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観葉植物店を開業したいけどネット販売が難しそう!通販を始める準備と失敗対策
植物の仕入れ
観葉植物店を開業したいけどネット販売が難しそう!通販を始める準備と失敗対策
観葉植物店を開業するとき、「実店舗だけで集客できるか不安」「ネット販売も始めたいけれど、植物を発送するのが難しそう」と悩む方もいるでしょう。観葉植物の通販は販売地域を広げられる一方で、商品撮影、在庫管理、梱包、送料設定、配送時の傷みなど、実店舗とは異なる課題があります。特に植物は一点ずつ樹形が違うため、一般的な雑貨ECと同じ感覚では運営しにくい部分があります。今回は、観葉植物店の開業と同時にネット販売を始めたい方に向けて、準備項目や運営方法を具体的な数字とともに解説します。
通販を始める準備と失敗対策
観葉植物店を開業するとき、ネット販売を併用すると実店舗の商圏に限定されず商品を販売できます。
例えば実店舗の場合、主な商圏が車で30分圏内だったとしても、ネットショップなら配送可能な地域まで販売対象を広げられます。
一方で、「商品を掲載すれば売れる」というわけではありません。
まず必要なのが商品写真です。
観葉植物は同じ品種でも樹形や葉数が異なります。
そのため現物販売を行う場合は、1商品につき正面、斜め、全体、葉のアップなど4〜6枚程度の写真を用意すると、購入者が状態を確認しやすくなります。
例えば100商品を登録するなら、1商品5枚として500枚の写真が必要になります。
撮影と登録を1日ですべて行うのは負担が大きいため、1日10商品ずつ登録すれば10日で100商品というようにスケジュールを分けましょう。
商品ページには植物名だけでなく、鉢サイズ、高さ、横幅、管理方法なども記載すると親切です。
例えば、
高さ約80cm
鉢直径約21cm
商品全体幅約50cm
など、3項目程度のサイズを掲載します。
サイズ情報が不足していると、「思ったより大きかった」「小さかった」といった購入後の認識違いにつながる可能性があります。
次に重要なのが在庫管理です。
実店舗とネットショップで同じ植物を販売する場合、店頭で売れた商品がネット上では販売中のままになっているという問題が起こる可能性があります。
そのため商品ごとに管理番号を付ける方法があります。
例えばMON001、MON002、FIC001というように番号を付け、店頭販売した時点でネットショップの在庫も更新します。
最低でも営業中に1日1〜2回程度は在庫のずれがないか確認できる体制を作りましょう。
梱包も重要です。
植物を発送する場合、鉢の土がこぼれないように固定し、枝葉が箱の中で大きく動かないようにする必要があります。
開業前に最低でも5〜10回程度、異なるサイズの商品で試験梱包をしてみることをおすすめします。
例えば3号鉢、5号鉢、7号鉢、10号鉢などサイズ別に実際に箱へ入れ、梱包時間と資材費を測定します。
1件の梱包に20分かかる場合、1日15件発送すると梱包だけで300分、つまり5時間になります。
注文が増えてから慌てないように、1日に何件まで発送できるかを事前に把握しておきましょう。
送料設定も慎重に考えます。
商品価格3,000円の商品を販売しても、梱包資材300円、配送関連費用1,500円などが発生すれば、コスト構造は大きく変わります。
特に大型観葉植物は送料が高くなりやすいため、「○円以上送料無料」といった施策を行う場合も、実際の配送費を計算してから設定する必要があります。
ネットショップでは配送時のトラブル対策も欠かせません。
植物は気温や配送状況によって状態が変化する可能性があります。
商品到着後の連絡期限や、破損・傷みがあった場合の連絡方法などを分かりやすく決めておきましょう。
例えば「商品到着後24時間以内に写真を添えて連絡」というルールを設定しておくことで、対応基準を統一できます。
季節によって配送条件を変えることも検討します。
真夏や真冬は植物への負担が大きくなる場合があるため、発送曜日や地域、植物の種類によって調整することも必要です。
例えば金曜日発送を避け、配送業者の保管期間が長くならないよう月曜日〜木曜日を中心に発送するという運用も考えられます。
ネット販売では集客も必要です。
商品ページを100件作っても、サイトへ訪問する人がいなければ売上にはつながりません。
そこでInstagram、ブログ、検索対策などを組み合わせます。
例えばブログを月8本公開すれば年間96本です。
「観葉植物 通販」「大型観葉植物 通販」「初心者 観葉植物 おすすめ」「観葉植物 ギフト」など、購入者が検索するテーマの記事を継続的に公開します。
またSNSを週4回更新すれば年間約208投稿になります。
新入荷、育て方、発送風景、スタッフおすすめなど、投稿内容を4種類程度に分けると継続しやすくなります。
ネット販売ではアクセス数や購入率も確認しましょう。
例えば月5,000人がサイトを訪問し、50件購入された場合、購入率は1%です。
客単価が7,000円なら月商35万円です。
月商70万円を目指すなら、同じ購入率ならアクセス数を1万人に増やすか、購入率や客単価を改善する必要があります。
このようにネットショップも数字で管理することが重要です。
観葉植物店の通販は、全国へ販売できる可能性がある一方、撮影、在庫連携、梱包、配送、顧客対応などの仕組みが必要です。
最初から500商品を掲載するのではなく、まず30〜50商品程度から始め、1日の注文数や発送作業を確認しながら商品数を増やしていく方法もあります。
実店舗とネットショップを無理なく組み合わせ、自店に合った販売体制を作っていきましょう。
よくある質問
Q1. 観葉植物店はネットショップも作った方がよいですか?
A. 必須ではありませんが、実店舗以外の販売経路を作れるメリットがあります。作業量や発送体制を考慮して判断しましょう。
Q2. 商品写真は何枚くらい掲載すればよいですか?
A. 植物の樹形が分かるよう、1商品につき4〜6枚程度を目安に用意する方法があります。
Q3. 実店舗とネットショップの在庫はどう管理しますか?
A. 商品ごとに管理番号を付け、店頭で売れたらネット在庫も更新する仕組みを作ると管理しやすくなります。
Q4. 植物の梱包は事前に練習した方がよいですか?
A. 開業前に5〜10回程度、複数サイズの商品で試験梱包を行い、作業時間や資材費を確認することをおすすめします。
Q5. ネットショップの商品数は多い方がよいですか?
A. 商品数だけを増やすより、正確な在庫管理と発送体制を維持することが重要です。最初は30〜50商品程度から始める方法もあります。
まとめ
観葉植物店のネット販売では、実店舗とは異なる準備が必要です。商品写真は1商品4〜6枚程度、在庫は1日1〜2回確認、開業前には5〜10回程度の試験梱包を行うなど、具体的な運用ルールを決めておきましょう。
さらに1件あたりの梱包時間や配送費を計算し、1日に何件発送できるのか把握しておくことも重要です。最初から大量の商品を登録するのではなく、30〜50商品程度からスタートし、注文数や作業負担を確認しながら拡大すると管理しやすくなります。
植物の仕入れに関する情報を確認できます。
