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豊明卸問屋マガジン

観葉植物店を開業したいけど冬場の売上低下が怖い!閑散期を乗り切る販売対策

植物の仕入れ

観葉植物店を開業したいけど冬場の売上低下が怖い!閑散期を乗り切る販売対策

観葉植物店を開業するとき、「冬になると植物が売れなくなるのでは?」「寒い時期は来店客も減って経営が厳しくなりそう」と不安になる方は多いでしょう。観葉植物店では季節によって来店数や売れ筋が変化するため、春や初夏と同じ仕入れ・販促を年間通して続けるのは得策ではありません。冬には冬ならではの需要を作り、仕入れ量や商品構成も調整する必要があります。今回は、観葉植物店の開業後に冬場の売上低下を抑えるため、商品構成、販促、ネット販売、法人需要などを具体的な数字とともに解説します。

閑散期を乗り切る販売対策

観葉植物店を開業する際には、年間を通して同じ売上が続くと考えないことが重要です。

例えば春の月商が150万円あったとしても、冬に100万円、80万円まで落ちることは十分考えられます。

仮に4月の売上150万円、1月の売上90万円なら差額は60万円です。

家賃や人件費などの固定費は冬でも大きく変わらないため、売上が下がる時期にどのような商品やサービスを用意するかが重要になります。

まず冬場は仕入れ量を調整しましょう。

春に月100鉢売れる店舗でも、冬は月70鉢程度まで販売数が落ちる可能性があります。

それにもかかわらず毎月100鉢仕入れ続ければ、1か月で30鉢、3か月で90鉢の余剰在庫が発生します。

平均仕入れ価格が2,500円なら、90鉢で225,000円です。

在庫が増えるだけでなく、冬は植物の生育が緩やかになり、管理期間が長くなることもあります。

そのため、秋の終わり頃から直近4週間の販売数を確認し、仕入れ量を通常の70〜80%程度に抑えるなどの調整を検討します。

次に商品構成を変えましょう。

冬は「寒さの中で植物を増やしたい」というより、「室内で楽しみやすい植物」「管理しやすい植物」を探す人へ提案する方法があります。

例えば、

初心者向け

室内向け

小型観葉植物

インテリアグリーン

ギフト

などのテーマを作ります。

特に冬は窓際の冷え込みや暖房による乾燥など、管理面で困るお客様も増えます。

そのため「冬の観葉植物管理相談」を店頭サービスとして用意すると、来店理由を作りやすくなります。

例えば毎週土曜日13時〜16時を相談時間にし、1組15分、1日最大12組まで対応する方法があります。

1か月4回なら最大48組との接点になります。

相談だけで終わる場合もありますが、鉢、土、肥料、追加の植物購入につながる可能性があります。

冬場は鉢カバーの販売も強化しやすい時期です。

植物そのものだけでなく、インテリアとして部屋の雰囲気を変えたい需要へ訴求します。

例えば植物5,000円、鉢カバー4,000円ならセット9,000円です。

月50件の植物購入のうち20件が鉢カバーも購入すれば、鉢カバーだけで8万円の追加売上になります。

「冬の部屋づくり」「リビングをグリーンで模様替え」などの企画を作り、植物と鉢をセット展示すると購入後のイメージが伝わりやすくなります。

年末年始のギフト需要も活用しましょう。

冬はクリスマス、年末の贈答、店舗やオフィスの移転・開業など、ギフト需要が発生することがあります。

例えば5,000円、10,000円、20,000円、30,000円の4つのギフト価格帯を用意します。

植物、鉢カバー、ラッピング、配送までセットにし、「予算から選べる」ようにします。

ギフト10件、平均単価15,000円なら15万円の売上です。

店頭だけでなく、ネットショップでもギフト専用ページを作ることで来店できない人へ販売できます。

ネット販売は冬場の店舗売上を補完する方法の一つです。

寒い日に外出しなくても、自宅から商品を選ぶことができます。

例えば通常月は店舗80万円、ネット20万円で合計100万円だったとして、冬に店舗が60万円へ下がっても、ネットを30万円へ伸ばせれば合計90万円まで補えます。

ネットショップには、小型・中型植物を中心に30〜50商品程度から掲載し、発送しやすい商品を強化します。

冬場の配送では低温への注意も必要なため、配送地域や発送日について自店のルールを作ることが大切です。

ブログやSNSも冬向けのテーマへ切り替えます。

