程度の柱を目標にしましょう。

例えば、

店舗販売

ネット販売

法人・ギフト

の3本です。

この3つが安定してからサービスやイベントを追加する方法があります。

観葉植物店の経営では、「売上をもっと増やす」だけでなく、「売上がどこから生まれているか」を分散することが重要です。

実店舗だけに依存せず、ネット、法人、ギフト、関連商品、サービスなどを段階的に育てることで、季節や天候の影響を受けにくい店舗を目指しましょう。

よくある質問

Q1. 観葉植物店は店舗販売だけでも経営できますか?

A. 可能な場合もありますが、ネットや法人販売など複数の売上経路を持つことで季節や天候の影響を分散しやすくなります。

Q2. 収益源は何種類くらい作ればよいですか?

A. 最初は店舗、ネット、法人・ギフトなど3種類程度を目標にし、業務が安定してから追加すると管理しやすくなります。

Q3. ネットショップは何商品から始めればよいですか?

A. 30〜50商品程度から始め、注文数や梱包負担を確認しながら商品数を増やす方法があります。

Q4. 法人販売はどのくらい営業すればよいですか?

A. 最初は週10〜20件程度へ案内し、相談数や受注率を3か月程度記録すると改善しやすくなります。

Q5. 収益源はいつ増やせばよいですか?

A. 3か月単位で一つずつ追加する方法があります。基本の店舗運営が安定する前に増やしすぎないことが大切です。

まとめ

観葉植物店の売上を安定させるには、実店舗だけに依存せず、ネット販売、法人販売、ギフト、関連商品、サービスなど複数の収益源を持つことが重要です。

例えば月商150万円を店舗80万円、ネット30万円、法人25万円、その他15万円と分散できれば、店舗売上が落ちた月でも影響を抑えやすくなります。ただし一度にすべて始めるのではなく、3か月単位で一つずつ追加し、各部門の売上、コスト、作業時間を月1回確認しましょう。まず3本程度の収益の柱を育てることが、安定した観葉植物店経営につながります。

植物の仕入れに関する情報を確認できます。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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