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多肉植物の卸売で発注量が毎回バラバラ!販売実績から仕入れ基準を作る方法
植物の仕入れ
多肉植物の卸売で発注量が毎回バラバラ!販売実績から仕入れ基準を作る方法
「同じ商品なのに担当者によって発注数が違う」「前回は20鉢、今回は5鉢など仕入れ量が安定しない」「売れ筋なのに少なく発注して欠品してしまう」。多肉植物の卸売では、発注数量を担当者の感覚だけで決めていると、在庫過多と欠品の両方が起こりやすくなります。特に複数スタッフが仕入れに関わる店舗では、明確な基準がないと判断にばらつきが生まれます。今回は「多肉植物 卸売」で販売実績を活用し、誰が担当しても同じ基準で仕入れやすくなる発注数量の決め方を紹介します。
販売実績から仕入れ基準を作る方法
多肉植物の仕入れで発注量を安定させるためには、「何鉢欲しいか」ではなく「何鉢売れているか」を基準に考えることが重要です。
例えばA商品が直近4週間で20鉢売れているなら、週平均5鉢です。B商品が4週間で8鉢なら週平均2鉢です。
この2商品を同じ10鉢ずつ仕入れると、A商品は約2週間分、B商品は約5週間分の在庫になります。
売れる速度が違うため、同じ発注数では適正在庫になりません。
まず、過去4週間または8週間の平均販売数を出しましょう。
例えば8週間で40鉢売れた商品なら、週平均5鉢です。
次に「何週間分を持つか」を決めます。
売れ筋商品なら1~2週間分、通常商品なら2~3週間分、低回転商品なら1~2鉢程度など、商品ランク別に基準を作ります。
例えば週5鉢売れるAランク商品を2週間分持つなら10鉢です。
現在庫が3鉢なら、発注目安は7鉢です。
実際には卸売ロットが6鉢や12鉢の場合があるため、ロットに合わせて6鉢または12鉢へ調整します。
週2鉢売れるB商品を3週間分持つなら6鉢が目安です。
現在庫4鉢なら追加2鉢程度ですが、最低ロットが6鉢なら、次回まで待つ判断も必要です。
このように、必要数と最低ロットを両方確認します。
商品をA・B・Cの3ランクに分類すると分かりやすくなります。
例えばAランクは月20鉢以上、Bランクは月5~19鉢、Cランクは月4鉢以下です。
Aランクは週1~2回確認し、1~2週間分を確保します。
Bランクは週1回確認し、2~3週間分を持ちます。
Cランクは月2回程度確認し、在庫1~3鉢程度に抑えます。
100品種扱っている場合でも、すべてを同じルールで管理する必要はありません。
例えばA商品20品種、B商品50品種、C商品30品種というように分ければ、売上への影響が大きい商品を優先できます。
発注数量を決める際には、現在庫だけでなく「発注済み数量」も確認しましょう。
現在庫5鉢、発注済み12鉢なら実質17鉢です。
これを忘れてさらに12鉢注文すると29鉢になります。
週5鉢売れる商品なら約6週間分です。売れ筋でも在庫を持ちすぎる可能性があります。
そのため発注表には、「現在庫」「発注済み」「週平均販売数」「発注目安」の4項目を最低限入れます。
例えばA商品、現在庫3、発注済み0、週平均5、目標在庫10なら発注7鉢程度です。
B商品、現在庫5、発注済み6、週平均2、目標在庫6なら発注不要です。
季節変動も考慮します。
例えば通常週5鉢のA商品が春は週8鉢売れるなら、3月~5月だけ目標在庫を16鉢程度へ増やす方法があります。
逆に夏は週3鉢なら6~8鉢程度へ減らします。
前年同月の販売数がある場合は参考にしましょう。
前年4月に30鉢、今年3月の売上が前年比110%なら、今年4月は33鉢前後を一つの目安にできます。
ただし、前年実績だけでなく現在の客数や販促予定も確認します。
新商品は販売実績がないため、別ルールにします。
初回は1品種3~5鉢程度から始めます。
30日で販売率70%以上なら次回10~20%増やす、30%未満なら半減または停止というルールです。
例えば5鉢中4鉢売れれば80%なので、次回6~8鉢程度へ増やします。
5鉢中1鉢なら20%なので追加しません。
発注数量の上限も設定しましょう。
例えば1品種あたり最大30鉢、または月間仕入れ予算の10%までなどです。
月間仕入れ予算100,000円なら、1品種へ10,000円以上使わないという考え方です。
原価300円の商品なら約33鉢が上限になります。
特定商品へ予算が偏ることを防げます。
大量仕入れする場合は、30日販売率も確認します。
例えば過去3回、24鉢仕入れて30日以内に20鉢以上売れている商品なら、48鉢へ増やす候補になります。
一方、24鉢中10鉢しか売れていない商品を48鉢へ増やすのは危険です。
発注量の変更幅も決めておくと安全です。
例えば前回20鉢だった商品を、いきなり50鉢へ増やすのではなく、最大20~30%ずつ増減します。
20鉢なら次回24~26鉢程度です。
急激な数量変更による過剰在庫を防ぎやすくなります。
スタッフが複数いる場合は、発注担当者を1~2名に限定し、基準表を共有します。
例えば「A商品=2週間分、B商品=3週間分、C商品=最小在庫」とA4用紙1枚にまとめます。
誰が担当しても同じ考え方で数量を決められます。
月1回は「予測販売数」と「実販売数」の差も確認しましょう。
例えば月30鉢売れる予測で30鉢仕入れたものの、実際は20鉢なら10鉢の差です。
翌月は予測を25鉢程度へ修正するなど調整します。
逆に30鉢予測で40鉢売れたなら、次回は10~20%増量を検討します。
この予測と実績の差を3~6か月記録すると、自店の発注精度が高まります。
多肉植物の卸売で発注量を安定させるには、「前回何鉢買ったか」ではなく、「過去何鉢売れたか」を基準にすることがポイントです。
過去4~8週間の平均販売数を確認し、A・B・Cランク別に在庫週数を決めれば、担当者ごとの判断のばらつきを減らせます。
よくある質問
Q1. 発注数量は何週間分を基準にするとよいですか?
A. 売れ筋は1~2週間分、通常商品は2~3週間分など、販売速度に応じて変える方法があります。
Q2. どのくらいの販売データを見ればよいですか?
A. 直近4~8週間程度を確認すると、一時的な売上変動の影響を減らしやすくなります。
Q3. 新商品の発注量はどう決めますか?
A. 初回は3~5鉢程度から試し、30日販売率を見て増減するとよいでしょう。
Q4. 発注済みの商品も在庫に含めて考えますか?
A. はい。現在庫+発注済み数量で実質在庫を確認すると重複発注を防ぎやすくなります。
Q5. 発注量は一度に大きく増やしてもよいですか?
A. 急激な増量は避け、前回数量から10~30%程度ずつ調整する方法が安全です。
まとめ
多肉植物の卸売で発注量を安定させるには、過去4~8週間の平均販売数から必要在庫を計算することが重要です。売れ筋は1~2週間分、通常商品は2~3週間分を目安にし、現在庫と発注済み数量を確認して必要数を決めましょう。新商品は3~5鉢程度から始め、30日販売率を見ながら10~30%ずつ調整することで、欠品と過剰在庫を減らしやすくなります。
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