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豊明卸問屋マガジン

観葉植物店を開業したいけど商品写真がうまく撮れない!ネット販売とSNSで売れる見せ方

植物の仕入れ

観葉植物店を開業したいけど商品写真がうまく撮れない!ネット販売とSNSで売れる見せ方

観葉植物店を開業するとき、「実物はきれいなのに写真では魅力が伝わらない」「ネットショップに掲載したら植物が暗く見える」と悩む方は少なくありません。観葉植物は樹形や葉色、サイズ感が購入判断に大きく影響するため、ネット販売やSNSでは写真の見せ方が非常に重要です。高価なカメラを用意しなくても、撮影場所、背景、光、撮影枚数などを一定のルールにすることで、商品を分かりやすく伝えやすくなります。今回は、観葉植物店の開業後に商品写真で失敗しないための撮影方法を、具体的な枚数や頻度を交えて解説します。

ネット販売とSNSで売れる見せ方

観葉植物店を開業し、ネットショップやSNSを活用する場合、商品写真は「店舗の売場」と同じくらい重要な役割を持ちます。

実店舗ならお客様が植物を正面、横、後ろから見ることができますが、ネット販売では掲載された写真だけで商品を判断します。

そのため、1枚だけの商品写真では情報が足りないことがあります。

例えばネット販売の商品ページでは、1商品につき5〜7枚程度の写真を用意する方法があります。

1枚目は植物全体が分かる正面写真。

2枚目は斜め45度程度から撮影した写真。

3枚目は反対側。

4枚目は葉のアップ。

5枚目は鉢や根元。

6枚目は室内へ置いたイメージ。

7枚目はサイズ感を伝える写真です。

このように複数の角度を見せることで、実物を確認できないお客様の不安を減らしやすくなります。

例えば商品を100点登録する場合、1商品6枚なら600枚の写真が必要です。

1日ですべて撮影しようとすると負担が大きいため、毎週20商品ずつ撮影すれば5週間で100商品分を準備できます。

1商品あたり撮影時間を3分とすると、20商品で約60分です。

毎週火曜日の午前10時〜11時を撮影時間にするなど、スケジュールを固定すると継続しやすくなります。

撮影場所も毎回変えないことが重要です。

例えば店舗内に横幅2m程度の撮影スペースを1か所用意し、白やグレーなどシンプルな壁を背景にします。

商品ごとに背景や照明が違うと、ネットショップ全体に統一感がなくなります。

同じ場所、同じ距離、同じ明るさを基本にすると、植物の違いが分かりやすくなります。

自然光を利用できる場合は、窓から直接強い日差しが入る時間を避けることもポイントです。

強い直射日光では葉の一部が白く飛んだり、逆に影が真っ黒になったりすることがあります。

窓際の柔らかい光が入る午前中など、自店で撮影しやすい時間帯を30〜60分程度調べてみましょう。

同じ商品を午前10時、13時、16時の3回撮影し、どの時間が最も自然に見えるか比較する方法もあります。

植物写真では、背景に余計な商品が写り込みすぎないことも大切です。

例えば撮影するモンステラの後ろに値札、段ボール、他の商品が大量に写っていると、どの商品を紹介しているのか分かりにくくなります。

背景の商品数を0〜3点程度に抑え、主役の植物が一目で分かる構図を意識します。

ネットショップではサイズ感も重要です。

「高さ約150cm」と文字で書くだけでは、実際の大きさをイメージしにくい人もいます。

そこで高さ150cm程度の植物の横に高さ80cm程度の椅子を置くなど、家具との比較写真を1枚用意する方法があります。

ただし比較物のサイズも商品ページに記載すると、さらに分かりやすくなります。

例えば、

植物全体高さ 約150cm

鉢直径 約30cm

最大葉張り 約80cm

という3項目程度を写真と一緒に掲載します。

大型観葉植物では特にサイズ情報が重要です。

写真だけ見て購入した人から「思ったより大きかった」という問い合わせが発生すると、返品や配送トラブルにつながる可能性があります。

そのため高さ、横幅、鉢サイズの最低3項目は掲載しましょう。

現物販売の場合は、商品ごとに管理番号を付ける方法もあります。

例えばMON001、MON002という番号を写真と商品ページに付けます。

同じモンステラが5鉢あっても樹形はそれぞれ違うため、「写真の商品そのものを販売する」場合は管理番号を明確にします。

店頭でMON001が売れたら、ネットショップの同じ商品も販売終了にします。

