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豊明卸問屋マガジン

ビカクシダをEC販売用に仕入れたのに利益が残らない!通販向け商品の選び方

植物の仕入れ

ビカクシダをEC販売用に仕入れたのに利益が残らない!通販向け商品の選び方

「店舗では売れるビカクシダがネットでは動かない」「EC販売を始めたら送料や梱包費が想像以上にかかった」と困っていませんか?ビカクシダを通販で販売する場合、店頭販売とは異なり、商品代だけでなく梱包サイズ、配送コスト、撮影作業、販売手数料などを考慮して仕入れる必要があります。大型株や葉張りの大きな商品は魅力的でも、配送費が高くなれば利益を確保しにくくなることがあります。今回は、ビカクシダをEC販売向けに仕入れる際の具体的な判断基準を解説します。

梱包費・撮影工数・サイズを含めてEC向け商品を選ぶ

ビカクシダをECサイトで販売する場合、店頭販売と同じ基準で仕入れると、予想より利益が少なくなることがあります。

最大の違いは、商品をお客様のもとへ安全に配送する必要があることです。

店舗なら仕入れた商品をそのまま展示できますが、通販では段ボール、緩衝材、固定資材などが必要になります。

たとえば仕入れ価格3,000円の商品を6,000円で販売するとします。

一見すると3,000円の価格差があります。

しかし、段ボール400円、緩衝材150円、その他資材150円、配送関連費1,200円、販売手数料600円がかかれば、追加コストは2,500円です。

この場合、単純計算では利益余地が500円程度まで縮小することがあります。

そのため、EC向け仕入れでは「仕入れ原価+通販関連コスト」で考える必要があります。

まず確認したいのが商品サイズです。

ビカクシダは葉が横へ広がるため、株そのものは小さくても大きな箱が必要になることがあります。

葉張り30cmの商品と葉張り80cmの商品では、梱包サイズが大きく異なります。

大型になるほど配送費が高くなるだけでなく、葉折れを防ぐための梱包作業も複雑になります。

そこで最初は、小型・中型商品を中心に仕入れる方法があります。

EC向けに20株仕入れるなら、小型10株、中型7株、大型3株程度にし、発送実績を確認します。

大型商品については、送料を別途設定して利益を確保できるか事前に計算しましょう。

次に重要なのが梱包時間です。

1件の梱包に15分かかる商品と、40分かかる商品では作業コストが大きく異なります。

仮に1日10件発送する場合、15分なら150分、40分なら400分、つまり約6時間40分必要になります。

売上だけでなく作業時間まで考えなければ、注文が増えるほどスタッフ負担が大きくなる可能性があります。

そのため、仕入れ前にテスト梱包を行う方法があります。

小型、中型、大型それぞれ1株ずつ実際に箱へ入れ、「使用資材」「梱包時間」「完成サイズ」を記録します。

これにより、どの商品が通販に向いているか判断しやすくなります。

商品写真も重要です。

ビカクシダは一株ごとの個体差があるため、ECではできるだけ多くの情報を掲載します。

最低でも正面、横、株元、サイズ比較、使用イメージの5枚程度を用意すると特徴を伝えやすくなります。

個体販売する場合は、1株につき5枚撮影します。

20株なら100枚の写真が必要になります。

撮影1株5分、画像整理5分とすると、20株で約200分、3時間以上かかる計算です。

つまり、個体撮影の手間も仕入れ数量に影響します。

大量に仕入れても商品登録が追いつかなければ、在庫として眠る可能性があります。

商品説明にはサイズを具体的に記載しましょう。

「5号」「中型」だけでなく、「高さ約35cm、葉張り約45cm、鉢直径約15cm」など最低3つの数値を記載すると、購入者がサイズ感を判断しやすくなります。

板付けの場合は、板の縦幅、横幅も追加します。

返品や問い合わせを減らすためにも、個体差についての説明が重要です。

「葉姿には個体差があります」「輸送時に葉の向きが変わる場合があります」など、植物商品であることを分かりやすく説明します。

ただし、傷や状態について曖昧にするのではなく、販売株に目立つ特徴がある場合は個別写真で示すことが大切です。

EC向け仕入れでは販売率も記録しましょう。

たとえば小型10株、中型10株、大型5株を掲載し、30日後に小型8株、中型5株、大型1株売れた場合、それぞれ80%、50%、20%です。

次回は小型を12〜15株へ増やし、大型を1〜2株まで減らすなど調整できます。

さらに「閲覧数に対する購入率」も確認できれば理想的です。

小型商品ページが100回見られて5件売れれば購入率5%、大型商品が100回見られて1件なら1%です。

こうした数字を3か月程度記録すると、ECで売れやすい価格帯やサイズが分かってきます。

発送トラブルも記録しましょう。

月50件発送して葉折れなどの問い合わせが2件なら発生率4%です。

特定サイズの商品だけトラブルが多い場合、梱包方法か商品選定を見直します。

目標としてトラブル率をできるだけ低く保つため、月1回梱包方法を確認することも重要です。

また、ECでは在庫の鮮度も大切です。

商品掲載から60日以上動かない商品は、写真を撮り直したり、カテゴリーを変更したり、商品説明を改善したりします。

90日以上販売されない場合は、次回の仕入れ対象から外すなど基準を決めておくと在庫が増えにくくなります。

ビカクシダのEC仕入れでは、「仕入れ価格が安い」「見た目が良い」だけで選ぶのではなく、梱包サイズ、送料、作業時間、商品撮影、販売率まで含めて考える必要があります。

まずは10〜20株程度からテストし、30日・60日・90日単位で販売データを確認することが重要です。

ECで扱いやすいサイズ、価格、仕立てが分かれば、利益を確保しながら商品数を増やしやすくなります。

よくある質問

Q1. EC販売用のビカクシダは何株から仕入れるとよいですか?

A. 最初は10〜20株程度からテストし、サイズ別、価格帯別の販売率を確認する方法があります。

Q2. 大型ビカクシダはネット販売に向いていませんか?

A. 販売可能ですが、梱包サイズと送料が大きくなりやすいため、利益計算を事前に行うことが重要です。

Q3. 商品写真は何枚くらい必要ですか?

A. 正面、横、株元、サイズ比較、使用イメージなど、最低5枚程度を一つの目安にすると商品の特徴を伝えやすくなります。

Q4. EC用商品の売れ行きは何日で判断しますか?

A. まず30日、60日、90日の3段階で確認し、長期在庫商品の写真や説明、次回仕入れ数量を見直します。

Q5. EC仕入れで忘れやすいコストは何ですか?

A. 梱包資材、送料、販売手数料、撮影・登録作業、梱包作業などです。仕入れ価格だけではなく総コストで利益を計算しましょう。

まとめ

ビカクシダをEC販売用に仕入れる場合は、仕入れ価格だけでなく梱包、配送、撮影、販売手数料まで含めて利益を考える必要があります。最初は小型・中型を中心に10〜20株程度から始め、30日・60日・90日の販売率を確認しましょう。商品写真を最低5枚程度用意し、サイズを具体的な数字で掲載することも重要です。通販に向いたサイズと価格帯をデータから見つけることで、送料や作業負担を抑えながら利益の残るビカクシダ仕入れにつなげられます。

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この記事の作成者

豊明卸問屋ドットコム 編集部

鉢物植物を中心に卸売ネット通販を行っている豊明卸問屋ドットコムの編集部です。

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