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豊明卸問屋マガジン

観葉植物店を開業したいけど法人客を獲得できるか不安!店舗・オフィス向け営業の始め方

植物の仕入れ

観葉植物店を開業したいけど法人客を獲得できるか不安!店舗・オフィス向け営業の始め方

観葉植物店を開業するとき、一般のお客様だけでなく、オフィス、飲食店、美容室、クリニックなど法人向けにも販売できないかと考える方は多いでしょう。しかし、「法人営業は難しそう」「どうやって企業へ提案すればいいか分からない」と不安を感じることもあります。法人向け販売では、大型観葉植物、鉢カバー、配送、設置などをセットにすることで、個人向け販売より1件あたりの受注額が大きくなる可能性があります。今回は、観葉植物店を開業して法人客も獲得したい方に向けて、営業先の探し方や提案内容、目標件数などを具体的に解説します。

店舗・オフィス向け営業の始め方

観葉植物店の売上を安定させる方法の一つとして、法人向け販売があります。

一般消費者向けでは1件あたり3,000円、5,000円程度の商品が中心でも、法人の場合は複数鉢をまとめて購入するケースがあります。

例えば美容室の開業時に、

大型観葉植物2鉢 40,000円

中型植物3鉢 30,000円

鉢カバー5個 35,000円

配送・設置 10,000円

となれば、1件の受注金額は115,000円です。

このような案件を月2件獲得できれば月23万円、年間では276万円になります。

もちろん受注額は案件によって異なりますが、個人向け販売とは別の売上経路を持つメリットがあります。

まず法人営業で重要なのは、「誰に営業するか」を決めることです。

対象として考えられるのは、

美容室

飲食店

カフェ

クリニック

歯科医院

不動産会社

モデルルーム

オフィス

ホテル

アパレルショップ

などです。

最初から100業種に営業する必要はありません。

自店から半径5〜10km程度の範囲で、相性のよい業種を3〜5種類に絞る方法があります。

例えば美容室、クリニック、飲食店を中心に50店舗リストアップします。

週10件ずつ案内すれば、5週間で50件へアプローチできます。

法人営業では、いきなり「観葉植物を買ってください」と営業するより、「店舗のグリーンコーディネートを提案できます」という形にすると価値が伝わりやすくなります。

例えばA4用紙1〜2枚程度の簡単な提案資料を用意します。

内容は、

大型観葉植物の提案例

受付向け

待合室向け

入口向け

価格目安

配送・設置対応

など6項目程度です。

実際の施工例やコーディネート写真があると、設置後をイメージしてもらいやすくなります。

開業直後で事例がない場合は、自店舗内で「美容室向け」「オフィス向け」など仮のコーディネートを作り、写真を撮影する方法もあります。

価格についても分かりやすくしましょう。

例えば、

ライトプラン 30,000円

スタンダードプラン 50,000円

大型グリーンプラン 100,000円

というように3つ程度の価格帯を用意すると、相手が予算をイメージしやすくなります。

もちろん実際の植物や配送条件によって価格は変わりますが、「いくらか分からない」という不安を減らすことが重要です。

営業方法は複数用意します。

例えば、

電話

メール

店舗訪問

紹介

ホームページ問い合わせ

SNS

などです。

最初は週20件程度の営業活動を目標にしてもよいでしょう。

例えば電話5件、メール10件、訪問5件で合計20件です。

4週間なら80件の接点になります。

そのうち10%にあたる8件から具体的な相談があり、さらに25%の2件が成約すれば月2件の受注です。

こうして営業活動を数字で管理すると、「営業しているのに成果がない」という曖昧な状態を減らせます。

記録する項目は、

営業日

会社名

担当者

営業方法

反応

次回連絡日

見積金額

受注結果

など8項目程度で十分です。

週1回、例えば金曜日に30分程度営業リストを見直し、翌週の連絡先を決めます。

法人向けでは見積書や請求書対応も必要になる場合があります。

個人客のようにその場でカード決済するのではなく、「月末締め翌月払い」などの条件を求められることもあります。

そのため開業前に見積書、納品書、請求書などの書式を準備しておくとスムーズです。

初回取引では支払い条件を必ず確認し、自店の資金繰りに無理がないか考えましょう。

配送・設置も法人向けでは重要です。

高さ180cmの植物を3鉢購入してもらっても、「店舗まで取りに来てください」では受注しにくい可能性があります。

