カート 0 カート

現在カート内に商品はございません。

× CLOSE

豊明卸問屋マガジン

観葉植物店を開業したいけど開店後に資金が足りない!運転資金を切らさない管理方法

植物の仕入れ

観葉植物店を開業したいけど開店後に資金が足りない!運転資金を切らさない管理方法

観葉植物店の開業では、物件契約や内装、植物の仕入れなど「オープンまでに必要なお金」に目が向きがちです。しかし実際には、開業後も家賃、人件費、仕入れ、広告費などの支払いが続きます。「オープンしたのに売上が伸びず、仕入れ資金が足りない」という状態を防ぐには、開業費用とは別に運転資金を確保しておくことが重要です。今回は、観葉植物店を開業した後に資金不足で困らないため、何か月分の資金を準備するか、毎週何を確認するかなど具体的な数字を使って解説します。

運転資金を切らさない管理方法

観葉植物店を開業するとき、「開業資金500万円を用意したから大丈夫」と考えてしまうことがあります。

しかし、その500万円を物件取得、内装、什器、仕入れなどですべて使ってしまうと、オープン後の売上が伸びなかった場合に資金が不足する可能性があります。

そこで重要なのが運転資金です。

運転資金とは、開業後の家賃、人件費、仕入れ、水道光熱費、広告費などを支払うためのお金です。

例えば毎月必要な支出が、

家賃15万円

人件費20万円

水道光熱費4万円

通信・システム費3万円

広告費3万円

その他5万円

で合計50万円だったとします。

ここに植物や鉢などの仕入れ費が月30万円必要なら、月間支出は80万円程度になります。

仮に3か月分用意するなら240万円、6か月分なら480万円です。

実際には売上も入ってくるため、必ず全額必要という意味ではありませんが、「売上が計画通りにならなくても数か月営業できるか」という視点で資金を確保することが重要です。

