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豊明卸問屋マガジン

観葉植物の箱が大きくて保管場所が足りない!梱包ダンボール在庫を減らす管理方法

園芸資材の仕入れ

観葉植物の箱が大きくて保管場所が足りない!梱包ダンボール在庫を減らす管理方法

観葉植物の発送量が増えて、「梱包ダンボールが倉庫を圧迫している」「サイズが多すぎてどの箱を使えばよいか分からない」「ほとんど使わない箱が大量に残っている」と困っていませんか?観葉植物は商品サイズが幅広いため、対応するダンボールを増やしているうちに10種類、20種類と在庫が膨らみがちです。しかし、箱の種類を増やしすぎると保管スペースだけでなく、発注管理や梱包作業も複雑になります。今回は、観葉植物梱包ダンボールの種類を整理し、必要な在庫量を数字で管理する方法を紹介します。

箱の種類が保管スペースを圧迫する原因を整理する

観葉植物をネット通販で販売する際、欠かせない資材が梱包ダンボールです。

小型の3号鉢から大型の10号鉢以上まで取り扱っている店舗では、植物のサイズに合わせてダンボールを用意する必要があります。しかし商品ごとに専用サイズを準備すると、箱の種類がどんどん増えてしまいます。

例えば20種類の商品に対して20種類のダンボールを用意していると、それぞれ50枚在庫するだけで合計1,000枚です。

ダンボールは折り畳まれた状態でも一定の面積を必要とするため、大型箱が多いほど倉庫スペースを圧迫します。

そこで最初に行いたいのが「使用頻度の見える化」です。

使用実績から主力の標準ダンボールを選ぶ

過去3か月程度の発送実績から、どの箱を何枚使用したのか集計します。

例えば月500件発送していて、A箱200枚、B箱150枚、C箱100枚、D箱30枚、その他の箱が合計20枚だったとします。

この場合、A・B・Cの3種類だけで450枚、全体の90%を占めています。

つまり残り10%の商品に対応するために、多数の箱を保管している可能性があります。

まず使用頻度の高い3~5サイズを「標準ダンボール」として設定し、それ以外を特殊サイズとして管理すると分かりやすくなります。

例えば「小型」「中型」「大型」「背高」「横広」の5分類です。

商品をこの5つへ分類できれば、スタッフも箱選びに迷いにくくなります。

使用枚数と納期を基準に発注量と在庫数を決める

次に決めたいのが最低在庫数です。

例えばA箱を1週間に50枚使用し、発注から納品まで3日かかる場合、在庫が50枚程度になった時点で発注するルールを設定できます。

一方、月に2枚しか使わない箱を100枚在庫する必要性は低いかもしれません。

「念のため」で大量発注するのではなく、月間使用枚数と納期を基準に適正在庫を決めることが重要です。

発注単位も確認しましょう。

100枚単位で購入すると安くなるからといって、年間20枚しか使用しない箱を100枚購入すれば約5年分の在庫になります。その間に商品構成や梱包方法が変われば、箱が使われなくなる可能性もあります。

ダンボール在庫は金額だけでなく、スペースコストも考える必要があります。

例えば倉庫の10㎡を梱包資材置き場として使っている場合、そのスペースを商品在庫や作業スペースとして活用できれば、業務効率が改善する可能性があります。

箱選びと保管場所を標準化して作業時間を短縮する

箱の種類を減らすことには、作業時間を短縮するメリットもあります。

20種類から最適な箱を選ぶより、5種類から選ぶ方が判断しやすくなります。

仮に箱選びに平均2分かかっているところを1分に短縮できれば、1日40件で40分、月20営業日なら800分、約13時間20分の削減です。

年間では160時間近い差になります。

さらに、箱の保管場所を固定することも大切です。

例えばA箱は棚1、B箱は棚2というように場所を決め、サイズ名や用途を大きく表示します。新人スタッフでも「5~6号鉢はB箱」とすぐ判断できる状態を作れば、教育時間も短縮できます。

棚卸しの頻度については、使用量の多いダンボールなら週1回、全種類については月1回程度確認すると管理しやすくなります。

毎週金曜日に主力3サイズだけ確認するなど、曜日を固定するのもおすすめです。

定期的な棚卸しで箱の種類と適正サイズを見直す

また、3か月に1回程度は「この箱は本当に必要か」という視点で見直します。

3か月間で一度も使わなかった箱が5種類あるなら、今後も常時在庫する必要があるのか検討できます。

ただし、箱の種類を減らすためにすべての商品を大きなダンボールへ統一する方法には注意が必要です。

大きすぎる箱は送料や緩衝材の増加につながるため、「箱の種類削減」と「適正サイズ」のバランスが重要です。

観葉植物梱包ダンボールの在庫管理では、「何種類あるか」だけではなく、「1か月に何枚使うか」「納品まで何日かかるか」「何㎡を占有しているか」という数字で判断することがポイントです。

感覚で在庫を持つのではなく、3か月程度の実績から主力サイズを選び、週1回・月1回・3か月に1回と確認する内容を分けることで、欠品を防ぎながら余剰在庫を減らすことができます。

よくある質問

Q1. 観葉植物用ダンボールは何種類くらいが管理しやすいですか?

A. 商品構成によりますが、主力として3~5サイズ程度に整理すると管理しやすくなります。

Q2. ダンボール在庫はどのくらい持てばよいですか?

A. 週間使用枚数と納期から判断します。1週間50枚使うなら、最低在庫50枚など具体的な基準を設定しましょう。

Q3. 使用頻度は何か月分確認すればよいですか?

A. まず過去3か月程度を集計すると、主力サイズと低頻度サイズを把握しやすくなります。

Q4. ダンボールの棚卸しは毎日必要ですか?

A. 毎日でなくても構いません。主力サイズは週1回、全種類は月1回程度を目安にすると運用しやすくなります。

Q5. 箱を1種類に統一すれば効率的ですか?

A. 必ずしもそうではありません。大きな箱へ統一すると送料や緩衝材が増える可能性があるため、3~5種類程度の適正サイズを持つ方法が現実的です。

まとめ

観葉植物梱包ダンボールの保管スペースが足りない場合は、まず過去3か月の使用実績を確認しましょう。発送数の80~90%を占める3~5種類を標準箱として設定し、使用頻度の低い箱は常時在庫する必要があるか検討します。主力箱は週1回、全体は月1回、種類そのものは3か月に1回程度見直すと効率的です。ダンボールの種類を整理すれば、倉庫スペースだけでなく、箱選びや発注管理の時間も削減できます。「使用枚数・納期・保管スペース」の3つを数字で管理し、発送量が増えても対応できる梱包環境を作りましょう。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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