在庫確認は最低でも1日1〜2回程度行い、店頭とネットの二重販売を防ぎましょう。

SNS用写真は、ネットショップ用と少し考え方を変えることもできます。

ネットショップでは正確な商品情報が重要ですが、SNSでは「店に行ってみたい」と感じてもらう雰囲気も大切です。

例えば投稿10本のうち、

新入荷4本

店内コーディネート2本

育て方2本

スタッフおすすめ1本

イベント案内1本

という配分にします。

週4回投稿すれば1か月約16本です。

撮影日にネットショップ用の正面写真だけでなく、SNS用に店舗内で飾った写真も2〜3枚撮っておけば、同じ商品から複数のコンテンツを作れます。

動画も有効です。

植物は葉の広がりや立体感があるため、写真だけでは伝わりにくい部分があります。

1商品につき10〜20秒程度、植物の周囲をゆっくり移動して撮影するだけでも樹形が伝わりやすくなります。

週2本動画を投稿すれば年間約104本になります。

「今週入荷した大型植物3選」など、1本の動画に3商品をまとめる方法もあります。

写真を撮影したら、月1回反応を確認しましょう。

例えばSNS投稿の中で、白背景の商品写真より、実際のリビング風に配置した写真の保存数が2倍多いなら、今後はコーディネート写真を増やす判断ができます。

ネットショップでも、よく売れる商品ページと売れない商品ページを比較します。

商品価格だけでなく、写真枚数、説明内容、サイズ情報に差がないか確認しましょう。

例えば写真3枚の商品より6枚の商品がよく購入されているなら、既存商品の写真を追加する価値があります。

写真編集はやりすぎないことも重要です。

葉の色を極端に鮮やかにしたり、実物より明るく見せたりすると、商品到着後に「写真と違う」と感じられる可能性があります。

明るさや傾きなど最低限の補正にとどめ、実物に近い状態を伝えることを優先しましょう。

また、傷や葉の欠けなどがある場合は、隠さずアップ写真を掲載する方法があります。

小さな傷であっても事前に伝えることで、購入後のトラブルを減らせます。

撮影ルールはスタッフ全員で共有しましょう。

例えば、

正面1枚

斜め2枚

葉アップ1枚

鉢1枚

サイズ比較1枚

の合計6枚というルールを決めます。

背景は撮影スペースA、撮影距離は商品全体が収まる位置、管理番号を必ず記録するといった簡単なマニュアルを作ります。

新人スタッフでも同じ条件で撮影できれば、商品ページ全体の統一感を維持できます。

観葉植物店の商品写真で大切なのは「おしゃれに見せること」だけではありません。

植物の状態、サイズ、樹形を正確に伝えながら、「自宅に置いたらどんな雰囲気になるか」を想像できる写真を用意することです。

1商品5〜7枚程度、週1回60分程度のまとめ撮影、月1回の反応分析を習慣化し、店舗の写真品質を少しずつ高めていきましょう。

よくある質問

Q1. 観葉植物の商品写真は何枚くらい必要ですか?

A. ネット販売では1商品5〜7枚程度を目安に、全体、斜め、葉、鉢、サイズ感などを掲載する方法があります。

Q2. 高価なカメラがないと商品写真は撮れませんか?

A. 必ずしも必要ではありません。スマートフォンでも、背景や光、撮影場所を統一することで分かりやすい写真を作れます。

Q3. 商品撮影はどのくらいの頻度で行いますか?

A. 週1回60分程度など撮影時間を固定し、20商品程度まとめて撮影する方法があります。

Q4. 大型植物では何を掲載すればよいですか?

A. 高さ、横幅、鉢サイズなど最低3項目程度の寸法と、家具などとの比較写真があるとサイズ感を伝えやすくなります。

Q5. 写真は明るく加工した方が売れますか?

A. 極端な加工は実物との差につながります。明るさや傾きなど最低限の補正にとどめ、実際の商品に近い状態を伝えましょう。

まとめ

観葉植物店の商品写真は、ネットショップやSNSにおける重要な売場です。

ネット販売では1商品5〜7枚程度を用意し、正面、斜め、葉、鉢、サイズ感などを分かりやすく伝えましょう。撮影は毎週60分程度まとめて行い、背景や撮影場所を統一すると店舗全体に一貫性が生まれます。また、月1回は投稿反応や商品ページの売れ行きを確認し、写真枚数や構図を改善することが大切です。実物以上に見せるのではなく、「届く商品を正確に、魅力的に伝える」ことを意識しましょう。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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