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豊明卸問屋マガジン

【大型観葉植物を仕入れたのに何か月も売れない!卸売市場仕入れ後の在庫を動かす方法】

植物の仕入れ

【大型観葉植物を仕入れたのに何か月も売れない!卸売市場仕入れ後の在庫を動かす方法】

「存在感のある大型観葉植物を仕入れたのに全然売れない」「売場の目玉にはなるけれど、1鉢が何か月も残っている」と困っていませんか。大型観葉植物は客単価を高めやすく、店舗やオフィス向けにも提案できる一方、価格が高く、設置スペースも必要なため小型植物より販売期間が長くなりやすい商品です。今回は、観葉植物卸売市場で仕入れた大型商品が長期在庫になったときに、値下げだけに頼らず販売を促進する方法を具体的に解説します。

大型植物の展示・提案・販売期限を見直して在庫を動かす

大型観葉植物は、売場へ1鉢置くだけでも強い存在感があります。高さ150cm、180cm、200cmといった商品は店舗全体の雰囲気を変えられるため、品揃えとして重要です。

一方で、小型植物と同じ販売速度を期待すると仕入れ判断を誤ることがあります。

例えば3号植物が平均14日で売れる店舗でも、大型8〜10号は平均45〜60日かかる場合があります。

問題は、60日、90日を超えても何も対策せず同じ場所へ置き続けることです。

1つ目は「大型商品の販売日数を別管理すること」です。

小型商品と同じ30日基準だけで判断せず、大型は30日、60日、90日の3段階で確認します。

30日では売場と販促を変更、60日では販路を追加、90日では価格・仕入れ継続まで見直す流れです。

2つ目は「売場の正面を変えること」です。

大型植物は見る角度によって樹形の印象が大きく変わります。

市場で仕入れたときに正面写真を撮り、店舗でも一番きれいな面を通路側へ向けます。

週1回程度向きを確認し、葉が壁側へ向き過ぎていないかも見ます。

3つ目は「家具と一緒に展示すること」です。

単体で置くより、ソファ、椅子、テーブルなどと組み合わせたほうが設置イメージを伝えやすくなります。

例えば高さ180cmの商品なら、椅子やサイドテーブルの横へ置くことでお客様が自宅でのサイズ感を想像しやすくなります。

4つ目は「サイズを数字で伝えること」です。

「大型」とだけ表示するのではなく、全高約180cm、横幅約90cm、鉢径約30cmなど3項目程度をPOPへ記載します。

購入を検討するお客様は、玄関やリビングに入るかを判断する必要があります。

数字がなければ「大き過ぎるかも」と感じて購入を諦める場合があります。

5つ目は「配送対応を明確にすること」です。

大型植物が売れない理由が、商品ではなく「どうやって持ち帰るのか分からない」ことの場合があります。

配送可能地域、配送費、納期などを店頭で明確にします。

例えば「市内配送3,000円〜」「○円以上購入で配送相談」など、店舗ルールを分かりやすく表示します。

6つ目は「法人向けに提案すること」です。

大型観葉植物は家庭だけでなく、オフィス、美容室、クリニック、飲食店、ホテルなど幅広い用途があります。

60日以上残った商品は、店頭で待つだけでなく法人顧客へ提案します。

例えば月10社へ写真付きで案内し、3か月で30社へ紹介するだけでも接触機会を増やせます。

7つ目は「ECで1点物として掲載すること」です。

大型植物は樹形の個体差が大きいため、現物写真を5〜8枚程度掲載します。

正面、左右、全体、株元、葉のアップなどを撮影し、「この商品そのものが届く」と分かる形にします。

店頭商圏だけでは購入者が限られるため、ECを使うことで対象地域を広げられます。

8つ目は「30日ごとに写真を撮り直すこと」です。

植物は成長するため、仕入れ時より樹形が良くなる場合があります。

60日前の写真をそのまま使うより、現在の状態で撮影し直したほうが魅力を正確に伝えられます。

9つ目は「鉢カバーを変更すること」です。

大型植物は鉢との組み合わせで印象が大きく変わります。

例えば植物19,800円+鉢カバー8,000円のセットで27,800円として提案する、あるいは鉢カバーを3種類から選べる形にする方法があります。

単純値下げ以外の選択肢を作れます。

10個目は「90日商品を目立つ場所へ移すこと」です。

大型商品は置き場所を動かしにくいため、同じ場所に固定されがちです。

90日以上の商品は入口、レジ付近、窓側など別の場所へ7〜14日間移し、販売反応を確認します。

11個目は「値下げ前に特典を付けること」です。

販売価格2万円の商品をいきなり10%下げると2,000円の粗利益が減ります。

その代わりに配送無料、鉢カバー割引、管理説明付きなど、原価の低い特典を付ける方法があります。

例えば配送原価1,000円であれば、2,000円値下げより利益を守りやすくなります。

12個目は「仕入れ価格と売場占有期間を見ること」です。

仕入れ3万円の商品が90日間1平方メートルを使っている場合、その場所で別商品を販売した場合の売上機会も考える必要があります。

大型在庫は金額だけでなく「スペースを何日使ったか」でも評価します。

13個目は「大型商品比率を決めること」です。

大型商品が売れないからと全廃する必要はありません。

例えば全在庫金額の15〜20%、売場面積の20%以内など上限を作ります。

全在庫100万円なら大型商品15〜20万円程度です。

14個目は「仕入れ数量を1鉢単位で調整すること」です。

大型は1鉢増えるだけでも在庫負担が大きくなります。

同じ商品を3鉢仕入れて60日で1鉢しか売れなかったなら、次回は1鉢だけにするなど大胆に調整します。

15個目は「売れた大型商品の共通点を記録すること」です。

高さ、価格、樹形、品種、販売日数を残します。

例えば1万〜2万円、高さ150〜170cmの商品は平均30日で売れ、3万円以上・200cm前後は90日以上かかるなど傾向が分かれば、市場での仕入れ判断に活用できます。

観葉植物卸売市場で大型植物を仕入れる際は、「立派だから売れる」と考えず、価格・サイズ・配送・販売チャネルまで考える必要があります。売れ残った場合も、値下げする前に見せ方や販路を変えることで販売チャンスを増やせます。

よくある質問

Q1. 大型観葉植物は何日売れなければ見直すべきですか?

A. 30日で販促、60日で販路、90日で価格や仕入れ継続まで見直す方法があります。

Q2. 大型植物は店頭以外でも販売できますか?

A. 法人営業、ECの1点物販売、SNSなど複数の販売ルートを活用できます。

Q3. 値下げ前にできることはありますか?

A. 売場変更、鉢カバー変更、配送特典、法人提案、写真撮り直しなどがあります。

Q4. 大型商品は何鉢仕入れるべきですか?

A. 初回や低回転商品は1鉢から始め、販売実績を確認して追加すると在庫リスクを抑えられます。

Q5. 大型商品の売れ筋はどう分析しますか?

A. 品種だけでなく、高さ、価格、横幅、販売日数を記録すると、自店で売れやすい規格を把握しやすくなります。

まとめ

大型観葉植物が長期在庫になった場合は、すぐ値下げするのではなく、30日・60日・90日の節目で販売方法を変更しましょう。サイズ表示、家具との展示、配送案内、法人提案、ECの1点物掲載などを組み合わせることで販売機会を増やせます。また、大型商品は在庫金額と売場面積の両方で上限を決め、1鉢単位で仕入れ数量を調整することが重要です。売れた大型商品の価格・サイズ・販売日数を記録し、次回の卸売市場仕入れへ活かしましょう。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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