カート 0 カート

現在カート内に商品はございません。

× CLOSE

豊明卸問屋マガジン

観葉植物店を開業したいけど一人で運営できるか不安!少人数でも回せる店舗づくり

植物の仕入れ

観葉植物店を開業したいけど一人で運営できるか不安!少人数でも回せる店舗づくり

「観葉植物店を開業したいけれど、最初からスタッフを何人も雇う余裕がない」「一人で接客、仕入れ、水やり、SNSまで全部できる?」と不安に感じていませんか。小規模な観葉植物店では、開業当初はオーナー1人、または1〜2人で運営するケースも考えられます。ただし、営業時間を長くしすぎたり、商品数を増やしすぎたりすると、植物管理や接客の質が低下する可能性があります。今回は、一人または少人数で観葉植物店を開業するときに、業務量を抑えながら店舗を回す仕組みを具体的な時間配分や商品数とともに解説します。

少人数でも回せる店舗づくり

観葉植物店を開業するとき、「スタッフが多い方が安心」と考えるかもしれません。

しかし開業直後から複数人を雇用すると、毎月の人件費が大きな固定費になります。

例えばスタッフ1人を1日7時間、月20日、時給1,200円で雇用すると、単純計算で月168,000円です。

2人なら336,000円になります。

そのため小規模店舗では、最初はオーナー1人または少人数で運営し、売上が増えてから人員を追加する方法もあります。

ただし、一人運営を成功させるには「全部自分で頑張る」のではなく、最初から業務量を減らす仕組みが必要です。

まず考えたいのが営業時間です。

例えば10時〜20時まで10時間営業すると、開店前後の作業を含めて1日11時間以上店舗にいる可能性があります。

月25日営業なら275時間です。

これでは仕入れ、事務、休息の時間を確保しにくくなります。

そこで開業初期は11時〜18時の7時間営業、週5〜6日程度など、無理のない時間から始める方法があります。

11時開店なら、9時30分〜11時の90分を植物管理や入荷処理に使えます。

例えば一日の流れを、

9:30〜10:00 植物状態確認

10:00〜10:30 水やり・清掃

10:30〜11:00 レジ準備・SNS

11:00〜18:00 店舗営業

18:00〜18:30 売上確認・片付け

とします。

この場合、店舗関連業務は約9時間です。

営業時間中にすべての管理作業を行うより、開店前の90分を固定すると業務を整理しやすくなります。

商品数も重要です。

一人で500鉢、1,000鉢を管理するのは大きな負担になります。

例えば1鉢の状態確認に20秒かかるとして、300鉢なら100分、600鉢なら200分です。

毎日すべてを細かく見ることは難しくなります。

小規模店舗では、最初は100〜200鉢程度から始める方法があります。

例えば小型100鉢、中型60鉢、大型20鉢で合計180鉢です。

売れ行きを確認し、管理できる範囲内で少しずつ増やします。

仕入れについても、一度に大量の商品を入荷すると一人では処理が追いつきません。

例えば100鉢の入荷があり、開梱、検品、値付け、陳列に1鉢平均3分かかると300分、つまり5時間です。

そこで週1回30鉢程度に分ければ、同じ作業でも約90分です。

入荷曜日を毎週火曜日などに固定し、午前中に処理する方法があります。

在庫管理はできるだけ簡単にしましょう。

商品名、仕入れ価格、販売価格、入荷日、販売日など5項目程度から始めます。

すべてを複雑に管理すると入力自体が負担になります。

まずは売れ筋、在庫数、長期在庫が分かる仕組みを優先します。

週1回30分程度、在庫表を確認し、翌週の発注を決めます。

SNSも毎日投稿する必要はありません。

一人運営なら週3回程度から始める方法があります。

例えば月・水・金の3回です。

週3回なら年間約156投稿になります。

投稿写真は週1回30〜60分でまとめて撮影します。

その場で毎回考えるのではなく、

月曜日 新入荷

水曜日 育て方

金曜日 おすすめ商品

とテーマを固定すると作業時間を短縮できます。

ネットショップも商品数を増やしすぎないことが重要です。

店頭200鉢をすべてネットへ登録すると、写真撮影や在庫更新の負担が増えます。

まず30〜50商品程度を掲載し、売れ筋や発送しやすい商品を中心に運営する方法があります。

ネット注文が1日1〜3件程度なら一人でも対応しやすいですが、1日10件、20件と増えた場合は梱包作業だけで数時間かかる可能性があります。

例えば1件20分なら10件で200分、約3時間20分です。

注文数が1日5件以上継続するようになったら、発送作業の補助スタッフを検討するなど、採用基準を決めておくとよいでしょう。

