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【観葉植物の品揃えが他店と同じで困る!卸売市場で差別化商品を仕入れる方法】
植物の仕入れ
【観葉植物の品揃えが他店と同じで困る!卸売市場で差別化商品を仕入れる方法】
「近隣の園芸店と同じ観葉植物ばかり並んでいる」「価格競争になってしまい、自店らしさが出せない」と悩んでいませんか。観葉植物卸売市場には定番商品が多く流通する一方で、生産者ごとの仕立て違い、希少品種、サイズ違いなど、他店との差別化につながる商品もあります。差別化というと珍しい植物だけを集めるイメージがありますが、実際には定番商品でも見せ方や仕入れ方を変えることが可能です。今回は、観葉植物卸売市場を活用して価格以外で選ばれる品揃えを作る方法を解説します。
定番を維持しながら仕立ての違いで売場に変化
観葉植物販売で競合店との差別化を考えるとき、「珍しい品種を仕入れなければならない」と考えがちです。
しかし、希少品種ばかりを揃えると仕入れ価格が上がり、販売対象が限られることがあります。差別化で重要なのは、売れ筋を維持しながら、自店ならではの商品を一定割合加えることです。
まず1つ目の考え方は「定番70%、差別化30%」など商品構成を分けることです。
例えば月100鉢仕入れる場合、70鉢はパキラ、モンステラ、ポトス、フィカスなど安定需要が見込める商品にします。残り30鉢を特徴的な樹形、珍しい品種、限定的なサイズ、生産者指定商品などにします。
差別化商品が売れにくい店舗なら、最初は10〜20%から始めても構いません。
2つ目は「品種ではなく仕立てで差別化すること」です。
同じフィカスでも、通常の直幹、曲がり仕立て、複数本仕立てなど見た目は大きく変わります。
市場で商品を見る際に、品種名だけではなく「仕立て」を確認しましょう。例えば毎回10鉢仕入れる定番商品のうち2鉢だけ特徴的な樹形に変えるだけでも売場に変化が生まれます。
生産者とサイズの選択で自店らしい特徴を作る
3つ目は「生産者で差別化すること」です。
同じ品種でも生産者によって葉数、樹形、仕立て、ボリューム感などに違いがあります。
気に入った生産者を3〜5社程度見つけ、「この生産者のフィカス」「この生産者の吊り鉢」という形で商品を選ぶと自店らしい特徴を作りやすくなります。
さらにPOPで生産者や産地を紹介できれば、単純な価格比較をされにくくなる可能性があります。
4つ目は「サイズで差別化すること」です。
競合店が小型商品中心なら、自店は7〜10号の中大型を充実させる方法があります。逆に大型中心の店舗が多い地域なら、デスクや棚に置ける3〜4号商品を豊富に揃える方法もあります。
近隣3〜5店舗程度を実際に確認し、どのサイズが少ないかを見ることも参考になります。
用途別の品揃えと鉢カバーで提案型の売場へ
5つ目は「用途別に仕入れること」です。
単に品種別に並べるのではなく、「初心者向け」「ペットのいる家庭向け」「オフィス向け」「ギフト向け」「省スペース向け」など、お客様の困り事から商品を選びます。
例えば初心者向けコーナーを20鉢作るなら、比較的管理しやすい植物を5品種×4鉢などで構成します。
このように用途を明確にすると、「植物に詳しい人の店」ではなく、「自分に合う植物を選びやすい店」という差別化が可能です。
6つ目は「鉢カバーとの組み合わせ」です。
観葉植物単品では競合店と同じ商品でも、鉢カバーや受け皿と組み合わせることで別商品として見せられます。
例えば仕入れ価格2,000円の植物と1,500円の鉢カバーを組み合わせ、セット商品として販売します。
毎月5〜10種類程度のコーディネート商品を作ると、インテリア提案型の売場にできます。
少量の希少品と比較されにくい商品を継続投入
7つ目は「希少商品を少量だけ継続すること」です。
珍しい植物を大量に仕入れる必要はありません。毎週2〜3品種、各1〜2鉢程度入荷するだけでも、「毎回来ると何か違う」という印象を作れます。
月4回なら毎月8〜12品種程度の変化を出せます。入荷後はSNSで紹介し、何日で売れたかを記録します。
8つ目は「価格競争しない商品を作ること」です。
どこでも売っている同一規格の商品だけだと、価格比較されやすくなります。
例えば一鉢ごとに樹形が異なる商品、鉢セット、産地・生産者を明確にした商品など、完全な同一商品と比較しにくい仕入れを増やします。
販売率と月替わりテーマで差別化商品の比率を調整
9つ目は「差別化商品の販売率を確認すること」です。
差別化商品を仕入れたら、感覚だけで評価しないことが重要です。
例えば1か月に30鉢仕入れ、14日以内に18鉢売れたなら販売率60%です。通常商品が80%なら、差別化商品は少し多過ぎるかもしれません。
逆に30鉢中25鉢が14日以内に売れるなら、翌月は35〜40鉢へ増やす検討ができます。
10つ目は「毎月テーマを変えること」です。
今月は曲がり仕立て、翌月は斑入り植物、その次は吊り下げ植物など、月ごとに1テーマ設定します。
テーマ商品を全仕入れの10〜20%程度にするだけでも、売場に明確な変化が生まれます。
例えば100鉢仕入れるなら15鉢だけテーマ商品にします。その他85鉢は定番を維持するため、大きな在庫リスクを抱えず差別化できます。
観葉植物卸売市場には、定番品から個性的な商品まで幅広く集まります。差別化のポイントは、珍しい商品だけを買うことではなく、「生産者・仕立て・サイズ・用途・組み合わせ」という複数の視点から商品を選ぶことです。
よくある質問
Q1. 差別化商品は仕入れ全体の何%くらいがよいですか?
A. 最初は10〜20%程度から始め、販売実績が良ければ30%程度まで増やす方法があります。
Q2. 希少品種を大量に仕入れる必要がありますか?
A. 必要ありません。各1〜2鉢程度を継続的に入荷するだけでも売場に変化を出せます。
Q3. 定番商品でも差別化できますか?
A. できます。生産者、樹形、仕立て、サイズ、鉢カバーなどで違いを作れます。
Q4. 差別化商品の効果はどう確認しますか?
A. 14日・30日以内の販売率や問い合わせ数を記録し、通常商品と比較すると判断しやすくなります。
Q5. 売場テーマはどのくらいの頻度で変えるべきですか?
A. 月1回程度テーマを変更すると、常連客にも売場の変化を感じてもらいやすくなります。
まとめ
観葉植物卸売市場で競合店との差別化を図るには、希少品種だけに頼らず、生産者、仕立て、サイズ、用途、鉢カバーなど複数の切り口を活用することが重要です。最初は仕入れ全体の10〜20%程度を差別化商品にし、14日・30日の販売実績を確認しながら調整しましょう。さらに月1回テーマを変えれば、定番商品を維持しながら「いつ来ても新しい発見がある売場」を作りやすくなります。
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