豊明卸問屋マガジン
人気の記事
ビカクシダを仕入れすぎて在庫過多!最適な発注頻度を決める方法
植物の仕入れ
ビカクシダを仕入れすぎて在庫過多!最適な発注頻度を決める方法
「一度にまとめてビカクシダを仕入れたら在庫が増えすぎた」「次の仕入れタイミングが分からず、欠品と余剰在庫を繰り返している」と悩んでいませんか?ビカクシダの仕入れでは、数量だけでなく発注頻度も重要です。月1回の大量仕入れが向いている店舗もあれば、週1回や月2回の小ロット仕入れが適している店舗もあります。今回は、自店の販売数と在庫回転から最適なビカクシダの仕入れ頻度を決める方法を解説します。
在庫確認・納期・安全在庫から発注頻度を決める
ビカクシダの在庫過多を防ぐためには、「何株仕入れるか」と同じくらい「何回に分けて仕入れるか」を考える必要があります。
たとえば月間販売数が20株の店舗が、毎月1日に30株まとめて仕入れているとします。
月間販売数が予定通り20株なら、月末に10株残ります。
翌月も30株仕入れれば、在庫は一時的に40株になります。
この状態を繰り返すと、徐々に在庫が積み上がる可能性があります。
一方、月20株を月2回、10株ずつ仕入れる方法なら、前半の販売状況を確認して後半の数量を変更できます。
たとえば月前半で10株中8株売れたなら、後半も10株仕入れる判断ができます。
逆に3株しか売れなかった場合は、後半の仕入れを5株に減らすなど調整できます。
このように仕入れ回数を分けることで、販売状況に合わせて在庫をコントロールしやすくなります。
仕入れ頻度を決める際は、「月間販売数」「現在庫」「最低ロット」「送料」の4つを確認しましょう。
少量発注できても、毎回送料が高い場合は仕入れ頻度を増やすほどコストが上がります。
たとえば送料が1回2,000円の場合、月1回なら送料2,000円ですが、週1回の4回発注なら8,000円になります。
20株仕入れる場合、月1回なら1株あたり送料100円ですが、4回発注で合計送料8,000円なら1株あたり400円です。
そのため、仕入れ頻度は在庫だけでなく物流コストも含めて判断する必要があります。
一つの方法として、商品を売れ行きによって分けます。
売れ筋品種は週1回または2週間に1回、販売速度が普通の商品は月2回、希少品種や高価格帯商品は月1回または必要時のみ、といったように発注頻度を変えます。
すべての商品を同じタイミングで仕入れる必要はありません。
たとえば月間30株売れる店舗で、定番品種が20株、その他が10株売れる場合、定番品種は週5株程度、その他は月2回5株程度という仕入れ方法も考えられます。
こうすると売れ筋の欠品を防ぎながら、売れにくい商品の過剰在庫を抑えやすくなります。
再発注点を設定することも有効です。
再発注点とは、在庫が一定数量まで減ったときに発注する基準です。
たとえば月12株売れる品種なら、1週間平均約3株です。
発注してから入荷まで7日かかるなら、最低3株程度は必要になります。
さらに余裕を持って2株を追加し、在庫5株になった時点で発注するというルールを設定できます。
月20株売れる品種なら週平均約5株なので、入荷まで1週間なら再発注点を7〜8株に設定するなど、販売速度に応じて変えます。
仕入れ先の納期も重要です。
注文翌日に届く仕入れ先と、注文から7〜10日かかる仕入れ先では必要な在庫量が異なります。
納期が短いほど在庫を少なくできます。
逆に入荷まで10日以上かかる場合は、その間に売れる数量を想定して少し多めに在庫を持つ必要があります。
そのため、仕入れ先ごとに「注文日」「発送日」「到着日」を記録し、平均リードタイムを把握しておきましょう。
たとえば過去5回の到着までの日数が3日、4日、3日、5日、4日なら、平均約4日です。
この数字が分かれば、在庫が何株になったら発注すべきか計算しやすくなります。
発注頻度の見直しは月1回程度行うとよいでしょう。
ただし、毎月大きく変更する必要はありません。
3か月程度データを集め、販売数と在庫推移を確認してから調整すると、季節的な一時変動に振り回されにくくなります。
在庫確認は週1回程度行います。
「品種」「現在庫」「過去30日の販売数」「次回入荷予定」「再発注点」の5項目を一覧にすると、発注タイミングが分かりやすくなります。
たとえば現在庫4株、過去30日販売12株、再発注点5株なら、発注対象だとすぐ判断できます。
一方、現在庫10株、過去30日販売3株なら、新規発注を停止する判断ができます。
ビカクシダの仕入れでは、大量に買えば効率が良いとは限りません。
一度に30株仕入れて60日かけて販売するより、10株ずつ3回に分けて30日以内に回転させるほうが、店舗によっては管理負担や在庫リスクを減らせます。
理想的な仕入れ頻度は、店舗規模、販売数量、送料、最低ロット、納期によって変わります。
まずは月2回程度の発注を基本にして、売れ筋だけ週1回、売れにくい商品は月1回に分けるなど、自店に合わせたルールを作ることがポイントです。
週1回の在庫確認、月1回の発注頻度見直し、3か月ごとの販売データ分析を続けることで、欠品と過剰在庫の両方を減らしやすくなります。
よくある質問
Q1. ビカクシダは月何回仕入れるとよいですか?
A. 販売量によりますが、まず月2回程度に分け、売れ筋だけ週1回などに調整する方法があります。
Q2. 少量を何度も仕入れたほうがよいですか?
A. 在庫リスクは抑えやすくなりますが、送料が増える可能性があります。商品代と送料の合計で判断しましょう。
Q3. 再発注点とは何ですか?
A. 在庫が一定数量まで減ったときに追加発注する基準です。販売速度と納期から設定します。
Q4. 在庫はどのくらいの頻度で確認しますか?
A. 週1回程度確認し、現在庫と過去30日間の販売数を比較すると発注判断がしやすくなります。
Q5. 発注頻度はいつ見直せばよいですか?
A. 月1回状況を確認し、3か月程度の販売データを基に大きな見直しを行う方法があります。
まとめ
ビカクシダの在庫過多を防ぐには、一度の仕入れ数量だけでなく発注頻度を調整することが重要です。月1回の大量仕入れから月2回の分割仕入れへ変更するだけでも、途中の販売状況に応じて数量を修正できます。売れ筋は週1回、通常商品は月2回、高価格帯は月1回など商品別に頻度を変える方法も有効です。週1回在庫を確認し、再発注点を設定することで、欠品と余剰在庫のバランスを取りやすくなります。
植物の仕入れに関する情報を確認できます。
