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豊明卸問屋マガジン

植物の仕入れで注文ロットが合わない!必要数量だけ仕入れて過剰在庫を防ぐ方法

植物の仕入れ

植物の仕入れで注文ロットが合わない!必要数量だけ仕入れて過剰在庫を防ぐ方法

「5鉢だけ欲しいのに10鉢単位でしか注文できない」「ケース単位で仕入れると毎回在庫が余る」「単価は安いが最低ロットが大きくて困る」と悩んでいませんか。植物仕入れ方法では、1鉢当たりの仕入れ価格だけでなく、最低注文数量と自店の販売速度が合っているかを確認することが重要です。月3鉢しか売れない商品を20鉢単位で仕入れると、単純計算で約6か月分以上の在庫になります。この記事では、注文ロットと販売量を比較し、大ロット・小ロット・受注後仕入れを使い分けながら過剰在庫を防ぐ方法を具体的な数字で解説します。

必要数量だけ仕入れて過剰在庫を防ぐ方法

植物を仕入れる際、仕入れ先によって「10鉢単位」「1ケース20鉢」「最低30,000円以上」など注文条件が設定されている場合があります。

大量に販売できる店舗なら問題ありませんが、小規模店舗や販売頻度の低い商品では、最低ロットが在庫過多の原因になります。

例えば月間販売数が4鉢の商品を20鉢単位で仕入れるとします。

単純計算では20÷4=5か月分の在庫です。

仕入れ価格が1鉢2,000円なら40,000円の資金が商品へ固定されます。

仮に1鉢当たり100円安く仕入れられたとしても、20鉢で節約できるのは2,000円です。

そのために5か月分の在庫を抱えることが本当に得なのかを考える必要があります。

まず確認したいのが「最低ロット÷月間販売数」です。

これで何か月分を一度に仕入れることになるか分かります。

最低ロット20鉢、月間販売20鉢なら1か月分です。

最低ロット20鉢、月間販売10鉢なら2か月分。

月間販売4鉢なら5か月分です。

一つの目安として、通常商品は1~2か月以内に販売できるロットで仕入れられるか確認すると管理しやすくなります。

植物は一般的な雑貨より状態管理が必要なため、3か月、6か月分を一度に持つ商品は慎重に判断しましょう。

売れ筋なら大ロットを活用できます。

例えば月30鉢売れる定番商品を20鉢単位で仕入れても約20日分です。

1鉢1,500円の商品が20鉢以上で1,350円になるなら、1鉢150円、20鉢で3,000円原価を抑えられます。

30日以内で売り切れる実績があるなら、大ロットによる単価メリットを活かしやすくなります。

一方、月3鉢しか売れない商品で同じロットを利用すると約6.7か月分です。

この場合は小ロット対応の仕入れ先を探す方が資金効率を高めやすくなります。

そこで商品を「大ロット向き」「小ロット向き」「受注後仕入れ向き」の3種類へ分ける方法があります。

大ロット向きは、月間販売数が多く、30~45日程度でロット数量を販売できる商品です。

小ロット向きは、月1~10鉢程度の販売で、需要が安定していない商品です。

受注後仕入れ向きは、1鉢10,000円以上など高額で、月0~2鉢程度しか動かない商品です。

例えば売上上位20商品は大ロット、中間30商品は小ロット、その他の高額・低回転商品は受注後仕入れという構成にできます。

最低ロットが大きい仕入れ先しか見つからない場合は、同じケース内で商品を組み合わせられるか確認しましょう。

例えば「合計20鉢以上なら複数品種を組み合わせ可能」という条件であれば、A商品5鉢、B商品5鉢、C商品5鉢、D商品5鉢に分けることができます。

1品種20鉢より在庫リスクを分散できます。

仕入れ先へ「ケース内品種混載が可能か」「サイズ違いを組み合わせられるか」などを確認しましょう。

オンライン卸では、1商品1鉢から注文できても、合計注文金額20,000円以上というケースもあります。

この場合も、売れ筋商品と組み合わせて最低金額を満たせるか確認します。

ただし、あと5,000円で最低金額だからと不要商品を5,000円分追加するのはおすすめできません。

必要な商品が揃うまで3~7日程度発注リストへ貯めてまとめる方法があります。

急ぎの商品だけ別ルートで購入するという使い分けも可能です。

ロットと送料を一緒に考えることも重要です。

A社は1鉢1,300円、最低20鉢、送料2,000円。

B社は1鉢1,500円、最低3鉢、送料1,500円だとします。

5鉢必要な場合、B社なら商品7,500円+送料1,500円=9,000円です。

A社は最低20鉢なので26,000円+送料2,000円=28,000円です。

1鉢単価だけならA社が200円安いですが、必要量5鉢という条件ならB社の方が19,000円少ない支出で済みます。

余った15鉢を売り切れる確信がないなら、小ロットの価値は大きくなります。

共同発注を活用できる場合もあります。

複数店舗を運営しているなら、最低20鉢をA店8鉢、B店7鉢、C店5鉢に分けます。

店舗ごとの需要を合算することで大ロット条件を利用できます。

ただし各店舗で販売速度が違うため、均等配分にする必要はありません。

