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豊明卸問屋マガジン

観葉植物店を開業したいけど雨の日にお客様が来ない!天候に左右されにくい売上づくりの方法

植物の仕入れ

観葉植物店を開業したいけど雨の日にお客様が来ない!天候に左右されにくい売上づくりの方法

観葉植物店を開業すると、「晴れの日は来店が多いのに雨の日になると急に店が暇になる」「天候が悪い週は売上が大きく落ち込む」と悩むことがあります。観葉植物は持ち帰りにかさばる商品も多く、特に大型植物を扱う店舗では雨の日に来店を避けるお客様が増える可能性があります。しかし、天候による来店減少をそのまま受け入れる必要はありません。取り置き、配送、オンライン注文、雨の日向けの情報発信などを組み合わせることで、来店数が少ない日でも売上を作る方法があります。今回は、観葉植物店が天候に左右されにくい経営を作るための具体策を数字とともに解説します。

天候に左右されにくい売上づくりの方法

観葉植物店の売上は、天候の影響を受けることがあります。

例えば晴れの日の平均来店数が30人、雨の日が18人だった場合、来店数は40%減少しています。

購入率30%、客単価5,000円なら、晴れの日は約9人購入で45,000円、雨の日は約5〜6人購入で25,000〜30,000円程度です。

1日あたり15,000〜20,000円程度の差が生まれる可能性があります。

月に雨の日が6日あれば、単純計算で9万〜12万円程度の売上差になることもあります。

そこで、まず天候別の売上データを記録しましょう。

最低でも3か月程度、

晴れ

曇り

雨

の3種類に分けて、

来店人数

購入人数

売上

客単価

の4項目程度を記録します。

例えば3か月で雨の日が20日あり、平均売上が通常日の70%だった場合、自店が天候の影響をどの程度受けているか把握できます。

逆に雨の日でも売上が90%程度維持できているなら、大きな対策は必要ないかもしれません。

天候対策は感覚ではなく、自店の実績を見て考えることが重要です。

雨の日に来店しにくい理由も確認します。

例えば大型植物を扱う店舗では、

車まで運びにくい

商品が濡れるのが心配

駐車場から店舗まで距離がある

傘を持ちながら植物を持てない

といった問題があります。

そこで雨天時の持ち帰りサポートを明確にします。

例えば高さ100cm以上の商品はスタッフが車まで運ぶ、雨よけ用の簡易カバーを用意するなどです。

ただし大型・重量商品は安全のため2人で運ぶ基準を作りましょう。

例えば高さ150cm以上、重量15kg以上はスタッフ2人で対応すると決めます。

雨の日は配送サービスを積極的に案内する方法もあります。

例えば近距離配送を通常3,000円で提供しているなら、「雨なので今日は持ち帰らず、後日配送できます」と接客時に案内します。

値引きする必要はありません。

商品を買いたい気持ちはあるものの「今日は持って帰れない」という理由で購入を見送る人を減らすことが目的です。

月に雨天時の配送が10件、平均購入額10,000円なら10万円分の販売機会になります。

配送費や人件費を含めて採算を確認しながら運用しましょう。

取り置きサービスも有効です。

例えば雨の日にInstagramで商品を見たお客様が、「今日は行けないけれど、この植物が欲しい」と思う場合があります。

そこで24〜48時間程度の取り置きを受け付けます。

商品コードを付け、

商品名

価格

取り置き期限

を案内します。

例えば雨の日に10件取り置き依頼があり、そのうち8件が翌日購入につながれば、当日の来店はなくても将来売上を確保できます。

ただし取り置き期限を決めないと長期間在庫を止めることになるため、48時間など明確な基準を作りましょう。

オンライン販売がある場合は、雨の日にネットショップへ誘導できます。

例えばSNSで、

「今日は雨ですが、店内商品をオンラインでもご覧いただけます」

と案内します。

ただし来店減少を補うために大幅な雨の日割引を毎回行うのは注意が必要です。

