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豊明卸問屋マガジン

ビカクシダの発注を毎回考えるのが大変!定期仕入れを仕組み化する方法

植物の仕入れ

ビカクシダの発注を毎回考えるのが大変!定期仕入れを仕組み化する方法

「毎週在庫を見ながら何株発注するか考えるのが大変」「担当者によって仕入れ数量が変わり、欠品や在庫過多を繰り返している」と困っていませんか?ビカクシダの仕入れは品種数が増えるほど管理項目も増えます。毎回ゼロから判断していると、担当者の経験に依存しやすくなります。そこで重要なのが、販売数、現在庫、再発注点を使って定期仕入れを仕組み化することです。今回は、週1回30分程度でも運用できるビカクシダの発注ルールを具体的に解説します。

在庫確認と発注点を定例化して仕入れを仕組みにする

ビカクシダを数品種だけ販売している段階では、売場を見ながら「減ってきたから5株注文しよう」と感覚で発注しても大きな問題は起こりにくいかもしれません。

しかし、10品種、20品種と増えると、どの商品を何株仕入れるべきか毎回判断するのが大変になります。

そこで、定期発注を仕組み化します。

まず必要なのは、商品ごとに「過去30日販売数」「現在庫」「再発注点」「標準発注数」の4項目を設定することです。

たとえば品種Aが過去30日で12株売れているとします。

週平均は約3株です。

仕入れ先へ発注してから入荷まで7日かかるなら、少なくとも3株は入荷までに必要です。

さらに安全在庫2株を加え、再発注点を5株と設定します。

現在庫が5株以下になったら発注するルールです。

標準発注数は、たとえば6株とします。

在庫5株で6株発注すれば、入荷後11株程度になります。

月12株売れる品種なら約1か月分に近い数量です。

これなら在庫を大量に持ちすぎず、欠品も防ぎやすくなります。

品種Bが月4株しか売れない場合は、週1株程度です。

再発注点2株、標準発注数3株など小さく設定します。

このように商品ごとに数字を変えることがポイントです。

すべての商品を「在庫5株で10株発注」と同じルールにすると、低回転商品が余りやすくなります。

商品をA・B・Cの3ランクに分けると運用しやすくなります。

Aランクは月10株以上売れる主力商品、Bランクは月4〜9株、Cランクは月3株以下などです。

Aランクは週1回確認、Bランクは2週間に1回、Cランクは月1回確認にします。

たとえば20品種ある場合、Aランク5品種、Bランク8品種、Cランク7品種に分けると、毎週全20品種を細かく確認する必要がありません。

Aだけ毎週、Bは隔週、Cは月初だけ確認する運用にすれば作業時間を減らせます。

発注曜日を固定する方法もあります。

例えば毎週火曜日の午前中を発注日とします。

月曜日閉店時点の在庫を集計し、火曜日に発注します。

仕入れ先から金曜日までに入荷するなら、週末需要にも対応しやすくなります。

このサイクルを固定すると、「いつ発注したか分からない」「同じ商品を別スタッフが二重注文した」といったミスも防ぎやすくなります。

複数の仕入れ先がある場合は、発注日を分けてもよいでしょう。

メイン業者は毎週火曜、サブ業者は第1・第3木曜などです。

月4回と月2回に分けることで、注文が集中しにくくなります。

定期仕入れでは最低ロットや送料も考慮します。

再発注点に達した商品が1品種だけの場合、3株だけ注文すると送料効率が悪い場合があります。

そこで「発注候補リスト」を作ります。

再発注点以下の商品を一覧化し、合計が10株以上、または注文金額3万円以上になったら発注するという条件を設定します。

ただし、主力品種が欠品しそうな場合は少量でも優先発注します。

例えばAランク商品は単独発注可、B・Cは他商品とまとめるというルールです。

このように優先順位を決めることで、送料と欠品のバランスを取りやすくなります。

発注量は季節によって補正します。

