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【仕入れた観葉植物が売場で止まってしまう!卸売市場仕入れ後の滞留在庫を減らす方法】
植物の仕入れ
【仕入れた観葉植物が売場で止まってしまう!卸売市場仕入れ後の滞留在庫を減らす方法】
「市場では売れそうに見えたのに、店頭へ並べると全然動かない」「入荷直後は反応があったのに、その後は何週間も残っている」と悩んでいませんか。観葉植物卸売市場で良い商品を仕入れても、売場での見せ方や在庫管理が適切でなければ販売速度は落ちます。特に30日、60日と滞留する商品が増えると、管理時間や値下げリスクも高くなります。今回は、卸売市場から仕入れた観葉植物を長期在庫にしないための具体的な改善方法を解説します。
仕入れ後の滞留日数を管理して売場在庫を動かす
観葉植物卸売市場で商品を仕入れた後、最も避けたいのが「何となく売場に置いたままになること」です。
植物は雑貨とは違い、店頭にあるだけでも水やり、葉の清掃、剪定、害虫チェックなどの管理が必要です。売れない期間が長くなるほど、管理コストや品質低下のリスクが高まります。
例えば1鉢の状態確認に週2分かかるとして、長期在庫が50鉢あれば週100分、月では約400分、6時間以上の管理時間が必要になります。
そのため、仕入れ後は「売れたかどうか」だけでなく、「何日売場にいるか」を管理することが重要です。
1つ目は「入荷日を必ず記録すること」です。
品種名と価格だけでなく、入荷日を商品管理表へ記録します。例えば8月1日入荷なら、8月15日時点で14日、8月31日なら30日と分かります。
管理上は、0〜14日、15〜30日、31〜60日、61日以上の4区分にすると分かりやすくなります。
2つ目は「14日で一度確認すること」です。
入荷から14日経っても販売率が低い商品は、早い段階で対策を行います。
例えば10鉢仕入れた商品が14日後に8鉢残っている場合、販売率は20%です。この時点で「まだ2週間だから」と放置するのではなく、売場、価格、POP、写真などを確認します。
3つ目は「売場位置を変えること」です。
同じ商品でも置き場所によって売れ方が変わる場合があります。
例えば売場奥で14日間動かなかった商品を入口付近やレジ周辺へ7日間移動し、反応を比較します。大型観葉植物なら入口、小型なら目線の高さなど、商品の特徴に合わせて変更します。
4つ目は「POPを追加すること」です。
品種名と価格だけでは、お客様が購入理由を見つけられない場合があります。
「初心者向け」「リビングにおすすめ」「乾燥に比較的強い」「ギフトにも使いやすい」など、用途を1〜2個伝えます。
例えば30日以上残っている商品10品種にPOPを付け、14日間販売結果を比較します。10品種中6品種が売れれば、説明不足が原因だった可能性があります。
5つ目は「鉢カバーと組み合わせること」です。
植物単体では魅力が伝わりにくい場合、インテリアとして完成した状態を見せる方法があります。
例えば植物3,980円、鉢カバー2,000円を組み合わせてセット展示し、単品でもセットでも購入できるようにします。
6つ目は「30日で仕入れ数量を見直すこと」です。
30日経過して半数以上残る商品は、次回仕入れ数量を減らします。
例えば毎回12鉢仕入れて30日後に7鉢残るなら、次回は6鉢程度へ半減します。それでも残る場合は3鉢へ減らす、または一時的に仕入れを止めます。
7つ目は「60日で販売方法を変えること」です。
60日以上残る商品は、通常売場で待つだけでは改善しにくい場合があります。
SNS再紹介、セット提案、法人提案、売場テーマ変更など、別の販売ルートを試します。必要に応じて5〜15%程度の価格見直しも検討します。
8つ目は「長期在庫金額を見ること」です。
鉢数だけではなく、金額でも管理しましょう。
例えば60日以上の在庫が20鉢でも、1鉢500円なら1万円です。一方、10鉢しかなくても1鉢1万円なら10万円です。
月末在庫100万円のうち60日以上が20万円なら、長期在庫比率20%です。まず15%以下、次に10%以下など段階的な目標を設定します。
9つ目は「滞留商品の共通点を探すこと」です。
3か月程度記録すると、「大型ばかり残る」「7,000円以上の商品が動かない」「斑入り植物だけ遅い」など傾向が見えてきます。
その結果を次回の市場仕入れへ反映します。
10個目は「売れた商品も同じように記録すること」です。
滞留在庫だけを見るのではなく、7日以内、14日以内に売れた商品も残します。
例えば14日以内販売率80%以上の商品を翌月10〜20%増やし、60日以上残る商品を20〜50%減らすことで、売場全体の回転率を改善できます。
観葉植物卸売市場での仕入れ成功は、買った瞬間には決まりません。仕入れ後14日、30日、60日と結果を追い、売れない商品を早めに改善することで初めて仕入れ精度が高まります。
よくある質問
Q1. 何日売れなければ滞留在庫と考えればよいですか?
A. まず14日で状況を確認し、30日以上残る商品は重点的に見直す方法があります。
Q2. 30日残った商品はすぐ値下げすべきですか?
A. まず売場変更、POP、セット展示などを試し、それでも動かなければ価格調整を検討しましょう。
Q3. 長期在庫は鉢数だけ見ればよいですか?
A. いいえ。在庫金額も確認し、高額商品が長期間残っていないか把握することが重要です。
Q4. 次回仕入れ量はどのくらい減らせばよいですか?
A. 30日で半数以上残る場合は20〜50%程度減らし、次月の販売状況を確認するとよいでしょう。
Q5. 滞留在庫の分析はどのくらいの頻度で行えばよいですか?
A. 月1回、14日・30日・60日の区分で確認すると継続しやすくなります。
まとめ
卸売市場から仕入れた観葉植物を長期在庫にしないためには、入荷後14日・30日・60日の3段階で確認することが重要です。14日で売場やPOPを見直し、30日で次回仕入れ数量を調整し、60日で販売ルートや価格まで再検討しましょう。また、鉢数だけでなく長期在庫金額を確認し、月末在庫全体に占める割合を10〜15%以下へ近づけることも有効です。仕入れと販売結果をつなげることで、在庫回転の良い売場を作れます。
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