「雨なら安くなる」と覚えられると、通常日に購入しない人が出てくる可能性があります。

値下げよりも、

取り置き

配送

オンライン購入

ゆっくり相談

など利便性を強くする方が長期的には運営しやすくなります。

雨の日は「ゆっくり相談できる日」として打ち出す方法もあります。

例えば通常土日は混雑してスタッフと話しにくい店舗なら、

「雨の日の午後は比較的ゆっくり植物選びを相談できます」

と発信します。

1組15分程度の相談を1日4組受ければ、合計1時間です。

4組中3組が平均5,000円購入すれば15,000円です。

雨の日の来店数が少ないことを逆にメリットとして利用できます。

相談内容は、

初心者向け

置き場所

鉢選び

大型植物

など4テーマ程度に絞ると案内しやすくなります。

雨の日限定で新商品のライブ紹介や動画投稿を行う方法もあります。

例えば来店が少ない午後に30分程度、店内の新入荷10商品を撮影します。

その素材をInstagramやショート動画に使います。

雨の日1日で10商品の素材を用意し、その後1〜2週間の投稿へ利用できます。

「売上が低い日=何もしない日」ではなく、将来の集客コンテンツを作る日に変える考え方です。

例えば月4回雨の日に撮影時間30分を確保すれば2時間です。

毎回10商品なら40商品分の素材になります。

ネットショップの商品登録を雨の日業務へ回す方法もあります。

晴天日は接客が忙しく、商品ページの更新が後回しになりがちです。

雨の日に、

商品撮影

商品説明

在庫登録

ブログ

などを進めます。

例えば1商品登録に10分かかり、雨の日に2時間作業できれば12商品です。

月4回なら48商品追加できます。

結果としてオンライン売上が育てば、将来的に天候への依存を減らせます。

法人営業も雨の日の空き時間に進められます。

例えば1日10社へ電話やメールで案内します。

月4回なら40社です。

3か月で120社へアプローチできます。

店舗の来店数が少ない時間を、オフィスや美容室、クリニックなどへの営業に使います。

すぐに注文につながらなくても、法人販売という別の売上経路を育てることができます。

例えば120社の5%にあたる6社から平均30,000円の注文があれば18万円です。

店舗来店だけに依存しない売上構成を作ることが、天候対策にもつながります。

雨の日のSNS発信は「残念なお知らせ」ばかりにしないことも大切です。

「雨なのでお客様がいません」と発信するより、

「今日は店内ゆっくり見られます」

「新入荷20鉢あります」

「大型植物は後日配送できます」

など来店・購入のメリットを伝えます。

例えば雨の日の午前10時と午後15時の2回程度案内します。

その際、駐車場や入口の情報も分かりやすくします。

駐車場が店舗前2台なら「店舗前に2台あります」と具体的に伝えます。

店舗入口に屋根がない場合は、車までの運搬サポートについても案内します。

雨の日の事故対策も重要です。

植物や傘から落ちた水で床が滑りやすくなる可能性があります。

通常日は2時間に1回程度の床確認でも、雨天時は30〜60分に1回確認するなど頻度を上げます。

入口マット、床、水滴、段差などを確認します。

スタッフ2人以上の場合は、開店時に雨の日チェック担当を決めます。

例えば、

入口床

傘置き場

商品濡れ

搬出動線

の4項目程度です。

来店増加だけでなく、安全に営業できることが前提です。

屋外展示を行っている店舗では、雨天時の移動ルールも作りましょう。

例えば外に30鉢置いている場合、雨量や風の状況によってどの商品を店内へ移すか決めます。

毎回オーナーの判断を待つのではなく、

強風予報時は大型鉢移動

大雨時は特定棚の商品移動

など基準を共有します。

移動に1回30分、スタッフ2人なら1人時分の作業が発生します。

開店直前に慌てないよう、天候予報を前日閉店時に1回確認し、翌日の売場準備を決める方法があります。

天候別の商品需要も記録すると面白い傾向が見えることがあります。

例えば雨の日は大型植物より、小型植物や鉢の購入率が高い場合があります。