通常月12株売れる商品でも、春は15株、冬は7株になる場合があります。

そこで3か月ごとに過去30日販売数を更新し、再発注点と標準発注数を見直します。

例えば冬になり販売数が12株から8株へ下がったら、再発注点5株を4株へ、標準発注数6株を4〜5株へ下げるなど調整します。

毎週数字を変更する必要はありません。

月1回販売実績を確認し、3か月に1回発注基準を更新する程度なら運用負担も大きくありません。

在庫表には「品種」「現在庫」「30日販売数」「再発注点」「標準発注数」「仕入れ先」の6項目を記載すると分かりやすくなります。

例えば、

品種A:在庫4、販売12、再発注5、発注6

品種B:在庫7、販売5、再発注3、発注4

品種C:在庫2、販売2、再発注1、発注2

という形です。

この場合Aだけが発注対象です。

担当者が変わっても、表を見れば判断できます。

さらに「発注済み」「未発注」を表示しておくと二重発注を防げます。

発注後は予定入荷日も記録します。

たとえば8月10日発注、8月14日入荷予定という形です。

予定日を2日以上過ぎても届かない場合は仕入れ先へ確認するというルールを作ります。

こうすることで、納期遅延による欠品にも早く対応できます。

仕入れの仕組み化では、完璧な自動化を目指す必要はありません。

最初はExcelやスプレッドシートで週1回30分程度確認するだけでも十分です。

20品種について在庫数を入力し、再発注点以下の商品だけ色分けするようにすれば、発注候補をすぐ確認できます。

重要なのは、担当者の記憶に頼らないことです。

定期仕入れの効果は3か月ごとに確認しましょう。

欠品日数、月末在庫、廃棄・値下げ数、仕入れ回数などを比較します。

例えば仕組み化前は月10日欠品していた商品が2日まで減れば改善です。

月末在庫50株が35株へ減りながら売上が維持できていれば、在庫効率も改善しています。

発注基準は売れ方に合わせて更新します。

Aランク商品が3か月連続で月15株以上売れているなら標準発注数を20%増やす、Cランクが60日以上残るなら発注対象から外すなど、数字をもとに調整します。

ビカクシダの定期仕入れを仕組み化するポイントは、過去30日販売数、現在庫、再発注点、標準発注数の4つを商品ごとに設定することです。

週1回在庫を確認し、月1回販売数を更新、3か月ごとに発注基準を見直す。このサイクルを作ることで、担当者の経験に頼りすぎず、欠品と過剰在庫の両方を減らしやすくなります。

よくある質問

Q1. 定期仕入れにはどんな数字が必要ですか?

A. 過去30日の販売数、現在庫、再発注点、標準発注数の4項目から始めると管理しやすくなります。

Q2. 在庫は毎日確認する必要がありますか?

A. 主力商品は週1回程度、低回転商品は月1回程度など、販売速度に応じて頻度を変える方法があります。

Q3. 再発注点はどう決めますか?

A. 1週間あたりの販売数と、発注から入荷までの日数、安全在庫を基準に設定します。

Q4. 発注日は固定したほうがよいですか?

A. 毎週火曜日など曜日を固定すると、二重発注や発注忘れを防ぎやすくなります。

Q5. 発注基準はいつ見直しますか?

A. 月1回販売実績を確認し、3か月ごとに再発注点や標準発注数を見直す方法があります。

まとめ

ビカクシダの発注を毎回感覚で考えると、担当者の負担が増え、欠品や在庫過多も発生しやすくなります。商品ごとに30日販売数、現在庫、再発注点、標準発注数を設定し、週1回決まった曜日に確認しましょう。A・B・Cランクで確認頻度を変えれば、20品種以上でも管理しやすくなります。月1回販売実績を更新し、3か月ごとに基準を調整することで、安定したビカクシダ仕入れを仕組み化できます。

植物の仕入れに関する情報を確認できます。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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