開業時は少なくとも3〜6か月程度先まで資金繰り表を作ることをおすすめします。

例えば9月開業なら、

9月 売上70万円・支出100万円

10月 売上90万円・支出90万円

11月 売上100万円・支出95万円

12月 売上110万円・支出100万円

というように、月ごとの入出金を予測します。

利益だけを見るのではなく、実際に「いつお金が入って、いつ支払うか」を確認します。

特に注意したいのが仕入れです。

開業直後に売場を豪華にするため大量仕入れを行うと、手元の現金が在庫に変わります。

例えば100万円の現金があって、70万円分の植物を追加仕入れすると、手元資金は30万円になります。

その植物がすぐ売れれば問題ありませんが、販売まで2〜3か月かかれば、その間に家賃や人件費の支払いが発生します。

だからこそ「在庫が多い=資産があるから安心」とは限りません。

現金がどれくらい残っているかを確認する必要があります。

仕入れは売上実績に合わせて調整しましょう。

例えば1か月の植物販売原価が30万円程度なら、翌月の仕入れも30〜35万円程度を一つの目安として考えます。

販売が20万円に落ちたのに50万円仕入れ続ければ、在庫と資金負担が増えます。

週1回、直近4週間の販売数と在庫金額を確認し、次回の発注額を決める方法があります。

資金管理では「売上」と「口座残高」を別々に見ることも重要です。

例えば月商150万円あっても、カード決済の入金が翌月だったり、法人客の入金が翌月末だったりすると、現金がすぐ手元に入らない場合があります。

一方、仕入れ業者への支払いは月末までに必要ということもあります。

この時間差が資金繰りを苦しくする原因になります。

例えば法人向け売上50万円の入金が45日後なら、その間の仕入れや家賃を別の資金で支払う必要があります。

そのため法人販売を増やす場合は、売掛金の回収日も管理しましょう。

毎週確認したい数字を5つ程度決めることをおすすめします。

銀行口座残高

今週の売上

翌4週間の支払い予定

在庫金額

売掛金

この5項目を毎週月曜日など固定日に確認します。

例えば口座残高300万円、4週間以内の支払い予定200万円なら、実質的な余裕は100万円程度です。

ここで80万円の追加仕入れをすると、資金余裕が小さくなります。

感覚ではなく、数字を見て判断することが大切です。

開業時には売上を3パターンで想定しておきましょう。

例えば、

強気 月商150万円

標準 月商100万円

慎重 月商60万円

という3つです。

標準ケースだけで資金計画を作ると、売上が60万円だった場合にすぐ資金不足になる可能性があります。

慎重ケースでも3〜6か月程度営業を続けられるか確認します。

例えば月80万円の支出に対して売上60万円なら、単純計算で毎月20万円資金が減ります。

6か月なら120万円です。

この差額を開業前に把握しておけば、必要な運転資金を準備しやすくなります。

固定費削減も資金繰りに直結します。

毎月の固定費を50万円から40万円へ10万円削減できれば、6か月で60万円の差です。

家賃、人件費、営業時間、不要なシステム契約などを見直しましょう。

売上を10万円増やすことと、固定費を10万円減らすことでは利益への影響が異なりますが、少なくとも資金流出を抑える効果があります。

広告費も段階的に使うことが重要です。

開業直後に広告へ50万円使うより、最初は月3万円、5万円程度から試し、何件の来店や購入につながったか確認する方法があります。

効果が確認できた広告へ予算を増やします。

例えば月5万円で25件購入につながれば、1件あたり2,000円です。

利益まで確認したうえで翌月7万円へ増やすなど、段階的に投資します。

また、利益が出た月でもすぐに使わないことが大切です。

例えば繁忙期に30万円の利益が出たからといって、すぐ30万円分の什器や在庫を追加すると手元資金は増えません。

一定割合を運転資金として残すルールを作りましょう。

例えば利益の50%は内部留保、30%は仕入れ・設備、20%は販促など、自店なりの基準を作る方法があります。

税金の支払いも忘れないようにします。

売上が増えたからといって口座残高すべてを使えるわけではありません。

税金や社会保険など将来必要になる支払いを考慮して資金を残しておくことが重要です。

税務面については、必要に応じて税理士など専門家へ相談し、納税時期と金額を確認しましょう。

資金繰りが苦しくなってから対策するのでは遅い場合があります。

例えば口座残高が100万円を下回ったら新規設備投資を停止、80万円を下回ったら仕入れを売れ筋中心に絞るなど、自店なりの警戒ラインを設定する方法があります。

毎月の支出が80万円なら、残高80万円は約1か月分です。

3か月分なら240万円です。

「何円を下回ったら危険か」を事前に決めることで早めに対応できます。

観葉植物店の資金管理では、売上が高いか低いかだけでなく、現金が何か月持つかを確認することが重要です。

毎週5項目の資金チェック、毎月3〜6か月先の資金繰り更新を行い、仕入れや投資の判断を数字で行いましょう。

よくある質問

Q1. 観葉植物店の運転資金はどのくらい必要ですか?

A. 店舗規模によりますが、毎月の支出を計算し、少なくとも3〜6か月程度先まで資金繰りを確認する方法があります。

Q2. 在庫がたくさんあれば資金面は安心ですか?

A. 在庫は現金ではありません。売れるまで家賃や人件費の支払いには使えないため、手元資金も確認する必要があります。

Q3. 資金繰りはどのくらいの頻度で確認しますか?

A. 口座残高や支払い予定は週1回、3〜6か月先の資金繰り表は月1回更新する方法がおすすめです。

Q4. 売上予測は何パターン作ればよいですか?

A. 強気、標準、慎重の3パターン程度を用意し、売上が低いケースでも営業を続けられるか確認しましょう。

Q5. 利益が出たらすぐ設備投資してもよいですか?

A. すべて使わず、一定額を運転資金として残すことをおすすめします。将来の仕入れや税金も考慮しましょう。

まとめ

観葉植物店の開業では、オープンまでの費用だけでなく開業後3〜6か月程度の運転資金まで考えることが重要です。

毎月の支出が80万円なら、3か月分で240万円、6か月分で480万円に相当します。実際の必要額は売上や支払い条件によって異なりますが、週1回は口座残高、売上、4週間以内の支払い、在庫、売掛金を確認しましょう。また、売上は強気・標準・慎重の3パターンで予測し、慎重ケースでも営業を続けられる資金体制を作ることが大切です。

植物の仕入れに関する情報を確認できます。

関連ページを見る

観葉植物店
観葉植物店開業
運転資金
資金繰り
開業資金
植物屋開業
園芸店開業
店舗経営
観葉植物販売
植物ビジネス

この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

ページトップへ