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【季節商品の仕入れ時期が分からない!観葉植物卸売市場で売り逃しを防ぐ先読み仕入れ術】
植物の仕入れ
【季節商品の仕入れ時期が分からない!観葉植物卸売市場で売り逃しを防ぐ先読み仕入れ術】
「欲しい季節商品を探し始めた頃には市場在庫が少ない」「仕入れが遅れて販売のピークを逃した」と悩んだ経験はありませんか。観葉植物卸売市場では、品種やサイズによって出荷が増える時期や需要が高まるタイミングが異なります。必要になってから探すのでは遅い商品もあるため、1〜2か月先を見ながら仕入れ計画を立てることが重要です。今回は、季節商品の売り逃しを防ぐために、観葉植物卸売市場でどのように先読みして仕入れればよいのかを具体的に解説します。
季節ごとに変わる需要を先読みして売り逃しを防ぐ仕入れ
観葉植物は一年中販売できる商品ですが、すべての品種が年間を通して同じように動くわけではありません。春の新生活、初夏のインテリア需要、夏の涼しげなグリーン需要、秋の模様替え、年末年始の贈答需要など、季節ごとに売れやすい商品が変化します。
そのため、観葉植物卸売市場を利用する際は「今売れている商品」だけを見るのではなく、「4〜8週間後に何が売れそうか」を考えることが大切です。
例えば3月中旬から新生活需要が高まる店舗なら、3月に入ってから慌てて探すのではなく、1月下旬〜2月上旬頃から小型・中型観葉植物の入荷状況を確認します。市場の出荷量が増え始めるタイミングを見ながら、第一弾を少量で仕入れ、その後2〜3週間単位で追加する方法が安全です。
季節商品の仕入れで最初に確認したいのが「前年同月の販売数」です。例えば前年4月に120鉢売れ、通常月が80鉢なら、4月は通常の1.5倍程度動いたことになります。この場合、今年も同程度の需要を想定するなら、3月下旬から在庫量を通常より20〜40%程度増やす検討ができます。
ただし、前年実績だけで数量を決めるのは危険です。前年にSNSで話題になった商品や大型案件が入っていた場合、今年は同じように売れない可能性があります。そこで、前年販売数に加え、直近3か月の売上推移と問い合わせ件数も確認しましょう。
例えば前年同月100鉢、直近3か月平均90鉢、予約・問い合わせが10件あるなら、100〜110鉢程度を一つの目安として考える方法があります。
2つ目は「市場への入荷頻度」を記録することです。特定の商品が毎週安定して入荷するのか、月1〜2回程度しか見かけないのかで仕入れ方法は変わります。
毎週入る定番商品なら在庫を抱え過ぎる必要はありません。一方、月1回程度しか見かけない商品は、販売見込みが高ければ少し早めに確保する必要があります。
例えば季節商品を市場で見つけた日、品種名、サイズ、価格、生産者、入荷数量の5項目を記録します。1年間続けると「この品種は2月頃から増える」「このサイズは5月に少なくなる」といった傾向が見えやすくなります。
3つ目は「仕入れを一度で完了させないこと」です。季節商品が売れそうだからと、2か月分を一度に仕入れると、予想が外れた際の在庫リスクが大きくなります。例えば100鉢必要だと予測しても、最初に40鉢、2週間後に30鉢、その後売れ行きを見て30鉢追加するなど分散します。
この方法なら、最初の40鉢が思ったほど動かなければ、次回数量を20鉢へ減らすなど調整できます。
4つ目は「売り場展開の開始日から逆算すること」です。4月1日から新生活フェアを行うなら、3月31日に仕入れればよいわけではありません。検品、値付け、POP作成、写真撮影などを考えると、少なくとも3〜7日前には商品を揃えておきたいところです。
特に100鉢以上をまとめて展開する場合は、入荷後の作業時間も考慮します。1鉢あたり検品と値付けに2分かかれば、100鉢で200分、約3時間20分必要です。
5つ目は「季節商品の終了時期も決めること」です。始めるタイミングだけでなく、いつまで売るのかも重要です。例えば季節フェア終了の2週間前から追加仕入れを止め、残った在庫を通常売場へ移すなど出口戦略を作ります。
イベント終了後に30鉢、50鉢と在庫が残ると、その後の売場スペースを圧迫します。終了予定日の14日前に在庫率を確認し、残数が販売予測を上回っている場合は仕入れ停止や陳列変更を行いましょう。
6つ目は「複数の仕入れルートを持つこと」です。季節需要のピーク時には、市場在庫が一気に減ることがあります。メイン市場に加え、オンライン卸や生産者など2〜3か所の情報源を持っておくと、欠品時の補完がしやすくなります。
季節商品の仕入れで重要なのは、完璧に予測することではなく、早めに情報を取り、少量から始めて段階的に増やすことです。4〜8週間先を意識して市場情報を確認し、2週間ごとに数量を修正すれば、売り逃しと在庫過多の両方を抑えやすくなります。
よくある質問
Q1. 季節商品の仕入れは何週間前から考えればよいですか?
A. 商品によりますが、販売開始の4〜8週間前から市場情報を確認すると準備しやすくなります。
Q2. 季節商品は一度にまとめて仕入れたほうがよいですか?
A. 予測が外れるリスクがあるため、2〜3回に分けて仕入れる方法がおすすめです。
Q3. 前年実績だけで数量を決めてもよいですか?
A. 前年実績に加えて直近3か月の販売数や問い合わせ数も確認すると精度が上がります。
Q4. フェア開始の何日前に商品を入荷すればよいですか?
A. 検品や値付けを考え、3〜7日前程度に揃えると余裕を持って準備できます。
Q5. 季節商品の売れ残りを減らす方法は?
A. 終了日の2週間前から追加仕入れを抑え、在庫状況を見ながら販売方法を調整すると効果的です。
まとめ
観葉植物卸売市場で季節商品を仕入れる際は、必要になってから探すのではなく、4〜8週間先を見ながら準備することが重要です。前年同月、直近3か月、問い合わせ数など複数の数字を確認し、最初は必要数量の30〜50%程度から仕入れるとリスクを抑えられます。また、2週間ごとに販売状況を見直し、追加数量を調整しましょう。販売開始と終了の両方を決めておくことで、売り逃しと余剰在庫を防ぎやすくなります。
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