店舗での問い合わせ対応も効率化できます。

よく聞かれる質問を10〜20個程度まとめてPOPや育て方カードにします。

「水やりは?」「置き場所は?」「初心者向け?」と毎回説明する時間を少し減らせます。

例えば1人5分の説明を1日20人行えば100分です。

基本事項をPOPで伝え、必要な人に詳しく説明することで、接客時間を効率化できます。

支払い方法も重要です。

現金だけの場合は釣銭管理が必要ですが、キャッシュレス決済を導入することで会計作業を効率化できる場合があります。

ただし決済手数料などのコストも確認して選びましょう。

閉店後は売上を10〜15分程度で確認できる仕組みにしておくことが理想です。

一人運営では、店舗を空けられないという問題もあります。

仕入れ、銀行、配達などで外出する必要がある場合、臨時休業が増える可能性があります。

そこで定休日を週1〜2日設定し、その日に仕入れ、配達、事務作業をまとめる方法があります。

例えば毎週水曜日を定休日にして、

9時〜12時 仕入れ・配達

13時〜15時 商品撮影

15時〜17時 会計・ブログ

というようにバックオフィス業務へ集中します。

配送についても、自社ですべて行うと店舗を閉める必要があります。

そのため一人運営では配送業者を活用したり、配送可能曜日を週1〜2日に限定したりする方法があります。

例えば大型植物の自社配送は毎週水曜日と日曜日の18時以降のみと決めれば、営業への影響を減らしやすくなります。

そして最も重要なのが、「人を増やす基準」を事前に決めておくことです。

例えば、

月商150万円を3か月連続達成

来店客が1日30人以上

発送件数が1日5件以上

残業が週10時間以上

など、2〜4項目程度を基準にします。

一定ラインを超えたら週2〜3日、1日4時間程度のアルバイトを採用する方法があります。

例えば週3日×4時間×時給1,200円なら、月4週間として人件費は約57,600円です。

最初からフルタイムスタッフを採用するより、必要な時間帯だけ補助してもらうこともできます。

観葉植物店を一人で運営する場合、大切なのは「自分の労働時間を無料だと思わない」ことです。

毎日12時間働いて利益が出ているように見えても、自分の労働時間を考えると採算が合っていないことがあります。

毎週の労働時間を記録し、50時間、60時間と増え続けている場合は、営業時間、商品数、業務方法の見直しが必要です。

一人運営だからこそ、商品数を絞り、営業時間を適正化し、週1回の定休日、週3回のSNS、週1回の仕入れなど、ルーティン化することが重要です。

小さく始め、売上と業務量が増えた段階で少しずつ人員を増やすことで、固定費を抑えながら無理のない店舗運営を目指しましょう。

よくある質問

Q1. 観葉植物店は一人でも開業できますか?

A. 小規模店舗で商品数や営業時間を抑えれば可能な場合があります。最初は100〜200鉢程度から始める方法があります。

Q2. 一人運営なら営業時間は短い方がよいですか?

A. 長時間営業すると管理や事務作業の時間が不足しやすくなります。7時間程度など無理のない営業時間から始め、来店データを見て調整しましょう。

Q3. SNSまで一人でできますか?

A. 毎日ではなく週3回程度から始め、週1回まとめて撮影すると負担を減らしやすくなります。

Q4. いつスタッフを雇えばよいですか?

A. 月商、来店数、発送件数、残業時間など基準を2〜4項目設定し、一定期間超えたら採用を検討すると判断しやすくなります。

Q5. 一人運営でネットショップもできますか?

A. 可能ですが、最初は30〜50商品程度など商品数を絞り、発送件数が増えたら補助スタッフを検討しましょう。

まとめ

観葉植物店を一人または少人数で開業するときは、最初から大規模店舗を目指さず、業務量をコントロールすることが重要です。

商品数は100〜200鉢程度、営業時間は7時間程度、SNSは週3回、仕入れは週1回など、自分で管理できる範囲から始めましょう。また、週1〜2日の定休日を仕入れや事務作業に活用し、月商や発送件数など「人を増やす基準」を事前に決めておくことも大切です。一人で何でも抱えるのではなく、店舗運営をルーティン化し、売上に合わせて少しずつ人員を追加することが長く続けるポイントです。

植物の仕入れに関する情報を確認できます。

関連ページを見る

観葉植物店
観葉植物店開業
一人開業
一人店舗
植物屋開業
園芸店開業
観葉植物販売
小規模開業
店舗運営
植物ビジネス

この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

ページトップへ