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豊明卸問屋マガジン

観葉植物店を開業したいけど立地選びで迷う!失敗しにくい店舗場所の考え方

植物の仕入れ

観葉植物店を開業したいけど立地選びで迷う!失敗しにくい店舗場所の考え方

観葉植物店の開業準備で多くの方が悩むのが、「どこに店舗を出せばよいのか」という立地選びです。駅前なら人通りは多いものの家賃が高くなりやすく、郊外なら家賃は抑えやすい一方で、車で来店しやすい環境や駐車場が必要になる場合があります。観葉植物は大型商品も多いため、一般的な小売店とは違った視点で立地を考えることも大切です。今回は、観葉植物店を開業したいけれど立地選びで失敗したくない方に向けて、家賃、人通り、駐車場、商圏などを具体的な数字で考える方法を解説します。

失敗しにくい店舗場所の考え方

観葉植物店を開業するとき、立地は売上だけでなく毎月の固定費にも大きく影響します。

例えば駅前の物件が月25万円、郊外の物件が月10万円だった場合、その差は月15万円です。年間では180万円の差になります。

人通りの多い駅前店舗なら集客しやすい可能性がありますが、その分、毎月高い売上を維持しなければ家賃負担が重くなります。

一方、郊外型の店舗は家賃を抑えやすいものの、通りがかりのお客様だけに頼ることが難しい場合があります。そのため、SNSやGoogleマップ、ホームページなどを活用し、「目的地として来店してもらう店」を作ることが重要です。

立地を選ぶときは、まず想定客単価と必要客数を計算してみましょう。

例えば家賃15万円の店舗で月商150万円を目標にする場合、客単価5,000円なら月300件の購入が必要です。

月25日営業なら1日12件です。

購入率を30%と想定するなら、単純計算で1日約40人の来店が必要になります。

候補物件を見に行ったときは、「人通りが多そう」という印象だけで判断せず、平日と休日、午前と午後など複数の時間帯で実際の通行量を確認するとよいでしょう。

例えば平日の11時、15時、18時、休日の11時、15時など、最低でも4〜6回程度現地を見ると、曜日や時間による違いを把握しやすくなります。

観葉植物店の場合、駐車場の有無も重要です。

小型植物であれば徒歩や電車で持ち帰れることもありますが、8号鉢や10号鉢などの大型植物になると、車で持ち帰りたいお客様が増える可能性があります。

そのため郊外型店舗では、店舗前または近隣に2〜5台程度でも駐車できるスペースがあると利便性が高まります。

また、搬入経路も確認しておきましょう。

観葉植物店では仕入れ時に大量の植物や鉢が届くことがあります。トラックが店舗前まで入れるか、荷下ろしできるスペースがあるか、入口の幅は十分かなどを開業前に確認しておくことが重要です。

例えば高さ180cm以上の植物を10鉢、20鉢と一度に仕入れる場合、狭い階段しかない2階店舗では搬入作業が大きな負担になる可能性があります。

店舗面積も重要です。

観葉植物は商品そのものにボリュームがあるため、床面積を使います。10坪程度の小型店でも商品構成次第では営業できますが、大型植物を多く扱うなら20坪、30坪以上必要になる場合もあります。

ただし広ければよいわけではありません。

例えば10坪で家賃10万円と、30坪で家賃25万円なら、年間家賃はそれぞれ120万円と300万円です。180万円の差を追加売上で回収できるかを考える必要があります。

周辺店舗との相性も確認しましょう。

家具店、インテリアショップ、雑貨店、カフェ、住宅関連店舗などが近くにある地域は、観葉植物と相性のよい顧客層が集まっている可能性があります。

反対に、人通りは多くても観葉植物を購入する顧客層と大きくずれている場所では、来店数が売上につながらない可能性もあります。

商圏についても考えてみましょう。

小型観葉植物を中心に販売する駅前店舗なら徒歩圏や電車利用者が中心になる一方、大型観葉植物や鉢カバーを扱う郊外型店舗なら、車で15〜30分程度の範囲から来店してもらうモデルも考えられます。

Googleマップなどで候補店舗から半径5km、10km程度の人口や住宅地、競合店の数を確認すると、商圏の特徴を把握しやすくなります。

さらに競合店の調査も重要です。

半径5km以内に観葉植物専門店が3店舗ある場合、それぞれの品揃え、価格帯、営業時間、SNS発信などを確認します。

競合が多いから避けるという単純な判断ではなく、「この地域には植物を購入する需要がある」と考えることもできます。

重要なのは、自店がどこで差別化するかです。

例えば大型観葉植物を充実させる、初心者向けに特化する、珍しい植物を扱う、鉢とのコーディネート提案を強化するなど、立地と店舗コンセプトをセットで考える必要があります。

観葉植物店の立地選びでは、「人通りが多いか」だけを見るのではなく、家賃、駐車場、搬入、店舗面積、商圏、顧客層など複数の条件を数字で比較することが重要です。

候補物件を3〜5件程度比較し、それぞれの家賃、面積、駐車台数、駅からの距離、周辺競合などを一覧表にすると、感覚だけでなく客観的に判断しやすくなります。

よくある質問

Q1. 観葉植物店は駅前と郊外のどちらがよいですか?

A. 店舗コンセプトによって異なります。小型植物中心なら駅前、大型植物や車での持ち帰りが多いなら郊外型など、商品構成に合わせて判断しましょう。

Q2. 駐車場は必須ですか?

A. 必須ではありませんが、大型植物を扱う店舗では車で来店できる環境があると便利です。近隣駐車場の有無も確認しましょう。

Q3. 店舗物件は何回くらい見に行けばよいですか?

A. 平日、休日、午前、午後など4〜6回程度時間を変えて確認すると、人通りや周辺環境を把握しやすくなります。

Q4. 広い店舗の方が売上は増えますか?

A. 必ずしもそうとは限りません。店舗面積が広くなるほど家賃や光熱費が高くなる可能性があるため、必要な売上とのバランスが重要です。

Q5. 競合店が近くにある物件は避けた方がよいですか?

A. 競合の存在は需要がある地域という見方もできます。品揃えやサービスを調査し、自店の差別化ポイントを明確にしましょう。

まとめ

観葉植物店の開業における立地選びでは、駅から近い、人通りが多いといった条件だけで決めるのではなく、家賃、駐車場、搬入経路、店舗面積、商圏、競合などを総合的に確認することが重要です。

候補物件を3〜5件比較し、平日と休日を含めて4〜6回程度現地を確認すると、立地の特徴を把握しやすくなります。特に大型植物を扱う場合は駐車場や搬入のしやすさも大切です。毎月の固定費と必要売上を計算し、「長く続けられる立地か」という視点で店舗を選びましょう。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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