そこで配送エリアを設定します。

例えば半径5km以内3,000円、10km以内5,000円などです。

設置まで対応する場合は、作業時間も計算します。

配送30分、搬入30分、設置30分、帰社30分なら合計2時間です。

スタッフ2人で対応するなら、合計4人時分の人件費がかかります。

植物の価格だけでなく、配送・設置コストも含めて見積もる必要があります。

法人客ではリピート需要も期待できます。

例えば最初に大型植物を5鉢納品し、半年後に鉢の追加や植物の入れ替えが発生することがあります。

そのため納品後30日、90日、180日などのタイミングで簡単にフォローする方法があります。

「植物の状態はいかがですか」「追加のグリーンは必要ありませんか」と連絡すれば、再受注につながる可能性があります。

メンテナンスサービスを提供する方法もあります。

例えば月1回訪問し、水やり確認、葉の清掃、剪定などを行うプランです。

月額5,000円の契約が10社あれば月5万円、年間60万円です。

ただし訪問時間、交通費、人件費などを考慮し、採算が合う料金設定が必要です。

法人向け営業では、開業・移転情報を探すことも有効です。

新しい美容室、クリニック、飲食店、オフィスなどは、開業時に内装や家具と一緒に観葉植物を購入する可能性があります。

地域の新規オープン情報を週1回程度確認し、オープン前の段階で提案できれば、納品機会につながることがあります。

不動産会社、内装会社、設計事務所などと連携する方法もあります。

例えば内装会社3〜5社へ挨拶し、「店舗開業時の観葉植物を提案できます」と伝えます。

1社から年間3件紹介があり、5社と関係を作れれば年間15案件につながる可能性があります。

紹介ルートができれば、毎回ゼロから営業先を探す負担を減らせます。

ホームページにも法人向けページを作りましょう。

「オフィス 観葉植物」「店舗 観葉植物 コーディネート」「開店祝い 大型観葉植物」などの検索を意識し、

対応エリア

商品例

価格目安

配送

設置

見積依頼方法

を掲載します。

月2本程度、法人向け事例や提案記事を増やせば年間24本になります。

店舗販売だけでなく、検索から法人相談を獲得できる仕組みを作っていくことが重要です。

法人営業は、1週間で大量の注文が入るものではありません。

50社、100社と接点を作り、その中から数件の相談につなげていく活動です。

最初の3か月は毎週10〜20件程度の営業を継続し、「営業件数」「相談件数」「見積件数」「受注件数」を記録しましょう。

例えば月80件営業して4件見積、2件受注なら、次月は見積件数を6件へ増やすことを目標にできます。

観葉植物店の法人営業では、単に植物を安く販売するのではなく、「選定から配送・設置まで任せられる」という価値を作ることが重要です。

個人向け店舗販売、ネット販売、法人販売という3つの売上ルートを持つことで、経営の安定化にもつながります。

よくある質問

Q1. 観葉植物店は法人向けにも営業できますか?

A. オフィス、美容室、飲食店、クリニックなどへ大型植物や鉢カバーを提案する方法があります。

Q2. 法人営業は何件くらい行えばよいですか?

A. 最初は週10〜20件程度を目安にし、3か月程度継続して相談件数や受注率を確認する方法があります。

Q3. 法人向け資料は必要ですか?

A. A4用紙1〜2枚程度でもよいので、商品例、価格目安、配送・設置などをまとめた資料があると説明しやすくなります。

Q4. 法人向けでは配送も必要ですか?

A. 大型植物では配送需要が高くなる可能性があります。配送距離や作業時間を計算し、料金を設定しましょう。

Q5. 一度購入した法人へ再営業してもよいですか?

A. 納品後30日、90日、180日などに植物の状態確認や追加提案を行うことで、リピートにつながる可能性があります。

まとめ

観葉植物店の法人営業では、美容室、飲食店、クリニック、オフィスなどターゲットを3〜5業種程度に絞り、週10〜20件程度の営業を継続することがポイントです。

商品だけでなく、鉢カバー、配送、設置まで含めて提案すると法人側の手間を減らせます。また、営業件数、見積件数、受注件数を毎週記録し、3か月単位で成果を分析しましょう。個人向け販売だけに依存せず、法人向けという2本目、3本目の売上経路を育てることで、観葉植物店の経営を安定させやすくなります。

植物の仕入れに関する情報を確認できます。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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