例えば、

冬の水やりで失敗しない方法

暖房の部屋で注意すること

初心者向け冬の観葉植物5選

年末ギフトにおすすめの植物

冬のオフィスグリーン

などです。

週3回SNSを更新すると3か月で約36回、ブログを月4本書けば冬の3か月で12本の記事になります。

冬に検索されるテーマを蓄積しておけば、翌年以降も検索から読まれる可能性があります。

法人営業も冬場の売上対策として活用できます。

例えば店舗やオフィスでは年末の模様替え、移転、新年に向けた空間整備などの需要が発生する場合があります。

美容室、飲食店、クリニック、オフィスなどへ毎週10件程度案内し、月40件、3か月で120件へ営業する方法があります。

そのうち3%が受注すれば3〜4件です。

1件5万円なら15〜20万円の売上になります。

店頭来店だけでは得られない売上経路を持つことで、季節変動を分散できます。

冬は営業時間の見直しも検討しましょう。

例えば冬の18時以降に来店がほとんどなく、1時間平均売上が2,000円しかない場合、スタッフ2人の人件費が2,400円以上なら営業効率が悪くなる可能性があります。

夏は19時まで、冬は18時までというように季節で営業時間を変える方法もあります。

変更する場合はGoogleマップ、ホームページ、SNSで必ず周知します。

冬場は売上が少ないからこそ、店内改善の時間にも使えます。

例えば来店が少ない平日の2時間を使い、

商品撮影10〜20点

ブログ1記事作成

春向け仕入れ計画

売場レイアウト変更

などを進めます。

週2時間を3か月続ければ約24時間です。

春の繁忙期に向けた準備を閑散期のうちに行うことで、売上が伸びる時期の機会損失を防ぎやすくなります。

冬場の経営では現金管理も重要です。

例えば固定費が月50万円あるなら、冬3か月で150万円です。

売上が落ちる時期を想定し、繁忙期の利益をすべて使わずに3か月分程度の固定費を一定の目安として確保する方法があります。

開業1年目から完璧に季節変動を予測することは難しいため、毎月の販売データを残しましょう。

1年目の12か月分の数字が揃えば、2年目は前年同月比で計画を作れます。

例えば前年1月90万円なら、今年は99万円で前年比110%という目標を設定できます。

そのためにはネット売上を5万円増やす、ギフトを3件増やすなど具体的な行動へ落とし込みます。

観葉植物店の冬場対策では、「売れない季節」と諦めるのではなく、商品の見せ方や販売経路を変えることが大切です。

冬向け商品の提案、ギフト、ネット販売、法人販売、相談サービスなどを組み合わせ、春とは違う売上の作り方を準備しましょう。

よくある質問

Q1. 冬は観葉植物の仕入れ量を減らした方がよいですか?

A. 直近4週間程度の販売数を確認し、販売が落ちている場合は通常の70〜80%程度まで調整するなど、実績に合わせて判断しましょう。

Q2. 冬に売りやすい商品はありますか?

A. 初心者向け、小型観葉植物、鉢カバー、ギフト商品など、室内で楽しみやすい提案を強化する方法があります。

Q3. 冬場の営業時間は短縮してもよいですか?

A. 時間帯別売上を1〜3か月確認し、売上の少ない時間帯が続く場合は季節営業を検討できます。

Q4. 冬でも法人営業はできますか?

A. 店舗、オフィス、クリニックなどへのグリーン提案を行えます。週10件程度など継続的に営業する方法があります。

Q5. 冬の売上対策はいつから準備しますか?

A. 10〜11月頃など、本格的に寒くなる1〜2か月前から商品構成や販促内容を準備すると進めやすくなります。

まとめ

観葉植物店の冬場の売上低下を抑えるには、春と同じ仕入れや販売方法を続けるのではなく、季節に合わせて店舗運営を変えることが重要です。

仕入れ量を通常の70〜80%程度に調整し、小型植物、鉢カバー、ギフト、管理相談などを強化する方法があります。また、ネット販売や法人販売を加えて売上経路を2〜3種類に分散させましょう。冬3か月の販売実績を記録しておけば、翌年はより正確な計画を作れます。閑散期を春の準備期間として活用することも、年間売上を安定させるポイントです。

植物の仕入れに関する情報を確認できます。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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