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観葉植物店を開業したいけど営業時間で迷う!無理なく売上を作る営業日の決め方
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観葉植物店を開業したいけど営業時間で迷う!無理なく売上を作る営業日の決め方
観葉植物店を開業するとき、「何時から何時まで営業すればいい?」「定休日は何曜日がよい?」と迷う方は少なくありません。営業時間を長くすれば売上機会は増えるように見えますが、その分だけ人件費や光熱費、スタッフの負担も増えます。また、観葉植物店では接客以外にも水やり、植物の状態確認、入荷、清掃、SNS更新など多くの業務があります。今回は、観葉植物店の営業時間や営業日を決めるときに考えたいポイントを、来店数や人件費、作業時間など具体的な数字を交えて解説します。
無理なく売上を作る営業日の決め方
観葉植物店の営業時間を決めるときは、まず「長く開ければ売れる」という考え方だけで判断しないことが大切です。
例えば10時〜19時まで営業すれば9時間営業です。週6日営業なら1週間54時間、1か月を4週間として約216時間になります。
一方、11時〜18時なら7時間営業なので、週6日で42時間、1か月約168時間です。
その差は月48時間になります。
もしスタッフ1人あたりの人件費を時給1,200円とすると、単純計算で月57,600円の差です。2人体制なら115,200円になります。
このように営業時間を2時間延ばすだけでも、年間で見ると人件費に大きな差が出る可能性があります。
そのため、営業時間は「お客様が来る時間」に合わせて設定する必要があります。
開業前で実績がない場合は、近隣の園芸店、雑貨店、インテリアショップなど3〜5店舗程度の営業時間を調査してみましょう。
例えば周辺店舗が10時〜18時、11時〜19時に集中している場合、その地域では昼間の来店が中心なのかもしれません。
また、ターゲットによって適した時間帯は変わります。
主婦層や自営業者が中心なら平日の昼間でも来店が期待できます。一方、会社員をターゲットにするなら18時以降や土日の需要が高い可能性があります。
そこで開業後は、1時間ごとの来店数を記録することをおすすめします。
例えば、
10時台 2人
11時台 5人
12時台 8人
13時台 10人
14時台 12人
15時台 9人
16時台 7人
17時台 5人
18時台 2人
というように記録します。
これを30日程度続ければ、来店の多い時間帯と少ない時間帯が見えてきます。
仮に18時台の来店が1日平均1〜2人しかなく、売上もほとんど発生していないのであれば、営業時間を短縮する判断材料になります。
逆に閉店前の18時〜19時に会社帰りのお客様が多い場合は、その時間を残した方がよいでしょう。
曜日別の売上も確認します。
例えば1週間の売上が、
月曜日 5万円
火曜日 4万円
水曜日 3万円
木曜日 5万円
金曜日 6万円
土曜日 15万円
日曜日 12万円
という状況なら、水曜日を定休日にする候補が考えられます。
ただし、売上が少ない曜日をすぐ休みにするのではなく、周辺店舗の休業日や仕入れスケジュールも考慮する必要があります。
観葉植物店では、営業日以外にも作業が必要です。
例えば週1回の定休日を設け、その日に植物のメンテナンス、商品撮影、ネットショップ更新、仕入れ整理などを行う方法があります。
店を閉める日でも完全な休日ではなく「運営業務の日」として使うケースもあります。
例えば毎週水曜日を定休日にして、午前9時〜12時の3時間を植物管理、午後13時〜16時を撮影や事務作業に使えば、営業中に作業が集中するのを防ぎやすくなります。
また、開店前後の作業時間も考えましょう。
営業時間が10時〜18時でも、スタッフの勤務時間が10時〜18時だけでは店舗運営が難しい場合があります。
開店前30分で植物の状態確認、レジ準備、清掃を行い、閉店後30分で売上集計や片付けをするなら、実際の勤務時間は9時30分〜18時30分の9時間です。
1日1時間の準備・片付け時間があると、月25日営業では25時間になります。
営業時間だけでなく、これらの作業時間を人件費計算に含める必要があります。
季節によって営業時間を変える方法もあります。
例えば春や秋は来店が増えやすい時期として10時〜19時、冬は11時〜18時とするなど、需要に応じて調整する考え方です。
ただし営業時間を頻繁に変更するとお客様が混乱しやすいため、変更する場合はGoogleマップ、ホームページ、SNSなどの情報を同時に更新しましょう。
SNSの反応時間も参考になります。
例えばInstagramのフォロワーが投稿を見る時間帯が20時前後に集中していても、その時間に店舗を営業する必要があるとは限りません。
オンライン上の活動時間と実際に店舗へ来られる時間は分けて考えましょう。
さらに法人向け販売を行う場合は、平日の営業時間も重要です。
飲食店、美容室、オフィスなどへの植物納品を行うなら、平日の午前中を配達時間に設定し、店舗営業を午後からにする方法もあります。
例えば火曜日と木曜日は9時〜12時を法人配達、13時〜18時を店舗営業とするなど、事業モデルに合わせて設計できます。
営業時間には「売上」と「コスト」の両方があります。
1時間延長して売上が平均3,000円増えても、その時間にスタッフ2人の人件費が2,400円かかり、さらに光熱費などが発生するなら、利益への貢献は限定的かもしれません。
逆に1時間で平均15,000円売れるなら、営業時間を延ばす価値が高い可能性があります。
そのため、開業後1〜3か月程度は仮の営業時間で運営し、時間帯別・曜日別の売上を毎週確認することが重要です。
例えば開業時は10時〜19時で始め、3か月後にデータを確認し、必要であれば11時〜18時に変更する方法もあります。
観葉植物店では、「長時間営業している店」が必ずしも良い店舗とは限りません。
スタッフが疲れて植物管理や接客の質が下がれば、かえって店舗の評価を落とす可能性があります。
お客様が利用しやすく、スタッフが無理なく働けて、十分な利益を確保できる営業時間を数字から見つけていきましょう。
よくある質問
Q1. 観葉植物店は何時間くらい営業すればよいですか?
A. 一律の正解はありません。最初は7〜9時間程度など仮の営業時間を設定し、1〜3か月の時間帯別売上を確認して調整する方法があります。
Q2. 定休日は週1日必要ですか?
A. 必須ではありませんが、植物管理や商品撮影、事務作業などを行う時間として週1日程度の定休日を設ける方法があります。
Q3. 営業時間を途中で変更しても大丈夫ですか?
A. 可能です。ただしGoogleマップ、ホームページ、SNSなどの営業時間表記を同時に更新し、お客様に周知しましょう。
Q4. 来店が少ない時間帯は短縮した方がよいですか?
A. 1時間ごとの来店数と売上を30日程度記録し、人件費や光熱費を含めて判断することをおすすめします。
Q5. 季節によって営業時間を変えるのは有効ですか?
A. 有効な場合があります。繁忙期と閑散期で営業時間を変えることで、コストを調整しやすくなります。
まとめ
観葉植物店の営業時間や定休日は、感覚だけで決めず、来店数、売上、人件費、作業時間を数字で比較することが大切です。
1時間ごとの来店数を約30日記録し、曜日別の売上も確認すると、自店に適した営業時間が見えやすくなります。また、開店前後30分ずつの準備時間や、週1回の植物管理・事務作業日も考慮しましょう。最初から完璧な営業時間を決めるのではなく、開業後1〜3か月の実績をもとに改善していくことが、無理なく長く続けられる店舗づくりにつながります。
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