3か月程度、

小型

中型

大型

鉢

用品

のカテゴリー別売上を天候ごとに比較します。

例えば雨の日は小型が売上の60%を占めるなら、入口付近へ持ち帰りやすい商品を多めに配置します。

大型は配送案内を強化します。

天候に合わせて売場を少し変えることで購入しやすくなります。

メールやLINEなどの顧客配信を行っている場合も、雨の日は情報提供のタイミングになります。

ただし毎回「雨の日キャンペーン」を送ると配信頻度が増えすぎます。

月1〜2回程度、季節情報や新入荷情報の中で、

「大型商品は配送対応しています」

と案内しておきます。

お客様が雨の日に思い出しやすくなります。

その日の天候だけに反応して毎回メッセージを送るより、普段から「来店しなくても買える」「持ち帰らなくてもよい」という仕組みを伝えておくことが大切です。

雨の日売上を追いすぎないことも重要です。

例えば通常日5万円、雨の日3万円だった場合、差額2万円を必ず当日中に取り戻す必要はありません。

雨の日に商品撮影、法人営業、ネット登録を進め、それが翌週や翌月の売上につながるなら十分価値があります。

そこで雨の日の評価項目を、

当日売上

取り置き件数

オンライン注文

コンテンツ作成数

法人営業件数

など5項目程度にします。

例えば当日売上3万円でも、

取り置き5件

ネット注文3万円

商品登録10件

法人営業10社

なら、業務としては十分成果があります。

月1回、晴れの日と雨の日の売上差を確認しましょう。

例えば施策前は雨の日が通常日の60%、3か月後に75%まで改善したなら一定の効果があります。

通常日平均50,000円なら、

60%=30,000円

75%=37,500円

で1日7,500円改善です。

雨の日が月8日なら月60,000円です。

年間では72万円相当になります。

もちろん天候や季節によって変動するため、半年〜1年程度のデータで判断するとより正確です。

観葉植物店が天候に左右されにくくなるためには、雨の日の来店人数を晴れの日と完全に同じにする必要はありません。

来店、オンライン、取り置き、配送、法人販売など複数の売上経路を作り、店舗に来られない日でも購入できる仕組みを用意することが重要です。

よくある質問

Q1. 雨の日は割引をした方がよいですか?

A. 割引だけに頼ると雨の日待ちにつながる場合があります。配送、取り置き、相談など利便性を高める方法も検討しましょう。

Q2. 天候別の売上はどのくらい記録すればよいですか?

A. 最低3か月程度、晴れ・曇り・雨に分けて来店数や売上を記録すると傾向を把握しやすくなります。

Q3. 雨の日におすすめの業務はありますか?

A. 商品撮影、ネットショップ登録、ブログ、法人営業など、来店の少ない時間を将来の売上づくりへ使う方法があります。

Q4. 大型植物は雨の日でも販売できますか?

A. 車までの搬出サポートや後日配送を用意すると、持ち帰りが難しいお客様にも提案しやすくなります。

Q5. 雨の日施策の効果はどう確認しますか?

A. 雨の日売上だけでなく、取り置き、ネット注文、配送件数なども月1回確認しましょう。

まとめ

観葉植物店が雨の日に売上を落としすぎないためには、来店だけに依存しない仕組みを作ることが重要です。

晴れ・曇り・雨の売上を最低3か月程度記録し、雨の日が通常日の何%まで落ちるか確認しましょう。そのうえで24〜48時間の取り置き、後日配送、オンライン販売、雨の日の相談などを組み合わせます。例えば雨の日売上を通常日の60%から75%へ改善できれば、通常日5万円の場合1日7,500円の差になります。また、来店が少ない時間は撮影や法人営業へ活用し、「雨の日=売れない日」ではなく「別の売上を作る日」と考えることが大切です。

植物の仕入れに関する情報を確認できます。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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