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【どの観葉植物を仕入れれば売れるか分からない!卸売市場で売れ筋を見極める方法】
植物の仕入れ
【どの観葉植物を仕入れれば売れるか分からない!卸売市場で売れ筋を見極める方法】
「市場にはたくさんの商品があるけれど、どれを仕入れれば売れるのか分からない」「珍しい植物を仕入れたのに全然動かない」と悩む店舗は少なくありません。観葉植物卸売市場では毎回多くの商品が入荷するため、品揃えを増やそうとすると仕入れ判断が難しくなります。大切なのは、感覚だけで商品を選ばず、自店の販売データと市場情報を組み合わせることです。今回は、観葉植物卸売市場で売れ筋商品を見極めるための具体的な方法を紹介します。
自分の好みと顧客需要を分けて売れ筋を見極める方法
観葉植物卸売市場で商品を見ていると、魅力的な植物が次々と目に入ります。そのため、「自分が良いと思ったから」「市場で目立っていたから」という理由だけで仕入れてしまうことがあります。しかし、自分が欲しい商品とお客様が買いたい商品は必ずしも一致しません。
売れ筋を見極めるために、まず確認したいのが「過去の販売数」です。最低でも直近3か月、できれば12か月分の商品別販売数を集計しましょう。
例えば月間100鉢販売している店舗で、ポトス20鉢、パキラ15鉢、フィカス類15鉢、モンステラ10鉢、その他40鉢という結果なら、まず上位商品を安定して確保する必要があります。売上の上位20%の商品が全体売上の大きな割合を占める店舗も多いため、定番商品の欠品を防ぐことが重要です。
2つ目は「販売日数」を見ることです。同じ10鉢を販売した商品でも、7日で完売した商品と60日かかった商品では仕入れ判断が変わります。入荷から販売まで14日以内の商品をA、15〜30日をB、31日以上をCなど、自店独自のランクを作ると分かりやすくなります。
3つ目は「価格帯」です。品種だけではなく、いくらの商品が売れているかも分析します。例えば売上の60%が2,000〜5,000円の商品から生まれている場合、市場でもこの価格帯で販売できる商品を優先します。高額商品ばかり増やすより、自店のお客様が購入しやすい価格帯を充実させるほうが販売数を安定させやすくなります。
4つ目は「サイズ」です。3号や4号の小型植物が人気の店舗もあれば、7号以上が動く店舗もあります。同じ品種でもサイズが違えば客層や用途が異なります。過去3か月の商品を鉢サイズ別に集計し、上位2〜3サイズを確認しましょう。
5つ目は「問い合わせ数」です。まだ販売実績が少なくても、お客様から頻繁に質問される商品は仕入れ候補になります。「モンステラはありますか?」と1か月に10件問い合わせがあるのに、常に在庫がないのであれば機会損失が発生している可能性があります。
問い合わせ内容をスタッフ全員で共有し、週1回程度集計すると、売上データだけでは見えない需要を把握できます。
6つ目は「SNSへの反応」です。新商品を入荷した際、Instagramなどに投稿し、閲覧数、保存数、問い合わせ数を確認します。例えば10種類の商品を紹介し、特定の商品だけ保存数が他の3倍あるなら、潜在需要がある可能性があります。ただしSNSで人気だから必ず売れるわけではないため、実際の販売データと組み合わせて判断しましょう。
7つ目は「新商品枠」を設定することです。売れ筋だけを仕入れていると売場が単調になりやすいため、仕入れ全体の10〜20%程度を新商品に設定する方法があります。
例えば1回100鉢仕入れる場合、70鉢を定番、20鉢を季節商品、10鉢を新商品にします。新商品は1種類あたり2〜3鉢程度からテストし、14〜30日間の販売状況を確認します。
また、市場で他の買参人が多く見ている商品や、入荷してすぐ数量が減っている商品も参考情報になります。ただし、それだけで仕入れ判断をするのではなく、自店のお客様層に合っているかを考えることが重要です。
売れ筋は永久に同じではありません。季節やトレンドによって変化するため、月1回は商品ランキングを更新しましょう。3か月連続で上位に入る商品は定番化し、逆に3か月連続で販売日数が長い商品は仕入れ量を減らすなど、明確なルールを作ります。
観葉植物卸売市場で売れる商品を見つける近道は、「勘を鋭くすること」だけではありません。販売数、販売日数、サイズ、価格帯、問い合わせなど複数の数字を組み合わせることで、再現性の高い仕入れができるようになります。
よくある質問
Q1. 売れ筋を判断するには何か月分のデータが必要ですか?
A. 最低3か月、可能であれば12か月分を見ると季節による変動も確認できます。
Q2. 売れ筋商品だけ仕入れればよいですか?
A. 定番商品を中心にしながら、全体の10〜20%程度を新商品や季節商品にすると売場に変化を出しやすくなります。
Q3. 販売日数は何日以内なら良い商品ですか?
A. 店舗によって異なりますが、まず14日、30日など基準を決めて比較すると管理しやすくなります。
Q4. SNSで人気の商品は仕入れるべきですか?
A. 参考にはなりますが、SNS反応だけでなく実際の問い合わせや販売実績も確認しましょう。
Q5. 売れない商品はすぐ仕入れを止めるべきですか?
A. 展示場所や価格が原因の場合もあります。1〜2回改善を試し、それでも動かなければ数量を減らす方法があります。
まとめ
観葉植物卸売市場で売れ筋を見極めるには、直感だけでなく販売数、販売日数、価格帯、鉢サイズ、問い合わせ数などを数字で確認することが重要です。最低3か月、できれば12か月分の販売データを分析し、定番商品と新商品を分けて仕入れましょう。また、月1回ランキングを更新し、売れる商品の変化を追い続けることで、在庫を抑えながら魅力的な品揃えを作りやすくなります。
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