過去3か月の販売比率で分けます。

A店50%、B店30%、C店20%なら、20鉢を10鉢、6鉢、4鉢と配分します。

店舗間配送費がかかる場合は送料も含めて比較しましょう。

大ロット商品では、仕入れ後の販売率を必ず記録します。

例えば20鉢仕入れ、30日で18鉢売れれば販売率90%です。

同じ条件で次回も大ロット仕入れを継続しやすい商品です。

一方、20鉢中5鉢しか売れなければ25%です。

次回は同じ仕入れ先を使わず、小ロットへ切り替えることを検討します。

3か月連続で30日販売率80%以上なら大ロット継続、50%未満が2回続けば小ロットへ変更するなど基準を作れます。

季節商品ではロットの扱いにさらに注意が必要です。

例えば5月まで売れる商品を5月20日に20鉢仕入れ、残り販売期間が10日しかない場合、月間販売数が20鉢あっても売れ残る可能性があります。

シーズン終盤は通常ロットを半分程度へ減らしたいところですが、仕入れ先の最低ロットが変わらないなら、その時点で発注を止める選択肢もあります。

「最低ロットだから仕方なく仕入れる」のではなく、残り販売期間に合わない場合は欠品を許容した方が利益を守れることもあります。

特価商品のケース買いにも注意しましょう。

通常1鉢2,000円の商品が、20鉢以上なら1,500円になる場合、20鉢で10,000円安くなります。

しかし通常月3鉢しか売れないなら6か月以上の在庫です。

その間に5鉢が品質低下して販売できなくなれば、1,500円×5鉢=7,500円のロスです。

さらに値下げ販売が発生すれば、10,000円の割引メリットはほとんどなくなります。

大幅値引きでも、「60日以内に売れる数量まで」など購入上限を決めましょう。

仕入れ先との交渉も選択肢です。

毎月定期的に購入している場合、「通常20鉢ロットだが10鉢で対応できないか」「別品種との混載は可能か」と確認してみる価値があります。

特に毎月同じカテゴリーを50鉢、100鉢購入している場合は、商品単位ではなく全体取引量で条件を相談できる可能性があります。

ただし、条件変更が必ずできるわけではないため、代替仕入れ先も準備しておきます。

ロット条件は商品マスターへ登録すると便利です。

「最低ロット」「通常販売数」「ロット消化月数」を表示します。

例えば商品Aは最低10鉢、月20鉢販売、0.5か月分。

商品Bは最低20鉢、月4鉢販売、5か月分と表示します。

ロット消化月数が2か月を超える商品には注意表示を付けます。

3か月以上なら原則小ロット別ルート、または受注後仕入れへ変更するというルールも作れます。

新しい仕入れ先を選ぶ際も、商品単価だけでなくロット条件を評価しましょう。

価格5点、品質5点、納期5点だけでなく「ロット適合度」を5点満点で加えます。

1~3鉢対応なら5点、5鉢4点、10鉢3点、20鉢2点、30鉢以上1点など、自店の販売規模に合わせて評価できます。

売れ筋用と新商品用で最適な仕入れ先は異なるため、1社にすべてを求める必要はありません。

植物仕入れ方法では、最安単価を追うことより「売り切れる数量で買えるか」を重視することが重要です。

月間販売数と最低ロットを比較し、1~2か月で売り切れないロットなら小ロット仕入れや受注後仕入れへ切り替えます。

これにより、単価を少し高くしても在庫金額、管理時間、廃棄ロスを抑えやすくなります。

よくある質問

Q1. 最低ロットが大きい仕入れ先は避けるべきですか?

A. 売れ筋商品なら大ロットの単価メリットを活かせます。月間販売数と比較して1~2か月以内で売り切れるか確認しましょう。

Q2. ロットが自店に合っているかどう判断しますか?

A. 「最低ロット÷月間販売数」で何か月分の在庫になるか計算すると判断しやすくなります。

Q3. 20鉢単位しか買えない商品が月3鉢しか売れない場合は?

A. 約6~7か月分の在庫になるため、小ロット対応の別仕入れ先や受注後仕入れを検討しましょう。

Q4. 大ロット仕入れを継続する基準はありますか?

A. 例えば30日以内の販売率80%以上が3か月続く商品は大ロット継続候補とする方法があります。

Q5. 品種を組み合わせて最低ロットを満たしてもよいですか?

A. 仕入れ先が混載に対応している場合は有効です。複数品種へ分散することで在庫リスクを減らせます。

まとめ

植物の注文ロットが自店の販売量に合わない場合は、「最低ロット÷月間販売数」で在庫何か月分になるか確認しましょう。20鉢ロットで月4鉢販売なら5か月分となり、単価が安くても過剰在庫になりやすくなります。売れ筋は大ロット、新商品や低回転商品は1~3鉢程度の小ロット、高額商品は受注後仕入れと使い分けることが重要です。植物仕入れ方法では、1鉢の安さより「必要数量だけ仕入れ、短期間で売り切れること」を優先することで、資金と在庫を効率化しやすくなります。

植物の仕入れに関する情報を確認できます。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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