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豊明卸問屋マガジン

板付けビカクシダを仕入れたのに売れない!仕立て・サイズ・展示で失敗しない選び方

植物の仕入れ

板付けビカクシダを仕入れたのに売れない!仕立て・サイズ・展示で失敗しない選び方

「おしゃれだから板付けビカクシダを仕入れたのに思ったほど売れない」「壁掛け商品を増やしたら展示場所が足りなくなった」と困っていませんか?板付けビカクシダは、植物とインテリアを組み合わせた魅力的な商品ですが、ポット苗とは価格帯や展示方法が異なります。仕入れ時には株の状態だけでなく、板のサイズ、デザイン、重量、販売スペースなども確認する必要があります。今回は、板付けビカクシダ仕入れで失敗を減らすための具体的なチェックポイントを紹介します。

仕立て・サイズ・価格帯・展示から売れる板付けを選ぶ

ビカクシダの魅力を分かりやすく伝えやすい商品の一つが「板付け」です。

ポット植えの場合は棚や台の上に置くことが中心になりますが、板付けされたビカクシダは壁に掛けられるため、インテリアグリーンとして提案しやすくなります。

しかし、板付け商品はポット苗と同じ感覚で大量に仕入れると、思わぬ問題が起こることがあります。

まず確認したいのが商品サイズです。

ビカクシダ本体だけでなく、板の縦横サイズを確認しましょう。

たとえば板幅30cmの商品を10点展示するとします。商品同士を10cmずつ空けて横一列に並べる場合、単純計算で約4m程度の壁面スペースが必要になります。

板幅40cmの商品を10点なら、さらに広いスペースが必要です。

「10株程度なら置けるだろう」と考えて仕入れると、実際には売場へ展示しきれないケースがあります。

仕入れ前に、壁面の横幅と高さを測っておきましょう。

たとえば幅2m、高さ2mの壁面なら、板幅30cm程度の商品を横4〜5点、縦2〜3段程度展示するなど、事前にレイアウトを考えることができます。

次に確認したいのが仕立ての品質です。

板付け商品は植物だけでなく、板、水苔、固定方法などを含めて一つの商品です。

株がきれいでも、固定が不安定だったり、水苔が大きく崩れていたりすると販売時の印象に影響します。

入荷時には「株の状態」「板の状態」「固定」「水苔」「吊り具」の5項目程度を確認しましょう。

10点仕入れた場合もすべて同じ基準でチェックすることで、品質のバラつきを把握できます。

また、板のデザインも重要です。

シンプルな木板、自然な形を生かした板、特徴的なデザインの板など、同じビカクシダでも印象は大きく変わります。

店舗の顧客層がシンプルなインテリアを好む場合、装飾の強い板ばかりを仕入れると販売しにくくなる可能性があります。

最初は10点仕入れるなら、シンプルなタイプを6点、個性的なものを3点、大型または高価格帯を1点程度に分ける方法があります。

価格帯にも注意しましょう。

板付け商品はポット苗に比べ、板や水苔、加工の手間などが含まれるため販売価格が高くなる場合があります。

そのため、すべてを高価格帯にすると購入対象が狭くなる可能性があります。

売場に20点のビカクシダがある場合、板付けを5〜8点程度にして、残りを購入しやすいポット苗にするなど、複数の価格帯を用意すると選びやすくなります。

販売スピードも必ず記録しましょう。

たとえば板付けを8点仕入れ、30日以内に6点売れた場合は販売率75%です。

一方、8点中2点しか売れなければ販売率25%です。

同じ板付けでも、板の大きさ、品種、価格によって販売率が異なるため、それぞれ分けて記録することが重要です。

店舗展示では高さも意識します。

板付けビカクシダを天井近くに展示すると雰囲気は良くても、お客様が葉や価格を確認しにくい場合があります。

販売したい商品は目線に近い高さへ3〜5点程度配置し、上部にはディスプレイ用の大型商品を置くなど役割を分ける方法があります。

POPも効果的です。

「壁に掛けて楽しめます」「省スペースで飾れる植物」など短い説明を付けることで、ビカクシダを知らないお客様にも用途を伝えやすくなります。

通販で板付けビカクシダを販売する場合は、写真の枚数を増やしましょう。

正面だけでは板の厚みや植物の立体感が分かりにくいため、正面、左右、裏面、壁掛けイメージ、サイズ比較など5枚以上掲載すると商品の特徴を伝えやすくなります。

さらに板サイズを「縦40cm×横25cm」など具体的に記載します。

重量も分かる場合は表示すると、お客様が設置方法を検討しやすくなります。

仕入れ後は週1〜2回程度、固定状態や株のコンディションを確認しましょう。

特に水やり後に板の周辺が濡れる場合、店舗の壁や什器への影響も考慮する必要があります。

板付け商品専用の水やり場所を決めるなど、管理方法まで含めて仕入れ数量を考えることが大切です。

板付けビカクシダは、売場の雰囲気を大きく変えられる商品です。

一方で、仕入れすぎると壁面スペースや管理作業を圧迫します。

初回は5〜10点程度から始め、30日間の販売率を確認する。そして販売率が60〜70%以上のサイズや価格帯を中心に追加仕入れするなど、数字を基準に調整することが安定した仕入れにつながります。

よくある質問

Q1. 板付けビカクシダは何点くらいから仕入れるとよいですか?

A. 初回は5〜10点程度から始め、30日間の販売数を確認する方法があります。

Q2. 仕入れ前に確認するサイズは何ですか?

A. 植物の葉張りだけでなく、板の縦幅、横幅、厚みなども確認しましょう。

Q3. 板付け商品の品質はどこを見ればよいですか?

A. 株、板、水苔、固定状態、吊り具など5項目程度を確認すると分かりやすくなります。

Q4. 板付けばかりを仕入れてもよいですか?

A. 顧客層によりますが、初めはポット苗と組み合わせ、板付けを全体の25〜40%程度から試す方法があります。

Q5. 板付け商品の売れ行きはどのくらいで判断しますか?

A. まず30日単位で販売率を確認し、60日以上残る商品についてはサイズ、価格、展示方法、次回仕入れ数量を見直しましょう。

まとめ

板付けビカクシダの仕入れでは、植物の品質だけでなく板サイズ、仕立て、展示スペース、価格帯まで確認することが重要です。初めは5〜10点程度の少量から仕入れ、30日単位で販売率をチェックしましょう。株、板、水苔、固定、吊り具の5項目を入荷時に確認し、週1〜2回程度状態を管理することもポイントです。売れたサイズや価格帯を数字で把握して追加仕入れすることで、板付けビカクシダを売場の魅力として活用しながら在庫リスクを抑えることができます。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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