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豊明卸問屋マガジン

エアプランツの仕入れ価格が上がって利益が減る!値上がり時に見直したい5つの対策

植物の仕入れ

エアプランツの仕入れ価格が上がって利益が減る!値上がり時に見直したい5つの対策

「以前よりエアプランツの仕入れ価格が高くなった」「販売価格を変えていないので利益率が下がっている」と悩んでいませんか?エアプランツ仕入れでは、商品価格だけでなく、送料や資材費などの変化によって実質原価が上がることがあります。原価が上昇しているのに販売価格や仕入れ数量を以前と同じままにすると、売上が変わらなくても利益が徐々に減ってしまいます。ただし、仕入れ値が上がったからといって、すべての商品を一律に大幅値上げする必要はありません。今回は、エアプランツの仕入れ価格上昇時に見直したい原価計算、販売価格、商品構成、仕入れ先について解説します。

新旧原価・売価・仕入れ先を比較して値上がりに対応する

【1.旧原価と新原価を比較する】

まず、どの程度仕入れ価格が上がったのかを数字で確認します。

例えば以前1株300円だった商品が360円になった場合、60円、割合では20%の上昇です。

月100株仕入れる商品なら、商品代だけでも月6,000円増えます。

年間では72,000円です。

1株単位では小さく見えても、年間で考えると大きな差になるため、価格改定を放置しないことが重要です。

【2.送料を含めた実質原価を再計算する】

商品価格だけでなく送料も上がっている場合があります。

例えば1株360円の商品を50株仕入れると18,000円です。

送料が以前1,500円から2,000円へ上がった場合、合計20,000円となり、1株あたりの実質原価は400円です。

さらに資材費が30円なら430円になります。

以前の原価を基準に販売価格を決めたままでは、実際の利益を正しく把握できません。

少なくとも3か月に1回程度、実質原価を見直しましょう。

【3.販売価格を段階的に見直す】

原価が20%上がったからといって、販売価格も必ず20%上げる必要はありません。

例えば販売価格1,000円の商品を1,100円へ10%上げる、あるいは1,200円へ20%上げるなど、競合価格や客層を見ながら調整します。

一度に大幅値上げするより、100〜200円程度の価格変更を行い、2〜4週間販売数を確認する方法があります。

価格変更前後の販売率を比較すれば、お客様の反応を把握できます。

【4.利益の低い商品を減らす】

すべての商品を残す必要はありません。

例えばA品種は月20株売れて1株粗利益500円、B品種は月20株売れても粗利益150円しかない場合、同じ販売数でも利益への貢献は異なります。

仕入れ価格上昇後に粗利益が大きく下がった商品は、仕入れ数量を10〜30%減らす、別サイズへ変更するなどの対策を検討しましょう。

販売数だけでなく粗利益額を見ることが重要です。

【5.複数の仕入れ先を比較する】

仕入れ価格が上昇した場合は、他の卸業者も比較します。

最低でも2〜3社程度について、商品価格、送料、最低ロット、品質、納期を確認しましょう。

ただし、単純に50円安いからという理由だけで変更するのは注意が必要です。

品質ロスが増えれば、結果として高くつく場合があります。

例えばA社は1株350円で良品率95%、B社は330円でも良品率85%なら、実際の販売可能株数まで含めて比較する必要があります。

【セット販売で付加価値を上げる】

販売価格を上げにくい場合は、植物単体だけでなくセット商品を強化する方法があります。

例えばエアプランツ単品1,000円を1,200円へ上げると割高感が出る場合でも、スタンド付き1,800円など完成商品にすると比較されにくくなることがあります。

商品の価値を「植物だけ」から「飾れる状態」へ変える考え方です。

関連資材は3〜5種類程度から試し、セット販売率を確認しましょう。

【仕入れ数量を細かく調整する】

原価上昇時は、売れ残りによる損失も大きくなります。

以前1株300円の商品を10株売れ残しても3,000円でしたが、400円なら4,000円です。

そのため、売れ筋は維持しながら、販売率の低い商品は発注量を減らします。

例えば販売率30%の商品を10株から5株へ減らすだけでも、無駄な在庫を抑えられます。

【値下げ率を減らす】

仕入れ価格が上がった状態で、以前と同じように20〜30%値下げを繰り返すと利益が急激に小さくなる場合があります。

例えば実質原価600円の商品を1,000円で販売し、20%OFFにすると800円です。

粗利益は200円しか残りません。

原価上昇時ほど、値下げする前に売場変更、セット販売、商品説明の改善などを行うことが重要です。

【月1回粗利益を確認する】

価格上昇への対応が成功しているか、月1回程度確認しましょう。

例えば月売上200,000円、実質仕入れコスト120,000円なら単純な粗利益は80,000円です。

翌月、販売価格調整によって売上210,000円、仕入れコスト122,000円なら粗利益88,000円になります。

売上だけでなく、粗利益額が改善しているかを見ることが大切です。

よくある質問

Q1. 仕入れ価格が上がったらすぐ値上げすべきですか?

A. 実質原価と粗利益を再計算し、必要に応じて100〜200円程度から段階的に価格調整する方法があります。

Q2. 原価はどのくらいの頻度で確認しますか?

A. 少なくとも3か月に1回程度、商品価格、送料、資材費を含めて見直すとよいでしょう。

Q3. 仕入れ先を変更した方がよいですか?

A. 2〜3社程度を比較することは有効ですが、価格だけでなく品質やロス率も含めて判断しましょう。

Q4. 値上げせず利益を改善できますか?

A. 仕入れ数量の見直し、セット販売、ロス削減などによって改善できる場合があります。

Q5. 値下げ販売は続けてもよいですか?

A. 原価が上昇すると値下げ後の利益が小さくなるため、値下げ率や値下げ対象を以前より慎重に判断しましょう。

まとめ

エアプランツの仕入れ価格が上がった場合は、以前の原価や販売価格をそのまま使い続けないことが重要です。300円から360円なら20%の原価上昇となり、月100株なら年間72,000円の差になります。送料や資材を含めた実質原価を3か月に1回程度確認し、必要に応じて販売価格を100〜200円単位で見直しましょう。また、利益の低い商品を減らし、2〜3社の仕入れ先を比較し、セット販売による付加価値向上も検討します。売上だけでなく月1回粗利益まで確認することで、仕入れ価格が上がっても利益を守りやすいエアプランツ販売へ改善できます。

植物の仕入れに関する情報を確認できます。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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